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一年中みかん狩りができる!和歌山「秋津野ガルテン」が外国人観光客に大人気

一年中みかん狩りができる!和歌山「秋津野ガルテン」が外国人観光客に大人気

公開日: 2020/02/25
更新日: 2020/06/03

想像してみてください。柔らかなオレンジ色の皮を手で剥くと、みかん類独特のさわやかな香りが広がります。中の実を一つつまんで口の中へ。噛むたびに甘酸っぱいあふれんばかりの果汁が…みかんを食べる、至福のひと時です。新鮮なみかんを味わうなら、畑で収穫体験ができるみかん狩りが一番!

和歌山県は、紀伊半島の西側に位置する温暖な気候の地。果物の栽培が盛んで、中でもみかんの生産量は日本一を誇ります。そんな和歌山で見つけた、みかん狩り体験ができる、とっておきの場所をご紹介しましょう。

■和歌山の「みかん」とは?なぜいま外国人に人気?

■和歌山の「みかん」とは?なぜいま外国人に人気?

和歌山では、一般的にみかんと呼ばれる「温州みかん」だけでなく、粒が大きく爽やかな甘さと香りの「はっさく」や、さっぱりした甘さの「バレンシアオレンジ」など様々なみかん類が栽培されています。

和歌山のみかん類は、手で簡単に剥ける薄い外皮の中にみずみずしい実がびっしりと詰まっているのが特徴。海外でよく見られる、外も内も皮が厚いオレンジと比べると、サイズも小ぶりで中の皮も薄く「食べやすい」と外国人にも人気です。

■みかん狩りが楽しめる「秋津野ガルテン」とは?

■みかん狩りが楽しめる「秋津野ガルテン」とは?

和歌山県南部・田辺市にある「秋津野(あきずの)ガルテン」。JR関西空港駅から約100分(特急利用)、JR紀伊田辺駅から北東に約5km、車で15分程のところにある小学校の跡地を利用したグリーンツーリズム施設です。スローフードレストランをはじめ、お菓子作り・農業の体験や宿泊など、どれも地元の人々の手で運営されており、ゆっくりと時が流れるどこか懐かしい雰囲気。

国内外のリピーターも多く、年間来場者数は約8万人(2019年実績)に上ります。英語が話せるスタッフが常駐しているほか、パンフレットも英語版が用意されていて外国人観光客にも安心です。

「秋津野ガルテン」がある上秋津地区は、約80種類ものみかん類が1年中収穫できる場所。一般的なみかん狩りは、10~12月頃ですが、「秋津野ガルテン」では、地元農家と連携してそれ以外の季節のみかん類の収穫体験も実現しています。事前予約はお忘れなく!(1人1,700円~・税込)

■みかん狩りを楽しもう!

■みかん狩りを楽しもう!

この日は、温州みかん狩りを体験!

秋津野ガルテンから、農家さんの車に乗せていただき、みかん畑がある山へ向かうこと約10分。小高い山の上から海側を見渡すと、抜けるような景色に圧倒され、山側に振り返ると、お目当てのみかんがたくさんなっています!

みかんの木の高さは170センチ前後。自分の手の届く範囲のものを選ぶと、無理せず収穫できます。

甘く熟しているのは、オレンジ色が濃くて、日当たりの良い場所になっているもの。日が当たりやすい枝の外側のみかんを選んだら、実から1~2センチ上の茎を切ります。この時、他のみかんを傷つけないよう注意しながら鋏を使います。

つい大きなみかんを選びたくなりますが、中くらいで少し平たい方が甘みがギュッと詰まっているといわれています。皮のキメが細かいものもおいしさの証拠だとか。

畑では試食ができるので、1個収穫したらじっくりと味わってみてください。手で簡単に剥ける皮の中からはとってもジューシーな果肉が…思わずパクリ! あまりの美味しさに、みかんを食べる手が止まりません。1個食べたら、お楽しみは後に取っておいて、美味しいみかんの収穫を進めましょう。

1時間ほどで籠がいっぱいになりました。今回は温州みかんなので、約2キロ持ち帰れます。農家さんの車でみかんの香りに包まれながら山を後に。

みかん類の種類により変動しますが、その他なら約3~5個、持ち帰ることができます。収穫時間は、約30分~1時間が目安です。

急な斜面での作業になるので、スニーカーやパンツスタイルがおすすめです。茎の切り口は案外鋭いので、手袋も用意しておくと安心ですね。夏場は、虫や日よけ、熱中症対策も万全に。

■ほかにもお楽しみがいっぱい

■ほかにもお楽しみがいっぱい

秋津野ガルテンには、木造校舎を生かした体験棟やカフェ、みかん資料館、校庭には農家レストランや宿泊施設があります。ここでは、心もおなかも満たされる施設を3カ所ご紹介。

1. お菓子体験工房「バレンシア畑」

1. お菓子体験工房「バレンシア畑」
みかんゼリーパフェ 600円(税別)

「バレンシア畑」では、地元のみかん類を使ったゼリーやパウンドケーキ、ジャムなどが販売されている他、カフェコーナーでは、新鮮なみかんを堪能できるパフェやクレープなどのスイーツが楽しめます。

フレッシュみかん体験 マーマレード(200gビン) 1,650円(税込・2名~)

また、ジャムやスイーツ作り・手芸体験もできるので、畑で収穫したみかん類をマーマレードに加工して、お土産に持ち帰ることも可能。これが外国人観光客に大人気なんです。

<店舗情報>
お菓子体験工房「バレンシア畑」
営業時間:10:00~16:30
定休日:火曜(祝日の場合は翌水曜)

2.農家レストラン「みかん畑」

2.農家レストラン「みかん畑」

「みかん畑」では、地元のお母さんたち手作りの家庭料理がバイキング形式でいただけます。メニューは、「スローフードバイキングランチ」のみ。とはいえ、地元の野菜にこだわった30種類以上の料理は、どれも味わい深いものばかりで、何度もおかわりしたくなる逸品揃いです。

満腹と言いつつ、デザートに、果汁100%ジュースに…箸が止まりません。気候の良いときは目の前のテラス席で! 旧校舎の雰囲気や心地よい風が加わり更に美味しくいただけますよ。

宿泊客には、「みかん畑」で晩御飯・朝御飯をご用意しています(要予約)。

<店舗情報>
農家レストラン「みかん畑」
営業時間:平日11:30~14:00、土日曜・祝日11:00~14:00(最終入店は13:30)
料金:大人~中学生980円、小学生780円、3歳児から未就学児480円(100名まで、予約不可)
定休日:無休

3.ゆっくりと田舎を楽しむ「宿泊棟」

3.ゆっくりと田舎を楽しむ「宿泊棟」
中庭から見た宿泊棟
和室(4人部屋)

秋津野ガルテンでは泊まることも可能。「宿泊棟」は、校庭に立つ、木造2階建ての宿泊施設です。中庭のテラスで里山の風を感じながら読書をしたり、部屋の畳でくつろいだりと、農村の緩やかな時間を存分に味わえます。

部屋は、和室(4人)が6部屋、畳ベッドルーム(2人)が6部屋、和室(8人)が1部屋あり、多言語による接続案内に対応したWAKAYAMA FREE Wi-Fiが利用可能なのも心強いポイントですね。

ここを起点に、世界遺産熊野古道歩きや、白浜観光もおすすめですよ。

<施設情報>
秋津野ガルテン 宿泊棟
営業時間:チェックイン15:00~22:00、チェックアウト~10:00
料金:3,900円~(税込)
定休日:無休
宿泊プラン予約サイト:https://agarten.jp/syukuhaku/index.html

■和歌山みかんはココで買える!

■和歌山みかんはココで買える!

ほかにも近くには和歌山みかんを購入できる場所があります。秋津野直売所「きてら」は、秋津野ガルテンから北へ徒歩20分ほどのところにある、農家や生産者が持ち込む地域産物の販売所です。年中みかん類が実る秋津野だから、いつ行っても新鮮なみかん類の購入が出来のも嬉しいポイント。他にも、ジャムや100%ジュースなど加工品も豊富にそろっています。

  • 秋津野販売所「きてら」
    • 住所 〒646-0001 和歌山県田辺市上秋津1487
    • 電話 0739-35-1177
    • 営業時間:9:00~16:30
      定休日:12月31日~1月3日
      URL:https://www.kiteraga.com/index.html

“みかん狩り”を中心にご紹介した「秋津野ガルテン」は、2008年11月に地域住民の手により誕生しました。廃校になった小学校は見事に蘇り、ここでの体験は、過去に置き忘れた「何か」を思い出させてくれる、ゆったりとした空気に包まれます。新鮮なみかんを味わいながら、甘酸っぱい記憶をたどる旅を楽しみましょう。

  • 秋津野ガルテン
    • 住所 〒646-0001 和歌山県田辺市上秋津4558-8
    • 電話 0739-35-1199
    • 営業時間:8:00~17:00
      定休日:無休

Text by:株式会社ウエストプラン

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