京都の観光地は、京都市内に点在しているため、移動の際にどの交通手段を選ぶかが重要です。公共交通機関で最も利用しやすいのが、地下鉄・電車とバス。両方をうまく組み合わせれば、一日で多くの観光地を巡れます。ただし、乗車の度に切符を買うのは時間をロスするうえに、費用もかさむもの。そこでおすすめなのが、「地下鉄・バス1日券」。今回はこの乗車券の利用方法等を説明します。
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京都の観光地は市街地に点在
京都の玄関口である京都駅を中心に、北に金閣寺や二条城、南に伏見稲荷大社、東に清水寺や銀閣寺、西に嵐山と、観光地が広範囲に点在しており、公共交通機関での移動が欠かせません。
京都市内の公共交通機関は様々ですが、観光地を効率よく回るには、バスや地下鉄・電車を上手く利用することが重要です。しかし、市内中心部は観光客の増加に伴い、交通渋滞が発生しやすくなっており、バスのみの移動では予定どおりに目的地に到着しない可能性も。渋滞を避けるためには、地下鉄・電車とバスを組み合わせて移動するのがおすすめです。
京都を観光するなら「地下鉄・バス1日券」が便利!
点在する観光地を効率的に回るためには、「地下鉄・バス1日券」がお得で便利です。この乗車券を使えば、京都市営地下鉄全線・市バス全線と、京都バス・京阪バス・西日本JRバス(一部路線を除く) が一日乗り放題となるため、これ1枚で京都市内の観光地をほぼ回れます!ただし、ご利用日は1日のみで、24時間券ではありません。料金は、大人1100円、子ども(6歳~11歳)550円。
さらに嬉しいのが、「地下鉄・バス1日券」を持っていると、京都市内にある約60か所の施設で割引などの優待が受けられること。優待を受けるには、該当施設の入口などで提示するだけ。
優待内容は、二条城の入城料100円引きや、紅葉の名所として知られる永観堂の拝観料100円引き(ライトアップ時除く)などなど。
優待情報は「地下鉄・バス1日券」のウェブサイトから確認できます。
実際どれくらいお得?利用例で見る「地下鉄・バス1日券」のメリット
それでは、「地下鉄・バス1日券」を利用することでどれくらいお得になるか、モデルコースで見てみましょう。
京都駅からスタートし、金閣寺、二条城、清水寺を回って、京都駅に戻る定番観光地を巡るルート。地下鉄とバスを組み合わせて効率的に回ると、運賃は1,620円。「地下鉄・バス1日券」を利用すれば500円以上お得です!さらに、二条城では入城料が100円割引になる優待も。
駅や観光案内所で手軽にゲット!「地下鉄・バス1日券」はどこで買える?
「地下鉄・バス1日券」は、観光客が訪れやすい場所で購入可能です。
京都駅をはじめ、地下鉄駅の自動販売機や係員のいる窓口で販売しているほか、京都駅前バスのりばでも、自動販売機や、JR京都駅中央口前バス総合案内所などで販売しています。
また、京都駅ビル2階「京都総合観光案内所(京なび)」にも自動販売機が設置されています。
窓口、自動販売機ともに現金支払いのみ。購入前に現金を用意しておきましょう。
簡単!「地下鉄・バス1日券」の使い方
使い方は、とても簡単!
■地下鉄の場合
自動改札機の黄色い挿入口に挿入します 。出口から乗車券が出てくるので取ることをお忘れなく。
1回目の利用時には、乗車券を挿入すると自動で日付が印字されます。
■市バスの場合
1回目の利用時は、降りるときに、運転席横の運賃箱のカード挿入口に乗車券を差し込むと、日付が印字されます。出てきたカードを受け取ることをお忘れなく。
2回目以降は、降りるときに乗車券の日付部分を運転士に見せるだけ。カード挿入口へ差し込む必要はありません。
京都の観光地を回るのに役立つ「地下鉄・バス1日券」。改札に通す、または運転士に提示するだけで利用できるため乗り降りがとてもスムーズに。運賃を気にせず、地下鉄とバスを組み合わせて効率的に移動できるので、京都のすみずみまで堪能できるに違いありません。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。