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ひと味違う紅葉鑑賞!黄緑赤のカラフル絶景へ飛び込める「竜神バンジー」とは?

ひと味違う紅葉鑑賞!黄緑赤のカラフル絶景へ飛び込める「竜神バンジー」とは?

公開日: 2021/11/20

日本の秋の風物詩といえば紅葉。自然が織りなす美しい風景は、まさに自然のアートです。そんな紅葉、ただ鑑賞するだけでなく、日本にはとひと味違った楽しみ方があるのをご存じですか?

それが、茨城県の竜神峡にある「竜神バンジージャンプ」です。
この記事では、日本屈指の紅葉の名所である竜神峡とはどんなところなのか、絶景の中に飛び込んでいく魅力について紹介します。

top画像提供:バンジージャパン

■日本の紅葉の特徴は?

画像素材:PIXTA
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紅葉が見られるのはおもに落葉樹。秋になって日照時間が短くなり、気温が下ってくると、徐々に葉の色が変わっていきます。この現象が紅葉で、つまり葉を落とす準備をしているサインというわけです。

日本における紅葉は、9月頃に最北にある県、北海道の大雪山あたりから始まり、徐々に南下していきます。気温が低いところから始まるため、標高の高いところから低いところへ進んでいきます。場所によりますが、東京近郊の関東圏では11月~12月上旬頃まで楽しむことができます。

日本には、秋に紅葉を観賞する「紅葉狩り」という言葉があります。これは、日本の平安時代(8世紀末~12世紀)に、狩猟をしない貴族が草木を眺めて楽しむことを「狩り」と例えたことからきているといわれています。紅葉を楽しむ文化は、それほど昔から日本の秋に根付いているのです。

■紅葉xバンジーの魅力はコレ!

画像提供:バンジージャパン
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紅葉バンジーの魅力は、何と言っても色とりどりの絶景の中に飛び込んでいけるという爽快感と、バンジーでしか見ることができない景色を鑑賞できるところ。

また、コロナ禍の影響で、大声を出したり、大人数で集まったりするのが難しくなった今、バンジーはおすすめのアクティビティ。飛ぶのは一人なので密にもならず、開放的な気分で思いっきり声を出せればストレス発散にも。自然の大パノラマを独り占めして爽快な気分を味わえるのは、バンジーならではの魅力です。

そんな紅葉バンジーが楽しめるのが、今回紹介する茨城県の「竜神バンジー」なんです。

■紅葉の名所として知られる竜神峡とは?

画像提供:バンジージャパン
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竜神峡は、茨城県の常陸太田市(ひたちおおたし)にある奥久慈(おくくじ)県立自然公園内に位置する峡谷です。竜神川が浸食されてできた深い谷で、古くから竜が住んでいたという伝説が残り、神秘的な場所として知られています。

画像素材:PIXTA
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一年を通して、四季折々の美しい景色を見せてくれる竜神峡ですが、秋は特におすすめ。モミジ・クヌギ・カエデなどの紅葉樹が峡谷全体をカラフルに彩り、圧巻の美しさを作り出しています。

吊橋を歩きながらの紅葉鑑賞は、まるで空中散歩。360度どこを見渡しても壮大な景色が広がります。

例年、見頃は11月中旬~下旬。見頃の時期に合わせて「竜神峡紅葉まつり」が開催され、スタンプラリーや地元の特産品を販売する物産市などを楽しめるとあって、県外からも多くの人が訪れます。
※ 2021年度の「竜神峡紅葉まつり」は中止

<竜神峡までのアクセス>
【車の場合】
常磐自動車道・三郷IC⇒那珂IC(約80分)⇒竜神大吊橋(約50分)国道349号経由

【電車の場合】
JR常磐線「上野」駅~「水戸」駅(スーパーひたち利用/約70分)~JR水郡(すいぐん)線「常陸太田」駅(約50分)
茨城交通バス(下高倉行または下高倉・大子行利用約40分)→「竜神大吊橋」停留所

■竜神峡にかかる竜神大吊橋は、日本最大級!

画像提供:バンジージャパン
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そんな竜神峡にある竜神ダムの上にかかっているのが、竜神大吊橋です。湖面からの高さは100m、橋の長さは375mで歩行者用の吊橋では最大級の長さを誇っています。

ただ歩くだけでもスリリングですが、足元に3箇所ののぞき窓があり、スケスケのガラスから真下に広がる景色を見ることができます。

■高さ100メートル級のバンジー!竜神バンジーとは?

画像提供:バンジージャパン
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竜神バンジーは、竜神峡にかかるこの竜神大吊り橋から飛び込む、長さ100mのバンジージャンプ。日本最大級、2番目の長さを誇ります。

※ 日本一は、2020年8月にOPENした岐阜県の新旅足橋(しんたびそこばし)の「岐阜バンジー」215m

バンジーは飛び込む高さが高くなればなるほど、スピードが増すので、湖面に迫っていく迫力と落ちていく爽快感はピカイチ。自然の中にダイブする非日常感とスリルを味わうべく、毎年1万人以上の強者たちが、挑んでいるのだそうです。

■竜神バンジーを運営するバンジージャパンに、その魅力を聞いてみた!

画像提供:バンジージャパン
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バンジージャパンは(Bungy Japan)は、日本唯一のプロフェッショナルバンジージャンプ会社です。竜神バンジーをはじめ、現在全国8ヵ所で常設バンジーの運営を行っています。

画像提供:バンジージャパン
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Q.竜神バンジーの魅力を教えてください。
―竜神峡の中にそびえ立つ大きな竜神大吊橋からのバンジーは、当社の中でも特に人気が高いバンジーです。この紅葉の時期には、色とりどりの竜神峡の景色の中に飛び込めるのが一番の魅力ですね。

Q.一連の流れはどのように進むのでしょうか?
―おおまかな流れは、「受付→ハーネス装着→レクチャー→ジャンプ→認定書受け取り→解散」となります。

Q.飛行時間、一連の所要時間はどのくらいなのですか?
―飛行時間は約4秒です。全体所要時間としては、受付をしてハーネスをつけてレクチャーで30分。橋に移動してハーネスを装着して再度レクチャー、ジャンプ後に受付に戻るまでで、さらに30~60分程度です。(人数により変動)

Q.安全面での不安もゼロではないのですが大丈夫なのでしょうか?
―弊社バンジージャパンの安全基準に基づき、しっかりと安全確保しておりますので、ご安心ください。

Q.紅葉の時期ならではの注意点などはありますか?
―山の上ですので、想像されているよりも肌寒くなるかと思います。羽織る物をお持ちいただいたほうがいいですね。

Q.実際に体験した方からは、どんな感想が多いですか?
―「飛ぶ前はとても怖かったけど、飛んだら気持ちよかった!」「とにかくすごかった!!(笑)」といった感想が多いです。

Q.こんな方はぜひ!というメッセージがあればお願いします。
―日常と違う感覚を得たい方、恐怖に立ち向かって自分の勇気を試し方など、ぜひ遊び感覚で楽しんでください!

■竜神バンジーの体験方法

画像提供:バンジージャパン
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<予約方法>
webより予約

または、コールセンター(0278-72-8133/英語対応可)で予約
※ 当日飛び入り参加可。ただし予約優先のため、状況によって体験できない場合もあり
※ 30分につき最大6名様まで予約可能

<当日の流れ>
①受付(開始時間の20分前)
②受付完了時に発行されるジャンプチケットを持って、ジャンプエリアへ
③ハーネスの装着、レクチャーなどの準備
④橋に行って、バンジージャンプ
⑤ジャンプ終了後、受付で認定書を発行

<参加資格>
・年齢制限:15歳以上
・体重制限:40~105kg
健康状態:健康状態や年齢によって診断書の提出が必要な場合があります。不明点や心配な症状がある場合は、申込時にお知らせください。

画像提供:バンジージャパン
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●多言語対応
日本語/英語 
※英語を話せるスタッフ、英語のHPあり

●コロナ対応
除菌・消毒液の設置/手洗い/検温/独自のコロナチェックシート/マスク着用で実施

  • 竜神バンジー
    • 住所 〒313-0351 茨城県常陸太田市天下野町2133-6
    • 電話 0278-72-8133
    • 営業時間:9:00~17:00 (16:30最終受付)
      料金:17,000円/1名、同日2回目8,000円、リピーター2回目以降11,000円(要認定書&身分証明書)
      ※写真撮影 +4,000円
      定休日:不定休

■体験した人にしかわからない!究極の紅葉鑑賞

飛ぶ前の緊張感や恐怖心、飛びこんだ時の解放感とそこから見える絶景は、体験した人しか味わえない貴重なもの。紅葉の美しい景色を目の前にしたら、恐怖心もやわらいで飛び込めてしまうかも!?

秋ならでは、竜神バンジーならではの紅葉鑑賞をぜひチャレンジしてみてください。

Written by:

島田みゆ

島田みゆ

旅ライター×海外ツアーコンダクター。社会人向け教育コンテンツの企画開発・編集担当として11年従事。プライベートでは学生時代から旅に魅了され、これまで世界約50カ国150都市以上をめぐってきた大の旅好き。世界中、日本中のグルメを味わい、自然を感じ、世界遺産や歴史的建築を見て、温泉めぐりをするのが生きがい。そんな旅好きが高じて、会社員から旅ライター×海外添乗員へと転身。現在は、年間100日以上海外を飛び回りながら、旅ライターとしても活動。旅の楽しさ、日本の魅力、世界の多様な価値観をより多くの人に広めるべく、インバウンドの添乗や旅ライターの取材等で、日本各地を訪れて情報発信をしている。X(旧Twitter):@myuu_works

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