施設説明
奈良時代の史跡や江戸時代の町家など、積み重ねてきた歴史を感じさせる奈良町。その奈良町の歴史や生活文化について伝える私設美術館。昔から伝わる民具などの民俗資料や古美術、江戸時代から明治時代にかけての絵看板など、ユニークで貴重な資料が多数展示されている。庚申信仰の本尊・青面(しょうめん)金剛立像や吉祥天女像を祀り、身代わり申の制作販売も行っている。奈良に生きてきた人々が培ってきた“奈良町らしさ”を受け継ぎ、訪れた人々に伝えている。
・魔除けのお守り「身代わり申」
奈良町の家々の軒先に吊るされた赤いぬいぐるみ「身代わり申」。魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るされたもので、災いを代わりに受けてくれるため「身代わり申」と呼ばれている。この「身代わり申」の背中に願い事を書いてつるすと願いがかなうとされている。資料館では様々なサイズの「身代わり申」が販売されている。
・60日に一度、江戸時代の庶民たちが寝ずにお参りした“庚申さん”
昔から七体の庚申さんが祀られており、「七庚申まいり」が盛んだった奈良町。資料館には“庚申さん”と呼ばれ親しまれる「青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)」もお祀りされている。江戸時代、人間のお腹の中に“三尸(さんし)の虫”がいると信じられていた。60日に一度の庚申の日の夜に“三尸の虫”は体から抜け出し、その人間が犯した悪事を天帝に告げに行き、その罰で寿命が縮まると言われていた。60日一度の庚申の日の夜、人々は寝ずに青面金剛像を供養したという。
施設基本情報
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- 住所
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630-8334
奈良県奈良市西新屋町14
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- 最寄駅
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近鉄奈良 駅
・ 近鉄奈良線
徒歩15分
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- 電話
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0742-22-5509
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- 営業時間
- 10:00 - 17:00
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- 定休日
- 無休
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- 公式サイト
- オフィシャルサイト
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