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【2025-2026年冬】浅草とスカイツリー®が光で繋がる!「東京下町回遊 竹あかり」で体験する、幻想的な日本の夜

【2025-2026年冬】浅草とスカイツリー®が光で繋がる!「東京下町回遊 竹あかり」で体験する、幻想的な日本の夜

  • Written by: 寄稿ライター
公開日: 2025/10/31

東京の夜。きらびやかなネオンや高層ビルからの夜景も素晴らしいですが、この冬、まったく新しい、心の奥深くに響く光の絶景に出会ってみませんか?

2025年11月7日から2026年1月31日まで、東京の下町エリア(浅草東京スカイツリータウン周辺)で、日本の伝統とアートが融合した光の祭典「東京下町回遊 竹あかり」が開催されます。

この記事を読めば、あなたの次の東京旅行のプランに「竹あかり」が加わるはず。
これは単なるイルミネーションではなく、日本の魂に触れる光の物語だからです。

目次
  1. そもそも「東京下町回遊 竹あかり」とは?
  2. なぜ、あなたの旅に「竹あかり」が必要なのか?
  3. エリア別徹底ガイド!幻想的な6つのライトアップスポット巡り
  4. 見るだけじゃない!特別な夜を彩る「体験」イベント4選
  5. おすすめ!幻想的な夜を巡るモデルコース
  6. イベント基本情報&アクセス
  7. この冬、あなたの心に灯る、忘れられない光の物語を

そもそも「東京下町回遊 竹あかり」とは?

まず、知っていただきたいこと。これは、クリスマスツリーに飾られるような西洋的なイルミネーションとは全く異なるものです。

主役は、日本人にとって古来より身近な存在である「竹」。
その竹に、無数の穴を開けてデザインし、内側から光を灯す。そこからこぼれる光と影が、周囲の空間を幻想的に染め上げる…それが「竹あかり」です。

日本最高峰のアート集団「CHIKAKEN」が紡ぐ光の芸術

日本最高峰のアート集団「CHIKAKEN」が紡ぐ光の芸術

この壮大な光の演出を手掛けているのは、日本を代表する竹あかりの演出制作ユニット「CHIKAKEN(ちかけん)」。

彼らの名前を聞いてピンと来た方は、かなりの日本通かもしれません。何を隠そう、彼らは2016年の「G7伊勢志摩サミット」や2023年の「G7広島サミット」でも、会場の演出を手掛けた日本最高峰のアート集団なのです。国の重要行事で日本の顔として選ばれるほどの、本物のアーティストたちが、東京の下町を舞台にその腕を振るいます。

今年のハイライト!浅草とスカイツリーが「400mの光の道」で繋がる

今年のハイライト!浅草とスカイツリーが「400mの光の道」で繋がる

今年で4年目を迎えるこのイベント、最大の注目ポイントは、その「規模の拡大」です。
これまでも人気だった東京ミズマチ®や牛嶋神社に加え、今年は北十間川(きたじっけんがわ)河川テラスのライトアップエリアが、源森橋から小梅橋まで大きく拡大。その長さ、なんと約400メートル。
これにより、歴史と伝統の街・浅草エリアと、未来的な東京のシンボル・東京スカイツリータウンエリアが、竹あかりの温かな「光の道」で初めて一つに繋がるのです。

東京の「過去」と「未来」を繋ぐ光の散歩道。想像するだけで、ワクワクしてきませんか?

なぜ、あなたの旅に「竹あかり」が必要なのか?

「東京には見どころがたくさんあるのに、なぜわざわざ?」
そう思うかもしれません。しかし、訪日旅行者のあなたにこそ、このイベントを体験してほしい明確な理由があります。

ゴールデンルートの「夜」が完璧になる

多くの旅行者が訪れる浅草東京スカイツリー。昼間は活気にあふれるこのエリアも、夜になると「何をしよう?」と迷いがちでした。このイベントは、その悩みを完璧に解決します。浅草寺で参拝し、スカイツリーに登った後、その間の道のりを「最も幻想的な散歩道」として楽しめるのです。

「本物の日本」の美意識に触れられる

まばゆい光で空間を埋め尽くすイルミネーションとは違い、「竹あかり」は「光と影」を楽しむ日本独特の美意識に基づいています。竹の隙間からこぼれる柔らかな光、水面に揺れる光の反射…。それは、静けさの中に美を見出す、日本の「わびさび」にも通じる精神性そのものです。

ただ見るだけではない、「体験」が待っている

後ほど詳しくご紹介しますが、このイベントは美しい景色を眺めるだけではありません。水上コンサートやナイトクルーズ、マルシェ、さらには自分で竹あかりを作るワークショップまで、五感で楽しむコンテンツが満載なのです。

エリア別徹底ガイド!幻想的な6つのライトアップスポット巡り

では、具体的にどこで、どんな光景に出会えるのでしょうか。広大なエリアを6つの必見スポットに分けてご紹介します!

1.【メイン】北十間川河川テラス (枕橋~小梅橋間)

今年最も注目すべきメインエリアです。約400メートルにわたり、無数の「竹毬(たけまり)」と呼ばれる球体のオブジェが水辺を彩ります。水面に浮かんでいるかのように見える竹毬と、水面に映る光が織りなす風景は、まさに幻想的の一言。

  • 北十間川河川テラス
    • 住所 東京都墨田区向島1丁目23−16
    • 最寄駅 都営浅草線/東京メトロ半蔵門線押上駅より徒歩3分
      東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅より徒歩3分

2.【伝統と光】牛嶋神社

2.【伝統と光】牛嶋神社

地元で深く親しまれている牛嶋神社も、竹あかりの光に包まれます。4年目を迎え、もはや冬の風物詩となったライトアップです。神社の厳かな雰囲気と竹あかりの温かな光が融合し、非常に日本的な情緒を感じられる空間です。

撮影のヒント
  • 牛嶋神社は、東京スカイツリーをバックに竹毬が浮かんで見える、絶好の撮影スポットでもあります。
  • 牛嶋神社
    • 住所 東京都墨田区向島1丁目4−5
    • 最寄駅 都営浅草線「本所吾妻橋駅」 徒歩5分
      東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」 徒歩5分
      東京メトロ銀座線「浅草駅」 徒歩10分

3.【光のトンネル】すみだリバーウォーク

3.【光のトンネル】すみだリバーウォーク

浅草東京スカイツリータウンを結ぶ最短ルートの歩道橋「すみだリバーウォーク」。
ここには、竹あかりで作られた美しいアーチが出現します。
まるで光のトンネルをくぐるように、スカイツリーに向かって歩く体験は格別です。

  • すみだリバーウォーク
    • 住所 東京都墨田区向島1丁目1
    • 最寄駅 東京メトロ銀座線浅草駅5番出口|徒歩7分
      東武スカイツリーライン浅草駅北口|徒歩3分

4.【みんなのアート】隅田公園

4.【みんなのアート】隅田公園

すみだリバーウォークに隣接する隅田公園。
ここには、後述する「竹あかりワークショップ」に一般の参加者が参加して制作した、世界に一つだけの竹あかりが展示されます。

一つひとつの作品に込められた想いを感じながら、温かな光の道を散策してみてください。

  • 隅田公園
    • 住所 131-0033 東京都墨田区
      地図をみる
    • 最寄駅 浅草 駅 (東京メトロ銀座線 / 都営浅草線 / 東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン) / つくばエクスプレス)
      徒歩5分

5.【カフェと絶景】タリーズコーヒー花川戸隅田公園店

5.【カフェと絶景】タリーズコーヒー花川戸隅田公園店

散策に疲れたら、ここで一息。隅田川沿いにあり、テラス席からは東京スカイツリーを一望できる絶好のロケーションです。昨年リニューアルされた際に設置された竹あかりのオブジェが、今年も冬の隅田川沿いを彩ります。温かいコーヒーを片手に、光の絶景を楽しむ…最高の時間ですね。

  • タリーズコーヒー 花川戸隅田公園店
    • 住所 東京都台東区花川戸1丁目1−31 内 隅田公園
    • 最寄駅 メトロ銀座線・東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩3分
      都営浅草線「浅草」駅より徒歩5分

6.【天空の余韻】東京スカイツリー5階出口フロア

6.【天空の余韻】東京スカイツリー5階出口フロア

スカイツリーの展望台で空中散歩を楽しんだ後も、感動は終わりません。
お帰りの出口フロアには、竹あかりのオブジェが設置されます。東京スカイツリーのパネルを背景にしたオブジェが、あなたの素晴らしい体験の最後を華やかにお見送りしてくれます。

見るだけじゃない!特別な夜を彩る「体験」イベント4選

このイベントの真骨頂は、美しい「体験」が用意されていることです。

日程が合うなら、ぜひ参加してみてください!

1.【水上の音楽会】新日本フィルハーモニー交響楽団による水上コンサート

竹あかりが灯る河川テラスを観客席に、なんと水上でコンサートが開催されます。演奏するのは、日本を代表するオーケストラ「新日本フィル」のメンバー。弦楽四重奏の美しい調べが、竹あかりと水面に響き渡ります。昨年大好評だったため、今年はなんと二部開催に。

  • イベント期間・場所
    日 時:2025年11月22日(土)
    (一部)16:00~16:40
    (二部)19:00~19:40
    場 所:北十間川河川テラス (枕橋~小梅橋間)

2.【水面からの絶景】竹あかりクルーズ

2.【水面からの絶景】竹あかりクルーズ

地上から見る景色も素晴らしいですが、船の上から眺める竹あかりは、また格別です。

北十間川テラスやすみだリバーウォークの竹あかりを、水面という特等席から楽しむナイトクルーズ。浅草やスカイツリータウンの夜景も一度に楽しめ、忘れられない夜になるでしょう。

  • イベント期間・場所
    日 程:2025年11月23日(日)、24日(月・祝)、12月18日(木)、19日(金)、 20日(土)、21日(日)、2026年1月30日(金)、31日(土)
    時間帯:17時~20時頃
    場 所:小梅橋船着場
    料 金:2,200円~2,800円(税込) ※ドリンク1杯付き

3.竹あかりマルシェ(今年から開催)

今年から新たに開催される「竹あかりマルシェ」。水上コンサートやクルーズの開催日にあわせて、小梅橋船着場付近に約5店舗の飲食や物販の屋台が出店します。
温かい飲み物や軽食を片手に、美しい光の中を散策するのはいかがでしょうか。

  • イベント期間・場所
    日 程:2025年11月22日(土)、23日(日)、24日(月・祝)、12月18日(木)、 19日(金)、20日(土)、21日(日)、2026年1月30日(金)、31日(土)
    時間帯:17時~20時頃
    場 所:北十間川河川テラス 小梅橋船着場付近
    料 金:無料

4.【思い出作り】竹あかりワークショップ

なんと、あの竹あかりを自分で作るワークショップに無料で参加できます。浅草で人力車を引く「東京力車」の車夫たちが、楽しく作り方を教えてくれます。
自分で作った竹あかりは、1本は隅田公園に展示され、光の道の一部になります。

あなたの作品が、東京の夜景を彩るのです!

  • イベント期間・場所
    日 程:2025年10月15日(水)、18日(土)、19日(日)、22日(水)、25日(土)、 26日(日)、29日(水)、11月1日(土)、2日(日)、3日(月・祝)
    時間帯: (1回目)10:00~ (2回目)11:30~ (3回目)14:00~ (4回目)15:30~
    場 所:東京ミズマチ イーストゾーン
    料 金:無料

おすすめ!幻想的な夜を巡るモデルコース

これだけ見どころが多いと、どう回ればいいか迷ってしまいますよね。そこで、浅草観光からの流れで完璧に楽しむモデルコースをご提案します!

モデルコースのご提案

16:00 浅草観光スタート
まずは浅草寺・雷門を観光。食べ歩きも楽しみましょう。
17:00 点灯の瞬間を狙う
隅田川方面へ移動。タリーズコーヒー花川戸隅田公園店付近で、17:00の点灯の瞬間を待ちます。
17:30 隅田公園&牛嶋神社を散策
ワークショップの作品が並ぶ隅田公園を抜け、厳かな牛嶋神社へ。スカイツリーとの共演写真を撮影しましょう。
18:15 「光のトンネル」を渡る
「すみだリバーウォーク」の竹あかりアーチをくぐり、スカイツリータウンエリアへ。
18:45 メインエリアで感動体験
東京ミズマチと北十間川河川テラスへ。約400mの光の道をゆっくりと歩きます。水面に映る竹毬は必見です。
19:15 マルシェでディナータイム(※マルシェ開催日の場合)
竹あかりマルシェで、日本のソウルフードや温かい飲み物を購入。光に包まれながら、ユニークなディナーを。
20:00 東京スカイツリータウンへ
散策のゴールはスカイツリー。展望台に登るもよし、5階出口フロアの竹あかりを見てから、ソラマチでショッピングを楽しむもよし。最高の余韻に浸ってください。

イベント基本情報&アクセス

最後に、イベントの基本情報をまとめます。

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東京下町回遊 竹あかり

開催期間:2025年11月7日(金) ~ 2026年1月31日(土)
点灯時間:17:00~22:00
開催場所:東京ミズマチ、すみだリバーウォーク、北十間川河川テラス(枕橋~小梅橋間)、牛嶋神社、隅田公園、タリーズコーヒー花川戸隅田公園店、東京スカイツリー5階出口フロア ほか
料金:観覧無料 (※クルーズ、マルシェ、ワークショップなど一部イベントを除く)
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アクセス
浅草エリア側|
東武スカイツリーライン「浅草」駅、東京メトロ銀座線「浅草」駅、都営浅草線「浅草」駅などから徒歩すぐ。
■スカイツリーエリア側
東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅、または各線「押上(スカイツリー前)」駅から徒歩すぐ。

この冬、あなたの心に灯る、忘れられない光の物語を

「東京下町回遊 竹あかり」は、単に美しい夜景を見るだけのイベントではありません。
それは、日本の伝統的な美意識と、世界的なアーティストの情熱、そして下町の人々の温かな賑わいに触れる「体験」です。

竹の一本一本からこぼれる温かい光は、きっとあなたの旅を、そして心を、深く、優しく照らしてくれるはずです。

この冬、東京でしか出会えない特別な光の物語を、あなたのその目で確かめてみませんか?

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