施設説明

秩父神社の祭祀である「秩父夜祭」は、京都祇園祭、飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭のひとつに数えられるほど有名な祭りである。江戸時代中期、秩父神社に立った絹大市（絹織物の取引）の発展と共に日本を代表する祭りに成長してきた。毎年12月3日に開催し、笛や太鼓による壮大な伴奏の中、豪華絢爛な笠鉾・屋台の曳き廻しや、夜空を彩る花火が盛大に打ち上げられ、多くの見物客でにぎわう。秩父まつり会館はこの「秩父夜祭」を資料や実演で紹介する展示館である。豪華な屋台・笠鉾・幕・彫刻など、歴史のある貴重な資料を見学でき、秩父祭ばやしの勇壮な音楽と最新技術による光の演出で秩父夜祭が再現されているのが大きな特徴。西武秩父線「西武秩父」駅より徒歩11分。