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京都の町並みや夜景を一望!注目のテラスダイニング&ルーフトップバー3選

京都の町並みや夜景を一望!注目のテラスダイニング&ルーフトップバー3選

更新日: 2022/04/23

京都らしい町並みや夜景を堪能しながら、おいしい食事やお酒が楽しめる、テラスダイニング、ルーフトップバー。心地よい風を感じながら、おしゃれで大人な雰囲気の京都を満喫できる、いま注目のスポットです。ルーフトップやテラスなど、いつもと違う視点から眺める五重塔や鴨川は、それまで見ていた景色とは全く違う趣があって、感動的! とっておきの京都を体感できる、おすすめスポットを紹介します。

目次
  1. 1.法観寺・八坂の塔が目の前、360度のパノラマビュー! 東山の「K36 The Bar & Rooftop」
  2. 2.大文字と平安神宮を望む「京都モダンテラス」
  3. 3.夏の川床もおすすめ!鴨川沿いに佇む「LE UN(ルアン)鮒鶴京都鴨川リゾート」

1.法観寺・八坂の塔が目の前、360度のパノラマビュー! 東山の「K36 The Bar & Rooftop」

1.法観寺・八坂の塔が目の前、360度のパノラマビュー! 東山の「K36 The Bar & Rooftop」

「K36 The Bar & Rooftop」があるのは、清水寺からも八坂神社からもほど近い、京都らしい風情が詰まった東山エリア。清水坂の途中に建つ「ザ・ホテル青龍 京都清水」の最上階(4F)にあります。

「ザ・ホテル青龍 京都清水」は、1933年に建てられた元清水小学校の校舎をコンバージョンして誕生した、上質でラグジュアリーなヘリテージ(遺産)ホテルです。「記憶を刻み、未来へつなぐ」をコンセプトにしたホテルには、館内のいたるとこに小学校だった頃の面影が感じられ、ノスタルジックな空気感に包まれています。

ホテルの最上階(4F)にあるバーは、ゆったりとソファでくつろげる室内のメインバー「K36 The Bar」と、京都の景色を一望しながら過ごせるルーフトップバー&レストラン「K36 Rooftop」、2つのエリアで構成されています。

「K36 Rooftop」から楽しめるのは、法観寺(八坂の塔)、大雲院(祇園閣)など、京都市街を一望できる360度のパノラマビュー!

春は桜、夏は五山の送り火、秋は紅葉も楽しめます。東山の中腹に建っているので、街中より100mほど標高が高く、4Fよりもずっと高いところから見下ろしている気分になります。東山の町並みをこんなふうに見下ろすことができるのは、高い建物が少ない東山では珍しく、地元の人でもあまり目にすることのない感動の眺望です。

ルーフトップには楕円形のバーカウンターと、それを取り囲むようにテーブル席が配置されています。ドレスコードはスマートカジュアル。短パン、ハーフパンツ、Tシャツ、サンダル等での入店はNGです。屋外席なので、荒天時は閉鎖。バーは20歳未満は入店不可、ルーフトップは大人同伴の場合に限り、17:00までは20歳未満も入店可能、17:00以降は中学生以上の入店可能です(小学生以下入店不可)。

おすすめはサンセットの時間帯。京都市街の町並みに沈む夕陽を、ぜひK36 Rooftopから眺めてください。夕日が沈み、夕方から夜に切り替わる幻想的なマジックアワー。このタイミングで見上げる空は、なんともいえません。

夜になると、カウンターやテーブルにライトがともり、またぐっと大人な雰囲気に。ほんのりライトアップされた法観寺・八坂の塔の眺望も楽しめます。

ライトアップされた京都タワーも見えます。これぞ洗練された大人の空間!という感じ。

バーのプロデュースには、京都を代表する伝説のバーテンダー西田稔氏が参画。おしゃれで斬新なドリンクメニューは、圧巻です。太陽や月の光の下のルーフトップバーで楽しみたい、華やかなオリジナルカクテルメニューも豊富です。

こちらは不動の人気カクテル、「K36ジン トニック」と「セックス オン ザ ルーフトップ」(各1,430円)。法観寺・八坂の塔をバックに思わず写真を撮りたくなりますね。

「K36ジン トニック」は、イギリスのフィーバーツリーのトニックウォーターがささっていて、おしゃれでインパクトのあるビジュアル。「セックス オン ザ ルーフトップ」は、ウォッカをベースにしたフルーツ系の甘めのカクテルで、夕陽をイメージしています。グラデーションの美しさにうっとり。

京都の地元食材を生かした、フードメニューも充実! パスタやピッツァ、お肉メニューなど、ボリュームのあるメニューも用意されています。

写真は、トリュフをふんだんに使用した「トリュフ チーズフォンデュ」(2022年4月30日まで期間限定2,420円)、お酒のお供にぴったりの「京もち豚のパテ ド カンパーニュ」(1,760円)、旨味たっぷり、柔らかくきめ細やかな肉質が自慢の「21日間熟成 赤城牛 トマホークステーキ900g」(14,300円)。

オーダーに迷ったときは、まずは「トリュフ風味のフライドポテト(1,430円)」や「自家製ビーフジャーキー(1,100円)」「マルゲリータ(1,650円)」なども人気です。メニューはすべて英語表記あり。スタッフの約半数のスタッフは英会話可能です。

◎実施中の新型コロナ感染症対策
施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/体調不良のお客様の入場お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • K36 The Bar & Rooftop
    • 住所 〒605-0862 京都府京都市東山区清水二丁目-204-2 ザ・ホテル青龍 京都清水 4F
    • 電話 075-541-3636
    • 営業時間:
      Rooftop 13:00~21:00(Food L.O.20:00、Drink L.O.20:30)
      The Bar 15:00~24:00(L.O.23:00)
      料金:サービス料10%、シートチャージ1,100円
      定休日:なし
      ※ホテル宿泊者以外の予約可能プラン(ホテル敷地内のフレンチレストラン「ブノワ京都」同時予約プラン・最低利用料金設定プランなど)あり。

2.大文字と平安神宮を望む「京都モダンテラス」

2.大文字と平安神宮を望む「京都モダンテラス」

「京都モダンテラス」は、左京区の岡崎、平安神宮前に建つロームシアター京都の2Fにあるカフェ&レストランです。モダニズム建築のおしゃれでシックな空間が広がる店内と、ゆったりとした心地よいテラス席があり、朝から夜まで、食事やお酒、スイーツなど、いろいろな楽しみ方ができます。

「ロームシアター京都」は、もとは「京都会館」として親しまれていた、1960年建造のモダニズム建築の傑作といわれた建物。2016年に大規模改修修繕工事を経て生まれ変わり、その2F部分に「京都モダンテラス」が誕生しました。

5.7メートルの高い天井と窓に囲まれた広い店内は、陽の光に包まれて心地よい雰囲気。店内中央にあるバーカウンターは、コーヒーやワインを片手に、ひとりで寛ぐのにもぴったり。

四季を感じながらゆっくりくつろげるテラス席は、カップルシートやソファ席など、全60席。ワンちゃん同伴もOKです。スズメなどの野鳥が来るのも、自然に囲まれたテラス席ならでは。小鳥はかわいいですが、食べ残しなど餌を与えるのはNGです。

テラス席へは、店内の階段からでも、テラス席につながる外の階段からでも、どちらからでも入店OK。

テラス席の前に広がるのは、平安神宮前岡崎公園。平安蚤の市なども開かれる広大な公園で、思い思いに憩う人々を遠目に眺めながら、のどかな時間が過ごせます。公園の向こう側には、大文字山がすぐそこに。五山の送り火のときには、テラス席はとっておきの特等席です。

東山や比叡山、平安神宮はもちろん、京セラ美術館なども望めます。

京都モダンテラスでは、時間を問わず、京都の旬の素材が堪能できる食事やスイーツ、お酒が楽しめます。メニューには英語表記があり、英語を話せるスタッフもいます。おすすめは、スモークの香りが食欲を誘う、薪焼きグリル。「楢の薪で焼き上げたハンバーグステーキ」(1,980円)は、コーヒーとこしあんを隠し味に加えたデミグラスソースがポイントです。

写真は、ハヤシライスをスフレ仕立てのオムライスにした、人気の「スフレオムハヤシライス」(1,540円)。ふわふわで、見ても食べてもおいしいひと品です。

オリジナルの「柔らかく煮込んだ牛タンのカレー」(1,870円)など、アラカルトメニューも豊富。京都を訪れた外国人にも人気の、京都麦酒「酒蔵仕込」の生ビールやワイン、日本酒、オリジナルカクテルもぜひ楽しんでください。

◎実施中の新型コロナ感染症対策
施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/体調不良のお客様の入場お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • 京都モダンテラス
    • 住所 〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都パークプラザ 2F
    • 電話 075-754-0234
    • 営業時間:11:00~20:00(L.O.19:00)
      定休日:なし

3.夏の川床もおすすめ!鴨川沿いに佇む「LE UN(ルアン)鮒鶴京都鴨川リゾート」

3.夏の川床もおすすめ!鴨川沿いに佇む「LE UN(ルアン)鮒鶴京都鴨川リゾート」

「LE UN鮒鶴京都鴨川リゾート」(以下、鮒鶴(ふなつる))が佇むのは、京都の繁華街四条河原町から歩いてすぐの鴨川沿い。八坂神社などにも近い、京都観光の中心地にあります。京都を代表する、重厚な純和風建築が圧巻。5~9月には、京都の夏の風物詩、鴨川に張り出すにように設置された「川床(かわゆか)」で、こだわりの京フレンチを楽しめます。

鮒鶴の前身は、1870年に創業した有名老舗料亭旅館。150年の歴史をもつ登録有形文化財の五層楼閣建築がみごとです。宮大工が手がけた純和風建築はそのままに、2008年、伝統を重んじつつモダンを受け入れる、“新旧が融合したジャパニーズモダン”を実現したフレンチダイニングとして生まれ変わりました。

1Fはモダンなラウンジやフレンチレストラン、2Fより上は、現在では再現不可能とされる折上格天井(おりあげごうてんじょう)とモダンな内装が調和した空間で、どこをとっても見どころ満載。

料理のコンセプトも、“新旧が融合したジャパニーズモダン”。クラシカルなフランス料理の中に、現代のエッセンスを散りばめた、極上の京フレンチが楽しめます。

鮒鶴では、5~9月の期間限定で「川床」を楽しめます。川床は、夏の間だけ川の上に設置されるレストラン。古くから京都では「河原の涼み」として親しまれている文化です。鮒鶴の川床は、鴨川の川床の中でも最大級の大きさ。

川床の席から見えるのは、涼やかな鴨川の流れと祇園の町並みです。建物の方を振り向くと、五層楼閣建築の圧巻の迫力。これは鮒鶴の川床でしか味わえない世界感です。

昼間の川床は、キラキラした鴨川の水面や、美しい東山の新緑、青空が見えて、とてもさわやか。気になる日差し対策には、全面すだれの日よけが準備されています。京都の夏の蒸し暑さも、川沿い特有の涼しさで少しやわらぐ印象です。

鴨川沿い最前列のプレミアムシート(+500円)は、予約も可能。 鴨川を一望できる特等席は、よりテンションが上がりそうです。

夜は、鴨川の静けさと祇園方面に宿る煌びやかなライトが美しく、しっとりとした大人な雰囲気が楽しめます。
ランチとディナーでは、また違う川床の風情を味わうことができるのも魅力です。

川床期間中は、ランチ、ディナーともに特別フレンチコースを用意。伝統的な京の川床を、モダンに楽しむことができます。もちろん外国語メニュー、外国語が話せるスタッフもいるので安心。雨天の場合は、鴨川の見える館内でお食事できます。

川床で楽しめる、京フレンチの「川床ランチコース」は、A 3,850円、B 5,500円、C 7,800円(すべて税・サービス料別)の3コース。ハモや京野菜など、旬の地元食材を使用した繊細な料理からも、京の情緒が感じられます。

「川床ディナーコース」は、A~Eの5コース(9,500~20,000円)。人気のBコース(11,000円)は、京都の夏を代表する食材や鱧を楽しめるフルコースで、メインは国産牛ロース肉。オーダーに迷ったら、ランチ、ディナーともにBコースを選択して、メイン料理を好きなものに変更するのがおすすめです。

鮒鶴の非日常空間は、誕生日、プロポーズなど、特別な日の利用にもぴったり。結婚式場の運営もしているので、スタッフはサプライズのお手伝いも得意です。

最上階の「天空テラス」も、超プレミアム空間です。鴨川沿いの四条と五条の間に位置する天空テラスからは、鴨川や東山の山々、清水寺や高台寺など、京都の有名スポットをパノラマで見渡すことができ、感動的! 川床で食事を楽しんだあとに、テラスの夜景を案内してもらうこともできます。

天空テラスからの夜景を眺めながら、京都の夏を代表するハモや仔羊を楽しめる1日4席限定の「特別ディナーコース(5/9~9/30、12,000円)」もあります。絶景をゆったりと満喫しながら、贅沢な夜が過ごせます。

日本一古い、昭和時代初期のエレベーターも現役です。テラスに上がるときには、ぜひ注目してくださいね。

◎実施中の新型コロナ感染症対策
施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/体調不良のお客様の入場お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • LE UN鮒鶴京都鴨川リゾート
    • 住所 〒600-8015 京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町180
    • 電話 075-351-8541
    • 営業時間:ランチ11:30~15:30(L.O.14:00)、ディナー17:30~22:00(L.O.21:00) ※川床期間は~23:00
      料金:ランチ3,850円~、ディナー9,500円~(サービス料10%別途)  ※キャンセル料 前日:50%、当日:100%
      定休日:火曜 ※川床期間は無休

京都らしい景色、京都らしい料理、京都らしいおもてなしが楽しめる、ルーフトップバーやテラスダイニングは、春から夏に向かうこれからの季節にぴったり。京都の風情に酔いしれる、素敵な時間を過ごしてください。

※本記事の情報は2022年4月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

Written by:
株式会社ウエストプラン
株式会社ウエストプラン

松田きこ、木村桂子、都志リサほか、関西に精通した女性ライターチーム。食べること、飲むこと、旅することが大好き! 自ら体験した楽しい情報を発信しています

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