大阪の観光地と聞いて思い浮かぶ風景といえば、グリコサインの看板や動くカニの立体看板。あのにぎやかで、楽しそうで、おいしそうな街が大阪屈指の繁華街「道頓堀」です。飲食店や見どころたっぷりの道頓堀では、食べ歩きやまち歩きで終わるのはもったいない! ここでしか体験できない遊びがあるのです。
道頓堀に行くならオススメしたい定番スポットから、穴場のユニークな体験まで、大阪大好きライターが教えたい10のスポットを紹介しましょう。
Nonnakrit / Shutterstock.com
- 目次
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- 道頓堀とはどんな場所?
- 1.まずは「グリコサイン」看板前でハイポーズ!
- 2.道頓堀を歩くなら上を見て!楽しい「巨大立体看板」めぐり
- 3.道頓堀を見下ろせる「道頓堀大観覧車えびすタワー」で空中散歩
- ▼免税クーポン▼
- 4.観光客に手を振りながら「とんぼりリバークルーズ」でクルージング
- 5.「たこ焼割烹たこ昌」で自らたこ焼を焼いてみる
- 6.「デザインポケット」で食品サンプルを作ってみる
- 7.「上方浮世絵館」で浮世絵の制作に挑戦
- 8.「大阪千日前 水掛不動尊 法善寺」で水を掛けながら祈りをささげる
- 9.「道頓堀つりぼり」でゲーム感覚でできる釣り体験
- 10.「なにわ名物 いちびり庵道頓堀店」で大阪らしいお土産をいっぱいゲット
- 11.新しいコンセプトカフェ「Pivot BASE ~Travel Café @Tonbori~」で旅の新たな発見・体験を
- 12.2023年4月リニューアルした「ラオックス 大阪道頓堀店」でショッピング
- 13.寿司作りに忍者体験…道頓堀で貴重な日本文化を体験!
- 道頓堀を楽しむおすすめツアーをチェック
道頓堀とはどんな場所?
昼夜問わず観光客で賑わう繁華街エリア。道楽やグリコなど、巨大な看板がシンボルで、道頓堀川沿いの通りに多くの飲食店がひしめきあっています。
アクセスはOsaka Metro「なんば駅」14番出口から徒歩3〜5分。夜には川面をネオンが彩る水辺の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」を散策するのもおすすめです。
1.まずは「グリコサイン」看板前でハイポーズ!
「大阪、道頓堀に来た〜!」と一番感じる場所といえば、ここグリコサインの看板前。この看板を背にいったいどれくらいの人が写真を撮ってきたことでしょう。
代表的な撮影スポットは道頓堀川に架かる戎橋(えびすばし)の上ですが、人通りも多くて撮影のタイミングを計るのが大変。そんな時は、1段下がった歩道やグリコサインを正面から写せる「とんぼりリバーウォーク」(写真)からの撮影がおすすめです。定番のグリコポーズを決めた写真など、さまざまな角度から撮影してSNSにアップしてみては?
2.道頓堀を歩くなら上を見て!楽しい「巨大立体看板」めぐり
道頓堀は「食い倒れの街」として名高いグルメな街。おいしそうな匂いについ引き込まれてしまいますが、目線を少し上に上げてみましょう。巨大な立体看板のオンパレードです。カニやフグ、タコ、龍、おじさんなどいっぱい。中には、大きな握った寿司を置く手も。動く立体看板まであり、道頓堀独特のにぎやかさを感じることでしょう。
日本では何百年も昔から店先に大きな看板を掲げる店が多くありました。子どもから大人まで、文字の読めない人にも分かるようにと工夫を凝らしてきた文化が、今はこのような形で道頓堀に残っているのです。
3.道頓堀を見下ろせる「道頓堀大観覧車えびすタワー」で空中散歩
道頓堀は空からだって眺めることができます。「驚安の殿堂」として知られるドン・キホーテ道頓堀店にあるのが「道頓堀大観覧車えびすタワー」。4人乗りのゴンドラが水平に回転する長円形の観覧車です。道頓堀沿いでは、空に一番近い場所になります。観覧車は約15分で1周。道頓堀をはじめ、大阪の街を見渡せます。
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ドン・キホーテ道頓堀店「道頓堀大観覧車えびすタワー」
- 住所 〒542-0084 大阪府大阪市中央区宗右衛門町7-13
- 電話 06-4708-1411
営業時間:14:00~20:00(最終乗車時間は~19:30)
料金:通常パス600円
定休日:火曜(荒天時など臨時休業の場合あり)
公式サイト:http://www.donki.com/kanransha/
▼免税クーポン▼
4.観光客に手を振りながら「とんぼりリバークルーズ」でクルージング
道頓堀の街は歩いているだけでも面白いのですが、これを川から眺めるのが「とんぼりリバークルーズ」。約20分間のクルーズですが、大阪を代表する観光スポットのど真ん中、かなり目立ちます。手を振ってくれる人も多くいるので、にこやかに手を振り返してください。とても平和な気持ちになれますよ。
小雨程度なら運航されますが、レインコートの準備をおすすめします。傘はNG。船はオープンスタイルのため、荷物も濡れないように注意しましょう。
乗船券は便指定での発券となり当日券のみ。予約はできません。とんぼりリバーウォーク北岸、「ドン・キホーテ道頓堀店」1Fの乗船受付にて乗船券をご購入ください。
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住所
542-0084 大阪府大阪市中央区宗右衛門町7-13
地図をみる -
最寄駅
なんば 駅 (御堂筋線 / 四つ橋線 / 千日前線)
徒歩0分
- 電話 06-6441-0532
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住所
542-0084 大阪府大阪市中央区宗右衛門町7-13
5.「たこ焼割烹たこ昌」で自らたこ焼を焼いてみる
大阪名物の代表格といえば「たこ焼」。道頓堀にもたこ焼店がいくつもありますが、CM「大阪出るとき連れてって〜♪たこ昌のたこ焼」で馴染みの「たこ昌道頓堀本店」では、テイクアウトはもちろん、店内での飲食も可能です。
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たこ昌 道頓堀本店
- 住所 〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目4-15
- 電話 06-6212-3363
営業時間:
11:00〜19:30
定休日:不定
公式サイト:http://takomasa.co.jp
6.「デザインポケット」で食品サンプルを作ってみる
道頓堀の南、千日前道具屋筋商店街に食品サンプルの制作体験ができる店「デザインポケット」があります。食品サンプルとは、飲食店の店頭や店内に並ぶ料理の模型で、日本の食文化の発展を支えてきました。デザインポケットは、その食品サンプルの専門店です。
食品サンプル制作体験は毎日開催。たこ焼やお寿司、パフェなどが制作できます。所要時間は30分〜60分。保護者の付き添いがあれば3歳からでも体験できますよ。時間割が決まっているので、詳しくは公式サイトを確認ください。サイトから予約もできます。
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デザインポケット 大阪本店
- 住所 〒542-0075 大阪府大阪市中央区難波千日前10-11
- 電話 06-6586-6251
営業時間:10:00~18:00
料金:2,980円(税込)
定休日:水曜
公式サイト:https://www.designpocket.net
7.「上方浮世絵館」で浮世絵の制作に挑戦
道頓堀では日本の伝統文化に触れることもできます。「上方浮世絵館」は、日本の美術品として人気の浮世絵を展示する施設。江戸(東京)の浮世絵は美人画や風景画ですが、上方(大阪)の浮世絵は道頓堀で活躍した歌舞伎役者の絵が中心です。美化せず、ありのままに描いているので、親しみがわく絵が多いのが特徴です。
館内では、木版画である浮世絵の制作体験ができます。ここで体験できるのは、版木に色を付け和紙に写す「摺(す)り」という最終工程。初めての人でも大丈夫です。3〜4色の摺りが体験でき、出来上がり品は持ち帰れます。体験ご希望日の3日前までにご予約ください(先着優先)。1Fのミュージアムショップでは、和装小物が販売されています。
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上方浮世絵館
- 住所 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-6-4
- 電話 06-6211-0303
営業時間:11:00~18:00
料金:700円(税込)、体験は別途料金
定休日:月曜(休日の場合は翌日)
公式サイト:http://kamigata.jp/kmgt/
8.「大阪千日前 水掛不動尊 法善寺」で水を掛けながら祈りをささげる
昔ながらの日本の風景が見たいなら、「法善寺横丁」がオススメです。ここは400年近く前からある法善寺の境内にあります。繁華街のにぎやかさとは異なり、石畳と提灯のあかり、線香の香りと白く立ち上る煙が特徴です。
境内には、地元の人たちが「お不動さん」として親しみを込めて呼ぶ「水掛不動尊」が祀られています。その姿は、苔(コケ)に覆われた日本でも珍しい姿。参拝者は、苔むしたお不動さんに水を掛けて祈りをささげます。
何度も火災や戦災に見舞われましたが、お不動さんはこの地で人々を見守り続けてくれています。感謝の心で手を合わせれば、すべての人に分け隔てなくご利益を与えてくれるのです。
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法善寺横丁
- 住所 〒542-00716 大阪府大阪市中央区難波1丁目付近
- 電話 06-6211-4152
営業時間:参拝自由、授与所10:00~18:00
料金:拝観無料
定休日:無休
公式サイト:https://houzenji.jp
9.「道頓堀つりぼり」でゲーム感覚でできる釣り体験
さまざまな娯楽が集まっている道頓堀には釣り堀だってあります。ゲームセンターの地下にある「道頓堀つりぼり」はコイやナマズ、チョウザメ、ウナギが釣れるスポット。
遊び方は、コイやナマズ、チョウザメなどがいる大池なら60分券もしくは30分券を購入するだけ。釣り竿や仕掛け、エサは付いています。ウナギ釣りは、仕掛けが切れたり絡まったりしなければ遊び放題。釣った魚を食べられたり持ち帰ったりはできませんが、手ぶらで遊べて、雨の日だって大丈夫です。大人だけではなく、子どもも安心して遊べますよ。
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道頓堀つりぼり
- 住所 〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-9 B1F
電話番号:06-6213-1804(10:00〜17:00)
営業時間:10:00~20:00
料金:大池30分800円、60分1,200円
定休日:年中無休(不定期メンテナンス休業有り)
公式サイト:http://doutonbori-turibori.com
10.「なにわ名物 いちびり庵道頓堀店」で大阪らしいお土産をいっぱいゲット
お土産選びも楽しみのひとつです。道頓堀の動く看板として愛されている名物人形「くいだおれ太郎」のとなりにあるのが、「なにわ名物 いちびり庵道頓堀店」。常時約4,000点のかわいい、おもしろい、珍しいなどのアイテムが店頭に並んでいるから、店内を見て回るだけでも楽しい場所です。旅の記念や家族・友人たちへのプレゼントに、大阪道頓堀らしい買い物を楽しんでください。日本でここだけの「くいだおれ太郎」のオフィシャルショップも併設しています。
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なにわ名物いちびり庵 道頓堀店
- 住所 〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル1F
- 電話 06-6212-5104
営業時間:10:00~22:00
定休日:無休
公式サイト:http://www.ichibirian.jp
11.新しいコンセプトカフェ「Pivot BASE ~Travel Café @Tonbori~」で旅の新たな発見・体験を
旅行者へ新しい発見や「欲しい」と思える情報を発信する、新しいコンセプトカフェです。また、Pivot BASE で発見した情報を旅行者自身のスマートフォンに持ち出せる実用的な仕組みもあり、初めて訪れた人の情報収集に最適です。
例えば、店内にあるタブレットやサイネージでは、大阪や関西の「街歩き動画」が視聴可能です。視聴中に飲食店など気になるコンテンツをタップすると、詳細情報の確認と利用者のスマートフォンへの情報の持ち出しができます。また、ARグラスを装着すると、迫力ある映像体験ができます。
そのほか、Pivot BASE オリジナル「インタラクティブドラマ」といったコンテンツや、空中ディスプレイによる映像体験、SNS連動型サイネージなど、最新のデジタルコンテンツが揃っています。
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Pivot BASE ~Travel Café @Tonbori~
- 住所 〒542-0071 大阪市中央区道頓堀 1 丁目 7-21 中座くいだおれビル 1 階
時間:11:00~23:00(土日祝の前日は 24:00)
定休日:無休
※利用には1人1ドリンク注文
対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語
12.2023年4月リニューアルした「ラオックス 大阪道頓堀店」でショッピング
道頓堀にある『ラオックス 大阪道頓堀店』は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一時閉店していましたが、2023年4月にリニューアルオープンしました。 店内は海外で人気の高い日本の理美容家電と調理家電の他、お菓子や伝統民芸品といったお土産、化粧品、ヘルスケア用品など、海外からの旅行者が求めるアイテムが揃っています。
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ラオックス大阪道頓堀店
- 住所 〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1-4-23道頓堀ベニスビル1F
- 電話 06-6210-4382
営業時間:11:00~21:00
13.寿司作りに忍者体験…道頓堀で貴重な日本文化を体験!
道頓堀では、ほかにも日本の伝統文化を体験できるユニークな施設が盛りだくさんです。大阪を中心に展開している回転ずしチェーン店「大起水産回転寿司 道頓堀店」では、寿司職人のような法被を身にまとい、自動で出てくるターンテーブル・巻マシーンを体験しながら、お寿司作りに挑戦できます。完成したお寿司を食べられるのはもちろんのこと、お寿司とともに記念撮影も行い、思い出深い体験を積むことができます。
さらに、「忍者体験カフェ大阪 道頓堀」では、大阪の道頓堀を舞台に、忍者になる体験が可能です。忍者服を着たまま街へ出かけることができ、写真や撮影しながら思い出に残すこともできます。実際の忍者修業もでき、手裏剣、吹き矢、刀修業などを体験。
大阪観光の際には、これらの施設で、日本の伝統文化に触れながら楽しい時間を過ごしてみてください。
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住所
542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-6-8 難波門三ビル4F
地図をみる -
最寄駅
なんば 駅 (御堂筋線 / 四つ橋線 / 千日前線)
徒歩2分
- 電話 070-9261-3333
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住所
542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-6-8 難波門三ビル4F
道頓堀を楽しむおすすめツアーをチェック
いかがでしたか? 道頓堀は、大阪のなかでも明るく元気でサービス精神旺盛なエリアです。「食い倒れの街」として大阪の食文化の中心地でもありますが、一番の魅力は楽しいことが大好きな人たちが集まってくる雰囲気かもしれません。街の始まりは芝居小屋が軒を連ねる芝居町でした。その息吹が今も感じられる道頓堀をぜひ満喫してくださいね。
Text by:一二三 五十一(ひふみ いそかず)
※本記事の情報は2020年5月時点のものを2023年8月に更新しています。
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