京都府の北部に位置する京丹後市は、海、山、里の恵まれた環境で夏は海水浴、冬は蟹と温泉を目当てに訪れる方が多く、関西圏では美食のまちとして人気。ユネスコ世界ジオパークに認定された季節毎に変化する壮大な景観と、豊かな環境で育った旬の食材を思う存分楽しめます。今回は、知る人ぞ知る人気スポット京丹後の「旬食」と「観光」をご紹介します。
夕日ヶ浦海岸のそばに佇む極上の温泉旅館「海花亭花御前」
▲久美浜湾と日本海を遮る、小天橋と呼ばれる砂州(さす)に美しい浜が続きます。遠浅で透き通った海と白砂青松が美しいロングビーチ。
旬の食材を活かした手作りのお料理は、どれも絶品。この時期、絶対食べたい松葉ガニは、蟹刺し、茹で蟹、焼き蟹、蟹鍋など様々な調理法で満喫できます。また、和室・和洋室・離れ、露天風呂付等タイプの異なったお部屋を選べるのが特徴です。
▲豪華松葉ガニ1匹付の蟹づくしコース。夕食をお部屋でいただけるのも嬉しいですね。
▲間人ガニの証、緑タグ付き。まずは、ゆで蟹からいただきます。日本海と久美浜湾で獲れた海鮮もおすすめ。
▲間人ガニが生息するのは深海300m程度の海層で、1年を通して水温0度~1度の「日本海固有水」と呼ばれる場所。海底は砂泥状になっており、カニの餌となる生物やプランクトンが豊富に生息しています。
▲露天風呂付のお部屋は24室。源泉かけ流しでいつでも利用できます。
▲2年前にオープンしたばかりの特別室は、広く開放的で、清潔感もあり快適に過ごせます。
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海花亭花御前
- 住所 京都府京丹後市網野町木津193
- 電話 0772-74-1333
京丹後山陰沖の漁場で獲れた良質な松葉蟹を提供する「魚政」
とにかく“美味しい”を追求した 手間を惜しまない管理と工夫で、鮮度はもちろん、品質まで満足できる魚政の蟹。匠の技で茹で上げるなど丁寧に仕上げることで「蟹本来の味」を大切にしています。
▲店主の谷次さん。この日は2,000gの蟹が上がったとか!
京丹後の蟹は恵まれた環境の中で、ミネラルや栄養素がたっぷりの餌を食べるため、脚長で繊細な甘い身が特徴です。
▲魚政の蟹に泥臭みや生臭みが少ないのは、泥破吐きと水温管理の他、丁寧な加工が重要とのこと。何もつけなくても蟹本来の味を味わえます。
▲茹で上がった蟹を 全て一匹一匹丁寧に洗い、 汚れやにおいの元を取るひと手間が魚政の蟹を美味しくしている秘訣。
▲セイコ(セコ)蟹は、身詰まりの良さ、濃厚なカニ味噌、甲羅の内外に持っている卵、朱色の内子とプチプチとした食感の外子が最大の魅力!
▲手軽で食べやすいと人気の「甲羅盛り」は一匹ずつ丁寧に手作業で作っています。
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魚政
- 住所 京都府京丹後市網野町網野2707-17
- 電話 0772-72-0823
京丹後の豊かな自然で育まれた久美浜牡蠣が食べられる「風蘭の館」
久美浜湾は、日本海に面していながら砂州で隔たれ波が静かで、牡蠣の成長に必要なプランクトンが多いため、プリプリ濃厚な牡蠣が育ちます。
▲オーナーの浜上さん。山と海に囲まれた自然豊かな環境で牡蠣を育てています。
▲店舗では、殻付きの牡蠣が食べ放題!制限時間内に100個食べる方もいたとか!
▲今年の牡蠣は良好とのこと。これから冬にかけて身が更に育ちます。
▲蒸した久美浜の牡蠣を食べ放題。その他、牡蠣フライ、牡蠣グラタン、牡蠣ご飯など、色々な食べ方で牡蠣を満喫できます。
▲半斗缶(50個程度約5kg)。お持ち帰り、お取り寄せも可能。ふるさと納税の返礼品もありますよ!
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風蘭の館
- 住所 京都府京丹後市久美浜町蒲井518-1
- 電話 0772-83-1033
老舗料理店「モリタ屋」の専用牧場「モリタ屋FARM」
モリタ屋の専用牧場モリタ屋FARMは京丹後市の自然豊かな山間にあり、愛情たっぷり大切に子牛を京都育ちの京都牛「京都肉」に育成。また、徹底した熟成管理をされているため、 美しいサシと柔らかい肉質が魅力です。(モリタ屋で提供されている全てのお肉が京丹後市産ではありません)
▲モリタ屋木屋町店にて、人気メニューの「すき焼き」を頂きます。仲居さんが丁寧に目の前で美味しく焼き上げてくれます。
▲モリタ屋木屋町店のすき焼きコース特選。
▲京丹後市ふるさと納税返礼品でお取り寄せも可能なすき焼き用ロース肉。
▲京丹後市内にあるモリタ屋FARM牧場管理者井上さん。自然豊かな環境で、京都育ちの子牛を大切に育てています。
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モリタ屋FARM
- 住所 京都府京丹後市弥栄町字木橋小字鴨谷2310
和久傳ノ森の中にあり、食で心も癒される「工房レストランwakuden MORI(モーリ)」
明治3年、京丹後で和久屋傳右ヱ門がはじめた料理旅館を礎に、創業150年余の歴史を刻む和久傳。地元の生産者さんから直接仕入れた新鮮な食材を使い、四季折々のお料理を一流の料理人によってカジュアルに楽しめるのが魅力です。
▲建築家・安藤忠雄氏が設計した美術館『森の中の家 安野光雅館』ではノスタルジックな安野光雅画家の世界が広がります。また、お店で販売されているお菓子やお惣菜などのおもたせを製造している『京丹後久美浜第二工房』も隣接しているので工房見学も楽しめます。
▲料理長の関戸さん。長年、京都市内の和久傳で勤めていましたが、京丹後の食材に魅了され、移住してきたとの事。
▲お肉とお魚が楽しめる数量限定 MORIセット。どれも和久傳秘伝の出汁が活きた素晴らしい一品です。
▲オリジナルの土鍋で炊き上げる丹後無農薬米コシヒカリは、ふっくら艶があり格別の美味しさ。
▲天然鯛と鯛白子 丹後野菜カレー。鯛の風味がカレーに溶け込み、京丹後産野菜との相性も抜群。山椒香油や塩の調味料で味変も楽しめます。
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WakudenMORI(モーリ)
- 住所 京都府京丹後市久美浜町谷764 和久傳ノ森
- 電話 0772-84-9901
京丹後市の山や海の幸を堪能して頂けるホテル併設の極上レストラン「Reception Garden」
地元、京丹後市久美浜産を中心に魚介類や野菜など四季折々の旬の食材を使ったお料理が楽しめます。天井も高く、木の温もりを感じながら過ごせる店内で、一品一品素材の味を感じながら優雅なひと時を過ごせます。
▲数量限定「久美浜産渡り蟹のパスタ」。季節ごとに旬の海鮮を久美浜の漁師さんが届けてくれるんだそう。
▲緑に囲まれた静かな空間でのお食事は、心もお腹も満たされます。
▲スタッフおすすめの「チキンのハーブローストじゃがいものロースト添え」セット。自家製ハーブで味付けしたとってもジューシーなお肉。
▲果物大国京丹後の新鮮なフルーツを贅沢に使ったオリジナルパフェ。
▲「暮らすように泊まれるホテル」がコンセプトのHOLIDAYHOMEと隣接しています。森の中にある隠れ家として地元の方にも人気。
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Reception Garden
- 住所 京都府京丹後市久美浜町向磯2575
- 電話 0772-72-5588
京丹後で育ったお米と湧水でつくる日本酒「木下酒造」
玉川の名で知られる銘酒を生み出した木下酒造は、天保13年(1842年)から180年続く、京丹後久美浜の酒蔵。お酒は、時間軸での変化を味わって頂くため、商品の多くは寝かせてから熟成酒として出荷しているそう。また、“変化を楽しむ”酒のため、常温管理、常温熟成を中心としています。
▲杜氏のフィリップ・ハーパー氏(左)は30年前に来日し酒造り一筋。木下氏(右)は七代目の蔵元。
▲酒造りは微生物で味が変わるため、木下酒造では、微生物の自然の力を利用した自然酵母にこだわっている
▲時間と温度で味が変わる「変化が面白い酒」玉川
▲熟成酒から様々なお酒がずらりと並ぶ酒蔵直営店
▲店内では飲み比べの試飲ができる。熟成具合と温度での味の変化を体験してみては?
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木下酒造
- 住所 京都府京丹後市久美浜町甲山1512
- 電話 0772-82-0071
牧場直送のしぼりたての生乳をたっぷり使用したジェラートが人気「野村牧場」
鳴砂で有名な「琴引浜」が近くにある「野村牧場」のジェラートやソフトクリームは、潮風が運ぶミネラルを含む牧草を食べて育つ乳牛のミルクから作られていて、一度食べたらやみつきになる美味しさ。
隣接するお店では、チーズケーキ等のスイーツも購入できるのが嬉しいですね。
▲特別にソフトクリームづくりの体験をさせて頂きました
▲一口食べてみると、フワッと軽い口当たりで濃厚ミルク味なのに後味がさっぱり
▲テラス席には、かわいい牛のベンチが♪自然を感じながら味わえる
▲ジェラートは常時16種類で、素材そのものの自然な味を感じられるよう、必要最低限の材料でひとつひとつ丁寧に作られている
▲店長の野村さん。祖父が開業した牧場を家族で大切に守り、経営している
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野村牧場
- 住所 京都府京丹後市網野町小浜26−6
- 電話 0772-72-5588
食材の宝庫京丹後市。メロン・桃・ぶどう・苺・梨・スイカなどのフルーツがほぼ年中楽しめ、米の食味ランキング「特A」を西日本で最も多く獲得している「丹後コシヒカリ」など旬の食材を楽しめる味覚の宝庫です。
▲京丹後の生産者:田園紳士の森下さん(左上)、日下部農園の日下部さん(右)、エチエ農産の越江さん(左下)
▲時間と手間をかけて丁寧に育てられた梨からは、自然と作り手の人柄も伝わってくる
▲糖度が高く、やわらかな食感で人気のあたご梨
▲京丹後といえば「コシヒカリ」。海風に運ばれるミネラルや美しい清流の水など、豊かな自然環境がしっかりと守られているため 食材が美味しく育つのだとか
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日下部農園
- 住所 京丹後市久美浜町鹿野1543
- 電話 0772-83-2180
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株式会社エチエ農産
- 住所 京丹後市久美浜町女布684
- 電話 0772-840-625
美しい夕日が見られることで有名な「夕日ヶ浦海岸」は、思わず撮りたくなるフォトジェニックなスポットで若者にも人気
日本海ならではの水平線に映る夕陽が何とも美しく、ずっと眺めていると時間を忘れてしまうほど。運がよければ、ドラマチックな光に包まれるマジックアワーに出会えるかも!
▲夕日ヶ浦海岸にある「YUHIGAURA」のモニュメント。夜のライトアップは幻想的
▲夕陽と夜景の幻想的な一枚を撮影できるマジックアワー
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夕日ヶ浦海岸
- 住所 京都府京丹後市網野町浜詰
- 電話 0772-74-0009
京都府京丹後市は、四季折々、一年を通して美味しい食材が溢れる美食のまち。
ここで紹介できるのはほんの一部。素敵なスポットや食材が盛りだくさんなので、旬の食材を目的に、季節ごとに訪れてみてはいかがでしょうか?
また、京丹後市はふるさと納税も充実。フルーツや蟹などの特産品を自宅で楽しんだり、お食事クーポンや宿泊クーポンで観光を楽しむのもおすすめ。ぜひチェックを。
京丹後市ふるさと納税のお知らせ
京丹後市のふるさと納税インスタグラムでは、美味しい返礼品やオススメ観光スポット、風景など魅力をお伝えしています。
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