1976年に創業したビームスは、輸入およびオリジナルの衣料品や雑貨のセレクトショップとして、若者を中心に人気を博してきました。2016年4月、40周年を迎えた同社が始めたプロジェクトが、ビームス ジャパンです。日本の伝統ある品々や文化を取り入れたオリジナルの商品は、ファッション、雑貨、アート、サブカルチャー、地方の特産品、飲食と幅広いラインナップ。東京の新宿と渋谷のショップは大人気となり、これに続く3店舗目としてビームス ジャパン 京都がオープンしました。

京都の中心部にリニューアルオープンした「新風館」の1F、パティオに面した場所にお店があります。店舗の面積は107.91平方メートル、天井までの高さは約3.6ｍ、天井に描かれた鳳凰が圧巻です。洋服のコーナーは、日本建築の床の間を模したデザイン。和と洋がミックスされ、ビーム スジャパン独自の雰囲気が醸し出されています。

壁面の棚に並ぶのは、日本各地の工芸品とコラボしたオリジナルグッズ。招き猫、赤べこ、だるまもビームス仕様で、とってもクール！外国人へのプレゼントにも喜ばれそう。フロアのコーナーごとに、和柄の文房具、かばん、ポーチ、Tシャツ、玩具などがディスプレイされて、目移りしてしまいます。

多彩な商品の中で、京都限定アイテムに注目してみましょう。京都旅行の記念品として、またお土産としてもおすすめです。

ミズノグローバルプロジェクト“KAZOKU”から復刻した「WAVE RIDER 10」をベースに、コヨーテカラーでミリタリーテイストに仕上げた特別なスニーカー。シュータンとヒール部は、BEAMSの特徴的なオレンジを配しています。日本人の足の形に合わせ、高めの甲で幅広。クッション性が良いため、履き心地は抜群です。サイズは25.5cm〜29cm。

＜MIZUNO × BEAMS＞ WAVE RIDER 10(18,000円・税別)

京都を象徴するアイコンのひとつ、東寺の“五重の塔”をモチーフにしたロゴ入りTシャツ。日本で着ても粋なデザインですが、外国への京都土産に最適ですね。

半袖Tシャツ(5,800円・税別)
ロングスリーブTシャツ(7,800円・税別)

外国でもそのまま「Ninja」で通るほど日本を象徴している “忍者”にフィーチャーした新シリーズ。世代を超えて愛されているキャラクター「忍者ハットリくん」とのコラボアイテムは、吸湿速乾性に優れた高機能Tシャツをはじめ、UV・撥水・速乾性のある生地、忍者の頭巾風にアレンジしたネックシェード付きのキャップ、藍染の剣道着をベースにした作務衣、動きやすく丈夫な生地で作った藍染のイージーパンツまで、最高のクオリティです。

キャップ(6,800円・税別)
Tシャツ(5,800円・税別)
藍染の刺子作務衣(38,000円・税別)
藍染のイージーパンツ(12,000円・税別)

忍者ハットリくん　(c)藤子(A)・シンエイ・小学館

1915年創業の “絞り屋”＜BUNZABURO＞。伝統的な絞りの技術を用いた独特の布地は、伸縮性があって収納力も抜群。光沢あるポリエステルサテンのカラーバリエーションは50色。手にとって、使い心地を試してみましょう。コンパクトに持ち運べる点からも、欲しくなることまちがいなしです。

トートバッグ
ソリッド(3,800円・税別)
2トーン(5,500円・税別)

伝統的な仏具、佐波理(さはり)製「おりん」に、宇治で作られる組紐の持ち手がついています。美しい音を出すために銅と鈴を限界まで配合した合⾦、佐波理は、祇園祭の囃⼦鉦も手がける「南條工房」が製作。優れた伝統技術が澄み渡る響きを生み出します。

LinNe おりんM(18,000円・税別)
LinNe おりんS(16,500円・税別)

長年愛されている最強ロボットヒーロー「マジンガーZ」。通常のシルバーではなく、京都をイメージしたゴールドとビームスカラーのオレンジにアレンジした特製ソフビは、BEAMS JAPAN KYOTOのオープン記念の超レア品。お父さん世代にはたまらない逸品です。

ソフビ マジンガーZ（ゴールドカラー） (8,500円・税別)

(c)永井豪／ダイナミック企画

人気のイラストレーター・犬ん子が描き下ろしたオリジナルイラストをあしらったＴシャツ。自身の代表作ともいえる猫や福助をモチーフにし、日本の縁起物が集合したデザインは、福を呼び込んでくれそうです。

Tシャツ(4,500円・税別)

ビームスらしいセンスの良さで日本の美を取り入れた、わくわくする品ぞろえは、あらゆる世代に斬新な魅力を伝えます。京都に住んでいる人も注目しているビームス ジャパン 京都の限定品は、数に限りがあるものもあるため、早めに出かけましょう。

※本記事の情報は2020年6月時点のものです。