「おばんざい 櫻川」では、京都の古き良き家庭料理“おばんざい”がいただけます。おばんざいとは、身近な素材を使った素朴なお料理の総称のこと。素朴ながら京都の優雅な精神を感じさせるおばんざい、観光客の方にはぜひ食べていただきたい料理です。

こちらはランチメニューの「おばんざい五種盛合わせ定食」（税込1,760円）です。色とりどりの野菜、お魚、お肉を楽しむことができます。他にも「ミックスフライ定食」（税込1,760円）や「お造り定食」（税込1,760円）など定番の定食はもちろん、おばんざい3種+選べるお酒1杯がいただける、1,320円（税込）の「チョイ飲みセット」も人気です。

日本の家庭料理を良心的な価格でいただけるこちらのお店ですが、ミシュランで一つ星と評価されており、味も本格的です。

京都のご当地食材といえば、京野菜や京都牛、そして京都地鶏です。錦市場に近い落ち着いた雰囲気の「京のじどり屋 晃（あき）」では、多彩な地鶏料理を堪能できます。また、錦市場にて毎日京野菜を仕入れて新鮮なものを使う細部までのこだわりも自慢です。

メインに使用されている京赤地どりは、繊維がきめ細かく引き締まった肉質で、余分な脂肪が少なく、口当たりも良いのが特徴。

ランチメニューで目を引くのがこちらの「ラーメン」850円（税込）です。地鶏×豚骨のスープは地鶏専門店ならでは。丁寧に下ごしらえされた素材の味を楽しめます（2022年4月30日現在、提供なし）。

お肉として食べてよし、スープにしてよし、鶏肉を極めたお店で、京都地鶏をいただきましょう。英語・中国語（簡体字・繁体字）・韓国語のメニューがあります。

日本の食文化の代表ともいえるお好み焼き。「京お好み焼き＆鉄板焼き あらちゃん」では、定番の「ぶた玉」790円（税込）や「名物！てんこもりしゃきしゃきもやし玉」1,250円（税込）など様々なお好み焼きを楽しめます。

また、薄く広げた生地にたっぷりのキャベツや具を乗せて焼きあげる、京都の下町の味“べた焼き”に焼きそばソースをかけるお店の名物「レトロ焼」1,280円（税込）も人気です。

写真のような純和風のお座敷席で、畳の上に座りながらお好み焼きを焼いてもよし。またお座敷が苦手という方にはテーブル席もありますよ。

自分のテーブルの鉄板で焼くことに抵抗がある方は、厨房で調理してもらえます。英語・中国語（繁体字）のメニューも用意されています。

豊富な種類のクラフトビールと和牛やアンガス牛などの肉料理が楽しめる「クラフトビールのステーキ酒場 パリ21区」では、ランチからステーキが1,848円（税込）からいただけます。

ランチにはサラダとパンまたはライスが付いていて、他に「黒毛和牛と国産豚のハンバーグ」1,408円（2022年5月現在提供なし）などもあるほか、アラカルトメニューもあるので、お昼から一緒にビールを楽しむこともできますね。

また、こちらのお店は英語が話せるスタッフがおり、英語メニューもあります。

「歳時記年神」は季節の食材を使ったお料理を楽しめる和食のお店。テーブル席もありますが、カウンター席で職人さんの調理姿を見ながら食事をいただけるのも魅力的です。

夜は鮮度バツグンの海鮮を使った一品など色々なお料理を注文して贅沢な楽しみ方ができますが、
ランチメニューでは「おばんざいと焼き魚定食」1,230円（税込）など、気軽に季節の食材を使った料理がいただけます。
せっかく京都に来たのだからという方には、当日予約OKのお昼限定の「お任せコース」3,850円（税込）で本格和食を楽しむこともできます。英語メニューの用意があります。

店名にある京料理とは、素材の味を活かす洗練された薄味料理で、味だけでなく、見た目や雰囲気を含めて五感で愉しむ料理のこと。
「京料理 ほうざん」は、鴨川から祇園界隈、東山の有名社寺へのアクセス途中にある京料理店です。
現在は、小町野菜れすとらん やじきた （花ホテル内）で、「京料理ランチブッフェ」を大人平日1,500円(税込）で味わうことができます。

20種類以上の日替わり料理を味わえるビッフェでは、お好みの料理を清水焼の器に盛りつけていただくことができます。
ずらっと並んだ彩り豊かな和食とオシャレな器を見るだけで幸せな気分になりますね。
英語メニューの用意があります。

「祇園ビストロ 丸橋」の京町屋を改装した店内は、和モダンな空間。テーブル個室はもちろん、中庭の見えるカウンター席、足をゆっくり伸ばして過ごせる掘りごたつ個室も用意されています。こちらはご当地ものの京都牛を楽しめるお店です。

昼から京都牛なんて高いのでは？と思われるかもしれませんが、「京都牛のビストロカレーライス」1,320円（税込）、「京都牛のハンバーグ ～ペリグーソース～」1,650円（税込）など1,000円代から京都牛をいただくことができます。せっかく来たのだから、という方には3,000円台の京都牛ステーキランチもあります。

観光中にほっと一息つきながら、京都牛の美味しさを体験しませんか？英語メニューの用意があります。

古民家をリノベーションした趣ある「京都 祗園 川村料理平（かわむらりょうりへい）」では、京料理の本格会席をいただけます。
靴を脱いでの堀りごたつ式のカウンター席は足元が畳になっており外国人の方にも大好評です。

こちらの「ランチ限定御膳」は2,200円(税込)。季節の食材を使い、椀物からデザートまで、至れり尽くせりの味を堪能できます。
京会席をこのようなお値段でいただけるなんて驚きです。

英語が話せるスタッフがいるほか、宗教メニューにも相談にのってもらえるそうですよ。
思い残すことのない旅行にするためには、ランチで豪華な本格会席を楽しんでみてはいかがでしょうか？

鴨川に面した「カワカフェ」は、朝10時から夜24時まで営業している、ランチ、お茶、ディナー、バーといろんな用途で利用できるカフェです。場所は四条付近から少し外れますが、目の前に広がる鴨川を眺めながらお料理をいただけます。

また、立地を存分に活かしたテラス席もあり、お昼からワインも楽しめます。ランチメニューもとても豊富で、コーヒーやケーキもとりそろえられています。
中でも一番売れ行きがいいのがキッシュ。キッシュとサラダのセットが1,500円（税込）でいただけます。

この隠れ家のようなかわいらしい入り口の「イカリヤ食堂」、なんとフランス＆イタリア料理をいただくことができるお店です。築100年の京町家特有の雰囲気と西洋のインテリアが素敵な空間を演出しています。さらに驚くことには、川床の席もあるんです（9月末まで）。

こちらのお店にはフレンチとイタリアンそれぞれのシェフがおり、いただけるお料理は本格的。中でもオススメのメニューは「ココットスフレフロマージュ」950円（税込）。玉子とホワイトソースとチーズがたっぷり入ったふわふわの食感で、リピーター続出なのだそう。
スタッフはマスクを着用し、アルコール除菌を徹底。座席も間隔を空けてご案内しています。

いかがでしたか？京都の食に対するこだわりが感じられたのではないでしょうか。
祇園四条周辺にはまだまだ書き尽くせないほどの魅力的なお店があるので、ぜひ実際に訪れてみてくださいね。

＜取材＆執筆＞
株式会社ダリコーポレーション