JR伊東線網代駅から車で約7分、海と山と古材の温もりが調和する静寂の湯宿。自然豊かな敷地内には、新潟の豪雪地帯を生き抜いた古民家を移築した別邸も。圧倒的な存在感を放つ柱や太い梁など古木をふんだんに使用した客室は、源泉掛け流し・露天風呂付。時を超えたくつろぎ感に身をゆだねられる。
1919年に築かれた起雲閣は、「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸。1947年には旅館となり、太宰治や谷崎潤一郎など文豪たちにも愛されてきた。現在は熱海市指定有形文化財として一般公開されている。緑豊かな庭園に連なる日本家屋の本館と、和洋の美を融合させた洋館のモザイクやステンドグラスなどに、往時の名残が華やかに匂い立つ。
「日航亭大湯」は、観光客も気軽に立ち寄れることで有名な老舗日帰り温泉。汗を流すのにも最適だ。 竹林が周囲を囲む露天風呂は、20人程が一度に入れる広さ。また、5名まで入れる個室も用意されているので家族連れにもおすすめだ。