日差しが暖かく新緑が美しい春は、京都観光にぴったりの季節です。桜シーズンは終わりを迎えましたが、京都には桜のモチーフや、春の散策のお供にぴったりの可愛いスイーツやお惣菜などがたくさん! ぜひ京都のグルメで春の風情を感じてみてはいかがでしょうか? 今回は、LIVE JAPAN編集者が京都で見つけた、この春おすすめの食べ歩きグルメ5選を紹介します。
京都で食べ歩きを楽しむのがおすすめの理由
京都は日本の伝統的な文化と歴史が豊かな街。食文化も発展していて、抹茶や湯葉、湯豆腐などの京都ならではの和食を堪能できます。
また日本の古き良き風情ある街並みがあるほか、歴史的な建築物やお寺、神社などが点在していて、その周辺には多くの飲食店や屋台があります。季節によって旬の食材や季節限定の商品が楽しめるのも魅力。食べ歩きをしながら、京都ならではの風情ある街並みを散策するのは、京都の楽しみ方のひとつといえます。また祇園や先斗町、錦市場などグルメが楽しめるスポットも徒歩圏内にあるので、観光しながら自分のお気に入りのお店を見つけてはいかがでしょう?
一方で、錦市場など京都では食べながら歩く行為を禁止しているエリアがあります。イートインを利用したり他の方の迷惑にならない場所で食べたりなど、マナーを守って楽しんでください。
1)カラフルで可愛い!祇園 京くららの「京生麩」
祇園四条駅から約徒歩5分、八坂神社西楼門が目の前に立つ場所にあるのが、「祇園 京くらら」。鎌倉時代(1185年-1333年)末期に精進料理の食材として用いられたと言われている京生麩の専門店です。伝統的な手作り製法を守りながらも、京生麩をおしゃれにアレンジして親しみやすく食べやすい形で提供しています。あんが乗ったスイーツ系から、いそべ揚げやベーコン巻きなどのおかず系までその種類ざっと20弱ほど!
今回いただいたのは、大人気の「揚げぶぶあられ(もち麩)」、「田楽味噌白みそ」、「抹茶あん」、そして期間限定の「桜あん」の4種類です。いずれも税込み350円と手軽に楽しめる価格です。
食べて驚くのは生麩のもちもち感! グルテンを主原料にしているためお餅とは少し違う独特の食感が楽しめます。抹茶あんはや桜あんは、それぞれの風味が豊かですっきりした甘さのあんがたっぷり乗っていて、まるで上品な和菓子を食べているよう。
カラフルな見た目が可愛い揚げぶぶあられは、カリカリのあられがまぶされており、おせんべいのような味わい。田楽味噌白みそは和食で使われている京都ならではの白みそが乗っていて、甘じょっぱさが美味。写真映えを意識しながら選べるのも醍醐味です。
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祇園 京くらら
- 住所 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側294
- 電話 075-741-6353
営業時間: 10:00〜18:00
2)桜と抹茶のコラボ!祇園辻利の期間限定「春色そふと」
京都・祇園にて宇治茶を提供している「祇園辻利」。祇園四条から四条通沿いを歩いて3分の場所に店舗を構えています。そんな祇園辻利から春限定のキュートなスイーツが期間限定で登場し注目を集めています。なかでも筆者が一目ぼれして即決したのがこちらの「春色そふと」(680円)。
抹茶のソフトクリームと優しいピンク色の桜ソフトクリームがミックスされており、そのうえに可愛い三色団子と、桜の花びらが描かれた桜あんの最中が添えられています。春らしい鮮やかな色合いは写真映え間違いなし。
もちろん味も老舗のお茶専門店ならでは。ソフトクリームは濃厚で薫り高い抹茶の風味と春を感じさせる桜の風味が混ざり合ってふわっと口の中に広がります。3色団子や桜あんの入った最中も上品な味わい。桜シーズンが終わっても京都の春を存分に感じられますよ。4月20日(※なくなり次第終了)までの期間限定販売ですが、ほかにも4月下旬まで楽しめるスイーツがたくさんあります。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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祇園辻利 祇園本店
- 住所 〒605-0074京都府京都市東山区四条通祇園町南側 573-3
- 電話 075-551-1122
営業時間:平日 10:30〜19:00/土日祝 10:30〜20:00
定休日:不定休
3)抹茶パフェがアイスバーに!? 伊藤久右衛門の「抹茶パフェアイスバー」
着物姿の女子たちが何やら可愛いアイスをほおばっているのを発見! さっそく祇園四条駅近くにある京都・宇治の人気老舗茶屋・伊藤久右衛門で購入したのが「抹茶パフェアイスバー」。茶房の抹茶パフェを丸ごとアイスバーで再現したという珍しいコンセプトのスイーツです。
定番の抹茶味をはじめとして、全部で5種類。今回は、春らしい「さくら」(640円)と「いちご」(680円)をチョイスしました。
「さくら」は抹茶アイスに桜味のチョコレートがコーティングされており、その上に桜色の白玉や、桜クリームと一緒に塩漬けにした桜の花がトッピングされています。桜の優しい風味と、濃厚抹茶アイスが絶妙なハーモニーに。
「いちご」は同じく抹茶アイスにいちごチョコレートをコーティング。フリーズドライしたいちごやブルーベリー、ラズベリーが乗っているので、甘酸っぱさが丁度いいアクセントになります。どちらも食べごたえ抜群! アイスではなくパフェとして楽しんでみてくださいね。そしてSNSで自慢しちゃいましょう。
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伊藤久右衛門 祇園四条店茶房
- 住所 〒605-0074京都府京都市東山区四条通大和大路東南角祇園町南側586
- 電話 075-741-8096
営業時間:10:30~18:30(茶房ラストオーダー18:00)※喫茶の混雑状況により、受付終了時間が早まる可能性あり
定休日:年中無休(元日のみ休業)
4)京の食材がたっぷり!海鮮処 桒藤の串揚げ
場所を変えて訪れたのが「京の台所」として観光客からも人気のあるスポット「錦市場」。数あるお店のなかで目に留まったのが、たくさんの串焼きや串揚げを販売している「海鮮処 桒藤(くわとう)」。海鮮の焼きたて・揚げたてのいい香りに思わず足を止めてしまいました。
今回、筆者が選んだのは「海老と山芋の京湯葉包揚げ」(650円)と「カニ握り串の天ぷら」(500円)。
注文すると揚げたての串に特製の塩をたっぷりまぶしてくれるので、ますます食欲がそそられます。海老と山芋の京湯葉包揚げは、カリカリに揚がった京湯葉の中に、歯ごたえがありつつもふんわりした海老と山芋の練り物が包まれていて、カリふわの食感が最高です!湯葉の中に入っている大葉も味のアクセントに。
カニ握り串の天ぷらはカニの脚のようなインパクトある見た目。魚のすり身とカニを練りこんで揚げたあつあつの天ぷらで、ひとくち食べるとカニの風味が口の中に広がります。どちらも塩味が効いているので、ビールと一緒に味わいたいところ。
錦市場では食べながら歩くことは禁止されていますので、お店のイートインスペースなどで味わってくださいね。
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海鮮処 桒藤 くわとう
- 住所 〒604-8052 京都府京都市中京区錦小路麩屋町東入鍛治屋町
- 電話 075-221-1759
営業時間:10:00〜18:30(季節により変動)
定休日:不定休
5)賞味期限はたった1分!? 錦一葉&まめものとたい焼きの「あんバターたい焼き」
同じく錦市場で行列ができているお店を発見。普通のたい焼きのお店かと思いきや、「賞味期限1分!!」と書かれた看板が。その正体は、あんとたっぷりのバターが入った「あんバターたい焼き」とのこと。
さっそく「あんバター(つぶあん)」(390円)と「ロイヤルカスタード」(350円)を注文しました。焼き上がりを待つこと10分少々。番号を呼ばれてレジに行くと、焼きたてのたい焼きにその場で大きなバターを入れてくれます。そう、このバターが溶けていく1分が食べごろとのこと。
この瞬間に食べると、じゅわっとした芳醇なバターと、すっきりとした甘さのあんとの絶妙なコラボレーションが楽しめます。バターが溶けてたれてくるので要注意ですが、バターが浸透してきた生地も、まるでパンケーキのような味わいになり、これはこれでとても美味しくいただけます。丸みのある形もキュート!
もうひとつのロイヤルカスタードも、濃厚だけどすっきりした甘さのカスタードクリームが入っていて生地とほどよくマッチしていました。
店舗の中に広めのイートインスペースがあるので、ぜひ座って味わってくださいね。
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錦一葉&まめものとたいやき
- 住所 〒604-8055京都府京都市中京区東魚屋町185-2
- 電話 075-746-7731
営業時間:11:00〜17:00
定休日:不定休
以上、LIVE JAPAN編集者が京都を食べ歩いて見つけたおすすめの5つのグルメをご紹介しました。ほかにも、京都には絶品グルメがたくさんあります。ぜひ春うららかな京都を散歩しながら、お気に入りのお店を見つけてみてくださいね。
Text by:LIVE JAPAN編集部
※本記事の情報は2023年4月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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