HOME 東京・東京周辺 東京 浅草 Ryuuu TVが運転手デビュー!? 電車のディープな話&浅草東武ホテル一室限定ルームで激レア体験
Ryuuu TVが運転手デビュー!? 電車のディープな話&浅草東武ホテル一室限定ルームで激レア体験

Ryuuu TVが運転手デビュー!? 電車のディープな話&浅草東武ホテル一室限定ルームで激レア体験

公開日: 2023/06/19

日本では当たり前だけれど、世界的にはめずらしい!ユニーク!といったモノやコトはたくさんあります。そんな日本ならではの“面白くて役に立つ”情報を、独自の視点でSNSを中心に発信しているのが人気インフルエンサー「Ryuuu TV」。
今回はそんなRyuuu TVの2人に、世界に誇る日本の電車の魅力にどっぷりハマれるスポットを紹介してもらいます。

実際に電車で使用されていた本格仕様の「運転シミュレータールーム」がある「浅草東武ホテル」、関東最大の私鉄路線である東武鉄道の歴史や電車の運行のあれこれがわかる「東武博物館」で、日本の電車の奥深さや楽しみ方を、オリジナルの動画と共に臨場感たっぷりにお伝えします!

■今回、紹介してくれるのは台湾・香港で人気のクリエイター「Ryuuu TV」のRyu&Yuma!

■今回、紹介してくれるのは台湾・香港で人気のクリエイター「Ryuuu TV」のRyu&Yuma!

日本の大学を卒業したマレーシア出身のRyuと、台湾留学経験のある日本出身のYuma夫婦が「調べても出てこない、みんなが驚く日本の文化とその魅力」をテーマに、独自の切り口で日本の面白いスポットや食、体験、旅に関する情報を中国語で発信しているRyuuu TV。YouTubeのチャンネル登録数は182万人を超え(2023年6月現在)、台湾・香港では若者人気No.1のクリエイターです。

特に、Ryuさんは日本に住んで以来、すっかり日本の電車にハマってしまったのだとか! まさに今回の企画には適役です。電車好き&外国人ならではの視点で、その魅力をレポートしてもらいます。

■浅草エリア滞在に絶好!電車運転手になれる「浅草東武ホテル」とは?

日本でもめずらしい“鉄道の運転シミュレータールーム”があるのは、2020年10月にオープンした「浅草東武ホテル」。東武スカイツリーライン・東京メトロ銀座線「浅草」駅から徒歩1分、都営浅草線「浅草」駅からも徒歩3分という、浅草エリア観光には申し分ない好立地にあります。

全253室、16タイプの客室を備え、ビジネスから観光まで、利用者の様々なニーズに対応してくれます。

部屋の空調、電源系統などは、ベッドのヘッドボードに埋め込まれているタブレットで操作可能。多言語対応なので(日本語、英語、韓国語、簡体字)、外国の方でも安心です。

客室のTVはスマートTVなのでYoutubeやNetflixなどが利用でき、ご自身のアカウントでいつも通りお気に入りの動画やドラマなどが楽しめます。

シティ型のホテルでありながら4名で宿泊できる客室が多く、ハローキティとコラボレーションした特別室もあるなど、ファミリー層にもぴったり。オリジナルのグッズも販売しています。

また、ホテルのレストランもおすすめ。実際に職人さんが目の前で握ってくれる朝食のおにぎりは、おすすめのメニュー。おにぎりは多くの日本人にとってソウルフードなので、ここ浅草東武ホテルでぜひ味わってもらいたいものの一つです。

■一室限定!鉄道好き必見の激レアルーム「運転シミュレータールーム」

■一室限定!鉄道好き必見の激レアルーム「運転シミュレータールーム」

そしてこの浅草東武ホテル唯一、他にはないレアな客室が一室限定の「運転シミュレータールーム」。東武鉄道のグループ会社という唯一無二の特色があるからこその、貴重なコンセプトルームなのです。

こちらが8階に一室のみ用意されているシミュレータールーム。もともとは、自社のオリジナリティを生かしつつ、コロナ禍の巣ごもり需要で楽しんでもらえる企画をとのことで、2021年10月に完成しました。

部屋のおよそ半分を占めているのが、大型のシミュレーターマシン。こちらは、単なるゲーム機ではなく、なんと東武東上線の運転士が使用していた実物の運転シミュレーター! それをホテルの客室で、滞在中ずっと使うことができるという、他に類を見ない超激レアな体験宿泊プランです。

■入り口から大興奮!想像以上にすべてが本格的!

■入り口から大興奮!想像以上にすべてが本格的!

部屋に入るとまず目に入る鉄道プレートに、気分が高まります。

壁には東武を走っていた電車の写真の数々、路線図、駅のプレートなどが飾られています。

今では見られない貴重な電車のプレートピンバッジなども。電車好きにはたまらないアイテムです。

「僕は昔、東武東上線の『志木』駅に住んでいたんですよ!まさにココ!だから、この電車も使ってました。これからその路線の運転ができるんですね!? それはすごい~!!」と路線図を見ながら興奮気味に説明するRyuさん。

■寝るのが惜しいほどハマる!? プロも使うマシンでいざ運転手デビュー!

■寝るのが惜しいほどハマる!? プロも使うマシンでいざ運転手デビュー!

今回は特別に東武鉄道の制服をお借りして、より一層気分を盛り上げていきます。(※通常、制服のレンタルは行っていません)

「出発進行~!」とRyuさんが早速挑戦。東武東上線「池袋」駅~「小川町」駅までの運転が可能で、各駅では1時間以上かかる計算になります。

しかし、見るとやるとでは大違い。スピードのコントロールが思ったようにいかず、またなかなかうまく駅で停まれません。
「いや、これは結構難しい!ほとんど自動で動いているのかと思っていましたが、結構人の手でコントロールすることが多いんですね。これは運転技術が必要だ…」

また、最近の日本の多くの駅にはホームドアが付いているので、位置をぴったり合わせないとドアが開きません。そのため、より一層、運転手の高度な技術が要求されるのだそうです。

基本的な使い方、操作のコツは、ホテルスタッフの方が丁寧に説明してくれます。

「実際の運転手さんも、これと同じ機械で練習していたんですよ」「このボタンを押すと停止します」「これだとスピードが上がりすぎているので、もう少しゆるめます」など細やかな説明、さすがです。

「本物の運転手さんじゃないんですか!? 知識がすごいですよ!」と驚きながら、Ryuさんの顔は真剣そのもの!

別途、マニュアルもあります。

続いてYumaさんも挑戦。「えーっ!難しい!でも面白い!」と言いつつ、笑顔で意外と淡々と操作。その様子を見てみると、Ryuさんよりもセンスがありそう!?

こちらの運転シミュレータールームに宿泊すれば、15:00のチェックイン~翌日10:00のチェックアウトまで、一晩中運転し放題!中には徹夜で運転に没頭している方もいるのだとか。

「こんな体験ができる部屋は初めて!日本だけでなく、海外で探してもこんなユニークなホテルはなかなかないんじゃないでしょうか!僕も、今夜は存分に楽しみたいと思います!」とRyuさん。

宿泊者特典として、チェックアウト時にはオリジナルの電車クッションのプレゼントがあります(4月時点の特典)「かわいい~!ありがとうございます!」と2人も大満足。

限定一室のため早めの予約がおすすめ。宿泊期間の約1ヶ月前から予約受付が開始されます。随時、予約開始日時やオフィシャルHPにアップされているので、定期的にチェックしてみてください。(キャンセルによる再販売は順次実施)

  • 浅草東武ホテル
    • 住所 111-0032 東京都 台東区浅草1-1-15
      地図をみる
    • 最寄駅 浅草 駅 (つくばエクスプレス)
      徒歩1分

    空室検索・予約

    最新の料金や料金詳細、客室の条件は異なる場合がありますので、提携先のサイトをご確認ください。

■「東武博物館」で、よりディープな日本の電車の魅力に迫る!

■「東武博物館」で、よりディープな日本の電車の魅力に迫る!

翌日は、日本の電車の歴史や魅力により深く迫るべく、東武博物館へ。

「東武博物館」は、東武伊勢崎線「東向島」駅の高架下にある東武鉄道に関する資料や車両、展示などがある博物館です。

世界一正確ともいわれる日本の鉄道は、昨年2022年10月に開業150年を迎えました。東武鉄道は、1899年(明治32年)に初路線を開業、関東を代表する大手私鉄のひとつです。

最大の特徴は、関東の私鉄では最長の463.3kmという沿線距離を誇っているというところ。そのため、首都圏から地方都市、ビジネス街、商業エリア、住宅街、観光地と、沿線にはさまざまな開発エリアがあり、通勤、通学、観光と利用目的も多様。子どもから年配、外国人までと、利用者のバリエーションが豊かな路線です。

博物館の広い敷地には、模型だけでなく、実物の車両展示が盛りだくさんです。

こちらの博物館にも、運転シミュレーターマシンが設置されており、入館すれば無料で使用できます。フルハイビジョンで迫力たっぷり!

1日4回(11:00、13:40、14:40、16:00)開催される「SLショー」では、実際に機関士が乗り込み、汽笛を鳴らしながら車輪が動く様子が間近に見られます。

普段よく見る車両のほか、特急車両、今では貴重なSL、ディーゼル機関車など、オリジナリティある色々な車種があるのも、東武鉄道の特色のひとつ。車両ごとに個性的で、バリエーション豊かなデザインは、見比べるだけの価値があります。こちらは、中庭に展示されている「5700形5701号電車」。

「通称“ネコひげ”と呼ばれているんですよ」というスタッフさんの説明に2人とも納得。「なるほどー!確かに猫に見えてきました!そう思うとよりかわいい~。日本の電車は、本当にいろんなデザインがありますよね。」と愛らしい見た目にすっかり虜です。

電車が動く仕組みについても詳しい展示で解説。電車でよくみるパーツはそのためだったのかと理解が深まります。

「面白いですね。こんなに路線がたくさんあって、車両の種類も豊富なのは日本くらいじゃないでしょうか。外国人にとってはとても興味深いですよ」とRyuさん。これから日々電車を見る目が変わってきそうです。

■ホームの下から電車が見える!?「ウォッチングプロムナード」

■ホームの下から電車が見える!?「ウォッチングプロムナード」

駅の高架下という立地を生かした東武博物館らしい見学場所として見逃せないのが、「ウォッチングプロムナード」。駅を通過、発着する電車を線路と同じ目線で見られるのは、他にありません。

「すごい迫力!下から見るなんてなんだか悪いことしてる気分になりますね(笑)」と、覗き見しながらソワソワする2人。
電車のつなぎ目や、走る電車の車輪が目の前を通ります。

■関東平野を走る東武線を再現した大型ジオラマの展示!

■関東平野を走る東武線を再現した大型ジオラマの展示!

博物館の大きな見どころのひとつ、東武鉄道の一日を紹介する大型ジオラマです。東武線が走る街並み風景を再現したもので、1日5回、実際に電車の模型を走らせるパノラマショーを開催。日中、夕暮れ、夜と、1日の時間の流れも、照明や景色で忠実に表現されています。

このジオラマにある東京スカイツリー ®は、平日と休日でライトアップの色が変わるなど、細かいところまで工夫が施されています。「下から見るだけでなく、2階に上がって上から全体像の景色も楽しんでみてください」とスタッフさんからのおすすめ情報です。

■今となっては貴重な、昔懐かしいデザインの車両も体感できる!

■今となっては貴重な、昔懐かしいデザインの車両も体感できる!

今ではないレトロ車両の実物展示は、本当に貴重なものです。こちらは、当時一世を風靡した昭和を代表する豪華列車・特急「デラックスロマンカー」の一部。レコードが聞けるジュークボックスまで設置されていたというから驚きます。

こちらは1920年代の木造電車。「すごくおしゃれでいいですよね。今もこんな電車があったらいいなぁ~」とYumaさん。現代的なデザインにはない、上品さと落ち着きがあります。

■2023年7月運行開始の新型特急スペーシアX!より快適で上質な電車の旅が実現する

■2023年7月運行開始の新型特急スペーシアX!より快適で上質な電車の旅が実現する

2023年7月、東武では車両デザインのみならず、インテリア、座席など今まで以上にアップデート、さらに既存車両に比べてCO2排出量を最大40%削減環境にも配慮された「新型特急スペーシアX」が運行開始予定です。

「個室やプレミアシートなど、より快適で贅沢な電車の旅を楽しめますよ」と資料を見ながら説明を受ける2人。「こんなの見たら、絶対乗りたくなっちゃいます!乗ります!」とYumaさん。

外国人観光客に人気のスポット「日光」へのアクセスに便利なので、これから多くの方が利用するのではないでしょうか。

売店では、ここでしか手に入らないさまざまなオリジナルグッズが購入できます。特別なお土産にぴったりです。

■電車の奥深さに触れた、二人の感想は?

■電車の奥深さに触れた、二人の感想は?

浅草東武ホテルの運転シミュレータールームは、臨場感たっぷりで本当に驚きました!実際にプロも使っているマシンで運転できる部屋なんて本当にめずらしいので、日本に来たらぜひやってみて欲しいです。また東武博物館は、実際に使っていた車両がたくさん展示されていてすごくおもしろかったです。見るだけじゃなく、触って、体験もできるとても充実した施設でした」
とRyuさんとYumaさん。

日本らしいエンターテインメント性と技術が詰めこまれた、浅草東武ホテル&東武博物館は、東京観光のイチオシスポットとしておすすめですよ!

Written by:
島田みゆ
島田みゆ

旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。

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