HOME 東京・東京周辺 群馬 群馬近郊 日本三名泉 草津温泉│おすすめ宿・観光スポット&人気グルメとお土産などまとめてご紹介
日本三名泉 草津温泉│おすすめ宿・観光スポット&人気グルメとお土産などまとめてご紹介

日本三名泉 草津温泉│おすすめ宿・観光スポット&人気グルメとお土産などまとめてご紹介

公開日: 2023/02/06

群馬県草津温泉は、日本国内外から観光客が訪れる有名な温泉地。自然湧出量日本一を誇り、温泉宿や日帰り温泉が数多くあります。また、街の中心地にある「湯畑」や熱いお湯を板でかき混ぜる「湯もみ」の光景なども、草津温泉の楽しみのひとつ。今回は、この温泉街を満喫するための基礎知識やおすすめの観光スポットから、グルメ、土産、温泉宿まで徹底紹介します。

目次
  1. 群馬県で人気の温泉街「草津温泉」とは
  2. 東京から草津温泉へのアクセス
  3. 草津温泉のおすすめ観光スポット5選
  4. 草津温泉のおすすめグルメ2選
  5. 草津温泉のご当地土産3選
  6. 草津温泉のおすすめ宿泊施設5選
  7. 草津温泉の四季の楽しみ方
  8. 草津温泉の近隣の観光スポット

群馬県で人気の温泉街「草津温泉」とは

群馬県で人気の温泉街「草津温泉」とは

草津温泉は関東地方の群馬県吾妻郡草津町にある温泉街です。群馬県は火山が多いため、県内に温泉地が点在。その中でもトップクラスの人気と知名度を誇るのが、今回ご紹介する草津温泉です。

人気の理由のひとつは、自然湧出量(自然に湧き出る温泉の量)が日本一であること。毎分約32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出ます。古いお湯を再利用せず、お湯を常に流し続ける「源泉かけ流し」で入れるため、湧き出た温泉の成分をそのまま享受できるのが魅力です。

草津温泉の泉質は強い酸性で、強い殺菌力を誇ります。切り傷や火傷、神経痛、打ち身、糖尿病、高血圧症など幅広い症状に効能があるといわれ、「恋の病以外は治せる」と言い伝えられているほど。これらの理由から、兵庫県有馬温泉岐阜県の下呂温泉と並び、「日本三名泉」のひとつと称されています。

東京から草津温泉へのアクセス

東京から草津温泉へのアクセス

●電車の場合
東京から行く場合、主に2通りあります。ひとつは、JR上野駅から「特急草津号」を利用して長野原草津口駅まで行き、JRバスで草津まで行く方法で、所要時間は約3時間です。特急草津号は平日2本、土日祝3本が運行しています。もうひとつは、JR東京駅から新幹線で軽井沢駅まで行き、草軽交通/西部観光バスで草津まで行く方法で、こちらの所要時間は最大約3時間10分ほどです。

新幹線や特急草津号を利用するなら、訪日外国人旅行者向け鉄道パス「JR TOKYO Wide Pass」を使うのが断然お得。12歳以上の大人10,180円、6~11歳の子ども5,090円で、関東エリアの新幹線と特急列車の指定席が3日間の乗り降りし放題になります。草津温泉と一緒に、近場の「伊香保温泉」で湯めぐりするのもおすすめです。

●バスの場合
東京~草津間を運行する高速バスは、主に3線。東京駅新宿駅を経由する「上州ゆめぐり号/東京ゆめぐり号」、東京駅または大崎駅と池袋駅を経由する「DTS line」、渋谷駅を経由する「東急高速バス」です。所要時間はどれも約5時間程度と変わらないため、出発地や経由地によって選んでみましょう。

●車の場合
関越自動車道で練馬ICから約1時間、渋川伊香保ICで降り、約1時間半で草津温泉です。

草津温泉のおすすめ観光スポット5選

①湯畑

①湯畑

草津温泉の中心にあり、毎分約4,000リットルもの温泉が湧く湯畑は、約55度と高温の源泉の熱さを調整したり、沈殿する硫黄を採取したりする目的で7本の「湯樋」とよばれる木の樋を設置。7本の湯樋を通してお湯を冷まし、各施設やお宿に運ばれます。夜間はライトアップされて幻想的な雰囲気に。

  • 草津温泉湯畑
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津
    • 0279-88-0800(草津温泉観光協会)
      営業時間・料金・定休日:なし

②熱乃湯「湯もみと踊りショー」

②熱乃湯「湯もみと踊りショー」

草津温泉は高温を冷ますために、長板で湯をかき混ぜる「湯もみ」という入浴法が行われています。熱乃湯では、湯もみと踊りのショーが開催。湯もみガールズが草津に伝わる民謡を歌いながら、約180cmの板をテンポ良くかき混ぜます。民謡と「チョイナチョイナ♪」の合いの手が小気味よく、観るだけで気分高揚。

  • 草津温泉 熱乃湯
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津414
    • 電話 0279-88-3613
    • 営業時間:9:30、10:00、10:30、15:30、16:00、16:30(湯もみと踊りショー)
      料金:大人700円、小学生350円(税込)
      ※障害者手帳のご提示で、ご本人様と付き添いの方1名様のみ半額
      定休日:イベントカレンダー参照 
      https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/about/

③湯けむり亭

提供:ググっとぐんま写真館(http://gunma-dc.net/)
提供:ググっとぐんま写真館(http://gunma-dc.net/)

江戸時代にあった共同浴場「松乃湯」を再現した足湯。湯畑のすぐ脇にあるため、温泉散策の合間に立ち寄れます。無料で利用できるうえに24時間利用できるのがうれしい。湯畑のライトアップ鑑賞や早朝の散策がてらにもどうぞ。

  • 湯けむり亭
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津
    • 0279-88-0800(草津温泉観光協会)
      営業時間・料金・定休日:なし

④西の河原公園

④西の河原公園

草津温泉の西側に位置する公園。園内のそこかしこで源泉が湧いており、湯の川となって流れます。その景観から「鬼が住む場所」と伝承され、この場所では大声を出してはいけないという言い伝えもあります。

  • 西の河原公園
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津521-3
    • 0279-88-0800(草津温泉観光協会)
      営業時間・料金・定休日:なし

⑤草津熱帯圏

⑤草津熱帯圏

日本で最も標高の高い場所にある動物園。ワニ、カピバラ、サルなど亜熱帯地域に生息する、珍しい動物たちが観られます。飼育する爬虫類の種類はなんと日本一。温泉熱を利用したジャングルドーム内は、一年中ぽかぽかして南国ムード満点です。

  • 草津熱帯圏
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津286
    • 電話 0279-88-3271
    • 営業時間:8:30~17:00
      料金:大人1,100円、16~18歳800円、子ども700円
      定休日:なし

草津温泉のおすすめグルメ2選

①「本家ちちや」の温泉まんじゅう

①「本家ちちや」の温泉まんじゅう

草津温泉スイーツ有名店といえば、本家ちちや。草津温泉に3店舗があり、湯畑の目の前にある湯畑店では、蒸したての温泉まんじゅうをいただけます。ふっくら温かいまんじゅうをほおばりながら湯畑散策をしてみて。

  • 本家ちちや
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津114
    • 電話 0279-88-3636
    • 営業時間:8:00~21:00
      定休日:なし

②くま笹ざるうどん

②くま笹ざるうどん

群馬県では、古くから水田の裏作として小麦が作られていたため、うどんを食べる習慣が根付いているそう。草津温泉街でうどんを食べるなら、日帰り温泉・大滝乃湯の「くま笹ざるうどん」(650円)。栄養価の高いくま笹を練りこんだ、緑色のうどんが珍しい!つるりとしたのどごしで、あっという間に平らげてしまいます。

  • 大滝乃湯 湯の華
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津596-13
    • 電話 0279-88-2600
    • 営業時間:11:00~18:00、土日祝11:00~19:30
      定休日:なし

草津温泉のご当地土産3選

①湯の花

①湯の花

草津温泉の湯畑から採れる沈殿物「湯の花」は、温泉成分を凝縮した入浴剤(1,400円)として各土産店で販売されています。草津温泉同様に強い酸性。バケツに小さじ1杯ほど入れて足湯として使ってもリラックスできます。年間で7,000~8,000個ほどしか作れないため、お店で見つけた人はラッキー!

②草津温泉プリン

②草津温泉プリン

草津温泉唯一のプリン専門店。特徴は、写真映えするカラフルなバリエーション。湯畑色のエメラルドグリーン、夜のライトアップをイメージしたブルーのプリンは付属のポーションを入れると紫に変化するなど、目にも鮮やかなプリンがずらり。群馬県の榛名牛乳を使用しており、口の中でとろけるなめらかさがたまりません。

  • 草津温泉プリン
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津407
    • 電話 0279-82-5278
    • 営業時間:9:00~18:00(季節により変動あり)
      定休日:不定休

③草津ラスク

③草津ラスク

湯畑から徒歩6分ほどで辿り着くおしゃれな洋菓子店、グランデフューメ草津の看板メニューは「草津ラスク」。数種類の小麦粉をブレンドし、サクサク食感を実現しています。ラインナップは、アールグレイ、メープル、キャラメル・アマンドなどの味が揃う「草津ラスク」(8枚入り510円、キャラメル・アマンドは8枚入り560円)、バターと砂糖で香ばしく焼いた一口サイズの「草津ラスク シュガー」(560円)など。

  • グランデフューメ草津
    • 住所 群馬県吾妻郡草津町草津594-4
    • 電話 0120-066-862
    • 営業時間:10:00~17:00(季節により変動あり)
      定休日:無休

草津温泉のおすすめ宿泊施設5選

草津温泉の四季の楽しみ方

草津温泉の四季の楽しみ方

温泉街といえば秋冬がベストシーズンと思われがちですが、草津温泉は年中満喫できます。草津町は海抜1,200mに位置し、夏場の平均気温は18度。日本の蒸し暑い夏を回避するために、避暑地として過ごす人も少なくありません。西の河原公園も爽やかな風が吹き、散策にぴったり。

草津温泉ではさまざまなイベントが開催されますが、最も盛り上がるのが例年8月に行われる「草津温泉感謝祭」。1年間の無病息災と温泉への感謝を込めた催しで、女神に扮した町民らが練り歩きます。

草津温泉の近隣の観光スポット

山に囲まれた草津温泉の近郊では、冬になると「草津温泉スキー場」「万座温泉スキー場」などのスキー場がオープンします。

日本三名泉のひとつであり、自然湧出量日本一を誇る草津温泉。東京から新幹線やバスを乗り継いで行けるので、次に訪れる温泉地の候補に挙げてみてくださいね。

※本記事の情報は2023年1月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

Written by:

田中ラン

田中ラン

旅行会社に勤める現役会社員の日本人ライター。大手ウェブサイトで編集者として従事した後、旅行会社に転職。そのため、旅行系・グルメ系のジャンルを得意とし、日本全国47都道府県で取材実績あり。旅行会社勤務だからこそ知れる秘境や絶景、旅の裏ワザを伝えながら日々取材に奔走している。

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