国内外から多くの観光客が訪れる浅草。東京の下町風情が漂う浅草は、ぶらりと歩くだけでも歴史や伝統の息遣いを感じることができる街です。浅草寺や仲見世通りをはじめとした、活気に溢れたスポットなど見どころもたくさん。
今回はそんな浅草に泊まる際に利用したいホテルを、「お手頃価格」「サービスが充実」「独自コンセプト」の3カテゴリーに分けておすすめをご紹介。それぞれコンセプトや価格帯も異なるので、きっと気になるホテルが見つかるはず。
※各ホテルでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、フロントや各客室にアルコール消毒を設置、スタッフのマスク着用、ビニールカーテンの設置などを徹底しています
お手頃な値段で泊まれるホテル
宿泊するホテルを選ぶ際、お値段を重視するという方も多いのではないでしょうか。まずは一泊6000円前後で宿泊できるオシャレで快適なホテルをご紹介します。連泊を検討している方にもおすすめですよ。
こだわりの空間で旅の思い出作り「MUSTARD™ HOTEL ASAKUSA2」
2019年5月にオープンしたのは「MUSTARD™ HOTEL ASAKUSA2」です。近代的で清潔感に満ちたホテルでは、ルームキーや客室で使う備品に至るまで、こだわり抜かれているとか。
2階の大浴場には、天然鉱石光明石を泉源体にした人工温泉が用意されているので、観光の疲れを癒してくれますよ。
朝食には人気カフェの「GARDEN HOUSE CRAFTS」のバンズを使ったホットドッグや「TRIANGLE CURRY」のカレーなどを用意。「味のある街、浅草の隠し味へ」がキャッチフレーズのホテルでは、宿泊だけではなく特別な空間を演出してくれるはず。
-
MUSTARD™ HOTEL ASAKUSA2
- 住所 東京都台東区花川戸1-7-10
-
最寄駅
各線「浅草」駅より徒歩5分
- 電話 03-5830-7481
営業時間:チェックイン 14:00~23:00/チェックアウト 10:00
たくさんの本に囲まれる「BOOK AND BED TOKYO ASAKUSA」
読書家の人には夢のような空間なのが「泊まれる本屋」がコンセプトの「BOOK AND BED TOKYO ASAKUSA」の浅草店です。
フロアに並ぶ本棚の中に組み込まれた客室は、ゆるりとくつろぐことのできる秘密基地のような造りになっています。お手軽な値段ですが、専用コンセントやプライベートロッカー、Wi-Fiなどが完備している上、のびのびと休むことができますよ。
ずらりと並ぶ本はもちろんお好きなものを読むことができるので、夢中になり過ぎて寝不足に……なんてことにならないよう、ご注意を。
-
BOOK AND BED TOKYO ASAKUSA
- 住所 東京都台東区雷門2-16-9 パゴダ浅草 6F
-
最寄駅
各線「浅草」駅より徒歩2分
- 電話 03-6231-6893
営業時間:チェックイン 16:00/チェックアウト 11:00
サービスが充実しているホテル
せっかく観光に来たからには、ストレス無く過ごしたいところ。アメニティが充実しているので荷物を最低限で抑えられ、荷物預かりサービスや宅配サービスを実施しているので身軽に観光ができるホテルをピックアップ。
行き届いたホスピタリティに満足「ホテルグレイスリー浅草」
各線の浅草駅から徒歩圏内という、観光にも行きやすいロケーションにある「ホテルグレイスリー浅草」。「スマートチェックインシステム」を導入しているので、長時間待つことなくチェックイン可能です。
客室には天井埋め込み形の空気清浄機が設置されているので、クリーンな空気が保たれた部屋に。さらに、全室に独立した浴室が完備しているので、気兼ねなく湯船に浸かることができます。英国王室御用達の寝具メーカーによるベッドは、旅で疲れた身体を優しく包み込んでくれますよ。
フロントに控えるコンシェルジュは、観光案内や手配を行っているので困ったときも心強いですね。
-
ホテルグレイスリー浅草
- 住所 東京都台東区雷門2-10-2
-
最寄駅
都営浅草線「浅草」駅より徒歩3分
- 電話 03-6632-8981
営業時間:チェックイン 14:00~26:00/チェックアウト 11:00
駅近で楽々観光を!「アパホテル〈浅草駅前〉」
アパホテル<浅草駅前>の浅草駅前店は、駅からアクセスしやすいだけでなく、周辺にコンビニなどの店舗が多いので快適です。客室に入ると、和の雰囲気があふれる折り鶴がお出迎え。
快眠に力を入れた寝具「Cloud fit」やオリジナル枕の「Air Relax」を採用しているので、旅先でも自宅のようにぐっすり眠ることができるはず。
アパホテルではチェックイン前後に荷物を預かってくれるので、身軽なまま観光が楽しめるのもありがたいですね。また、追加料金が無ければルームキーをポストに入れるだけでチェックアウトできますよ。
-
アパホテル〈浅草駅前〉
- 住所 東京都台東区駒形1-12-16
-
最寄駅
都営浅草線「浅草」駅より徒歩1分、銀座線「浅草」駅より徒歩3分
- 電話 03-5830-9611
営業時間:チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
エレガンスで落ち着いた空間「ホテル京阪浅草」
エントランスから洗練された大人な雰囲気が漂うのは「ホテル京阪 浅草」。浅草寺や花やしきといった名スポットからも徒歩圏内です。
客室には、空気清浄機やズボンプレッサー、ヘアドライヤーなど細部まで行き届いた備品が完備しています。また、フロントで女性が嬉しいアメニティセットも用意。必要に応じて利用することができます。
朝食は国産米を使ったご飯や味噌汁、サラダにパンとコーヒーと和洋のビュッフェスタイルで用意(状況により提供スタイルが変更になる場合があります)。
独自のコンセプトが光るホテル
旅行の目的として、ホテルそのもののコンセプトを重視する方もいるのではないでしょうか。部屋の造りや食事、サービスなど、思い出に残るような空間を演出しているホテルをご紹介します。
最新技術に囲まれ快適に過ごせる「&AND HOSTEL ASAKUSA」
もはや宿泊施設は、泊まることだけが目的の施設ではなくなりつつあるのかもしれません。2019年2月、浅草の言問通り沿いにオープンした「&AND HOSTEL ASAKUSA」は、施設内の至るところ最先端のIoTデバイスを採用。宿泊自体がエンターテイメントの一つになっていて、その利便性を体感できるホテルです。
客室には専用のタブレットサービス「tabii(タビー)」があります。室内のさまざまな家電製品をコントロールできます。例えば「おはようモード」では、カーテンや照明、テレビがいっせいに起動し起床にぴったりの環境にしてくれます。また、ホステル内混雑状況を確認することも可能です。
まるで近未来にタイムスリップしたかのような、新しい感覚にワクワクすること必至。9階にあるキッチン付きのラウンジルームで宿泊者同士の交流をしてみるのも旅の思い出になることでしょう。
-
&AND HOSTEL ASAKUSA
- 住所 東京都台東区西浅草3-28-11
-
最寄駅
つくばエクスプレス「浅草」駅A2出口から徒歩7分、日比谷線「入谷」駅1番出口から徒歩10分、銀座線「田原町」駅3番出口から徒歩13分
- 電話 03-5811-1580
営業時間:チェックイン 16:00~25:00/チェックアウト 11:00
定休日:無休
和の心遣いを散りばめた「茶室ryokan asakusa」
賑やかな浅草の中心地から少し離れた、かつての花街風情が息づく奥浅草にある「茶室ryokan asakusa」。
特徴は、茶室モチーフにした空間設計を行っていること。客人が出入りする茶室の「にじり口」をイメージさせる小さな扉を客室に設けたり、エントランスを茶室の庭「露地(ろじ)」に見立てたり。また、客人が茶室に入るための準備をするスペース「待合(まちあい)」で足湯サービスを行います。
客室では、明かりがほんのり透けて見える「手漉き和紙の障子」や、室内にいながらにして自然を感じさせる「坪庭」など、日本ならではの「曖昧な間仕切り文化」が散りばめられています。
また、最近は新たに「部屋食プラン」をスタート。浅草・花街の料亭料理をアレンジした料理を客室で楽しむことができるそう。
-
茶室ryokan asakusa
- 住所 東京都台東区浅草3-32-12
-
最寄駅
銀座線、東武鉄道、都営浅草線「浅草」駅より徒歩10分
- 電話 03-5835-3181
営業時間:チェックイン 15:00~22:00/チェックアウト 10:00
※チェックイン時間が19時を過ぎると、十分なサービスが受けられない可能性があります
宿泊するホテルのサービスや食事は旅行の醍醐味のひとつ。また、今回ご紹介したホテルは、浅草の名所にもアクセスしやすい立地なので、気軽に観光を楽しめるのも魅力的です。日本らしさが随所で感じられる街・浅草に泊まる際には、ぜひ参考にしてみて下さいね。
※各ホテルでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、フロントや各客室にアルコール消毒を設置、スタッフのマスク着用、ビニールカーテンの設置などを徹底しています
大学卒業後、1年ほど広告会社で経験を積んだあと、大学時代に報道サークルに所属した経験を活かし、フリーのライターとして活動を開始。関西在住として地域に根差した強みを活かし、近畿圏で行なわれるアート・音楽・お笑い・グルメ・エンタメなど多岐にわたりイベント取材・レポート記事を執筆し、写真撮影も担当。また、地域ならではの「あるある」ネタやその地方の文化・歴史に関する深堀りネタにも注力。現在は5媒体以上のメディアで定期的に取材・記事執筆を行なう。
- エリア
- カテゴリ
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
-
【2025年 最新情報】日本旅行のルールや制度はどう変わる?免税制度、事前通関などの動向を解説
by: LIVE JAPAN編集部
-
日本で活躍中の「福島もも娘」が体験! 4泊5日で行く福島県浜通りを満喫するおすすめプラン
by: LIVE JAPAN編集部
-
日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録決定!
by: LIVE JAPAN編集部
-
江戸時代から続く東京の銭湯文化を、外国人ネイティブが体験。古き良き昔ながらの銭湯と、現代風にリニューアルされた最新の銭湯を徹底レポート
by: 加藤 洋平
-
富士山・河口湖の自然を満喫するならグランピングがおすすめ!「HOSHIFULL DOME FUJI」で宿泊体験
by: 島田みゆ
-
河口湖で食べるべきほうとう3選!富士山麓の絶品名店を食べ比べ
by: 島田みゆ
宿のテーマから探す
-
部屋から富士山を望む、美しい眺望が楽しめる箱根の宿ランキング(2024年)
-
東京滞在を快適に!空港シャトルサービス付きの便利なホテル
-
東京タワーの絶景を堪能!贅沢な東京の極上ホテル
-
東京ディズニーリゾートへ直行!無料シャトルバス付きの厳選ホテル
-
浅草のキッチン完備、長期滞在におすすめのホテル10選
-
一度は泊まってみたい!箱根の5つ星ホテル10選
-
富士山の紅葉を堪能!人気の紅葉スポット「もみじ回廊」近くの厳選ホテル
-
部屋から見る絶景!箱根の紅葉を満喫できる宿
-
贅沢なプライベート空間で富士山を満喫!部屋から富士山が見えるおすすめの旅館
-
富士山近くで贅沢リゾートステイ!家族連れにぴったりの長期滞在ホテル