兵庫県の西端に位置する佐用（さよう）町にある「南光ひまわり畑」はJR姫路駅から姫新線で約60分の播磨徳久駅から徒歩約2～6キロメートル。7月中旬から8月上旬にかけて、町のあちらこちらでひまわりが楽しめるように、時期をずらして栽培しています。各農家で丹精込めて育てられたひまわりは約60日かけて大きく育ち、7月中旬頃から順次見頃を迎えます。

2023年は3地区で約85万本が開花予定で、7月15日から7月30日に「ひまわり祭り」を開催予定。「世界のひまわり園」や「ひまわり迷路」も開催を予定しています。開花状況やイベント開催についての情報は公式ホームページでご確認ください。

神戸市の西、国道175号沿いにあり、神戸電鉄小野駅からバスで約35分の「ひまわりの丘公園」。例年7月下旬頃に約38万本のハイブリッドサンフラワーが見頃を迎えます。ひまわり畑の中に設置されたベンチで写真を撮ることができ、1週間ほどの見頃を終えた後には刈り倒しの前に切り花のプレゼントを実施。ハサミを持参して、ひまわりを自由に持ち帰ることができます（日程などについては公式ホームページ等で要確認）。公園内には大型遊具のある「わんぱく広場」や物産品の販売、レストランなどもあります。

淡路島の南部、南あわじ市にあり、三宮から高速バスと路線バスで約65分の「淡路ファームパーク イングランドの丘」。広大な園内では、季節の野菜の収穫体験や動物との触れ合いなどが楽しめます。例年7月中旬～8月末に開催される「イングランドの丘ひまわり大作戦」の期間中には、園内各所でハイブリッドサンフラワーを中心とした約10万本のひまわりが順次楽しめます。

約5万本が咲き誇るメインのひまわり畑は、8月中旬頃が見頃の予定。ハートのひまわりやブランコベンチなどのフォトスポットがたくさんあり、例年、風船飛ばしやシャボン玉を飛ばすイベントも開催しています。

淡路島北部にあり、三宮からバスで約45分の「淡路島国営明石海峡公園」。広大な公園内は四季折々の花や緑が美しく、夏には12品種約15,000本のひまわりが園内を彩ります。おすすめひまわりスポットは、大地の虹南花壇やポプラの丘、移ろいの庭。7月中旬頃からサンリッチシリーズなどの品種が見頃を迎え、順次8月中旬頃まで楽しめます。

園内には大型複合遊具「夢っこランド」や子供の森などがあり、子ども連れで遊べるアクティビティも充実しています。東浦口ゲートと淡路口ゲートを結ぶトラムカー「夢ハッチ号」は、花の見頃にあわせて特別ルートでの運行も（1日乗り放題300円）。

泉北高速鉄道泉ヶ丘駅から路線バスで約20分の「堺・緑のミュージアム　ハーベストの丘」は、植物や動物とのふれあいが楽しめる体験型農業公園。花畑には四季折々の花が咲き誇り、例年8月上旬から中旬には、3,000平方メートルの敷地にひまわりが開花します。品種はサンリッチオレンジなど。

花畑には傾斜があるので、ひまわりが背景一面にひろがる写真が撮れると大好評。Instagramを利用したフォトコンテストのほか、ひまわりにちなんだグルメメニューや手作り体験などが楽しめる「ひまわりサマーフェスタ」も開催（2023年は開催未定）。開花状況やイベント開催については公式ホームページでご確認ください。

琵琶湖の東側、守山市の湖岸近くにあり、守山駅からバスで約40分の「第1なぎさ公園」。日本の渚100選に選定されたビュースポットで、例年7月中旬から下旬にひまわり（キッズスマイル）が見頃を迎えます。約4,000平方メートルの敷地に約12,000本が開花し、風光明媚な琵琶湖や比良（ひら）山系を背景に、一面を黄色に埋めつくすひまわりとのコントラストが楽しめます。

公園は散歩やサイクリングにも最適で、1～2月に満開になる早咲きの菜の花（カンザキハナナ）の時期もおすすめです。※公園駐車場満車時は、美崎公園駐車場をご利用ください。

「滋賀農業公園ブルーメの丘」は、中世ドイツの農村をイメージした体験型農業公園。JR近江八幡駅からバスで約50分、徒歩約10分です。ひまわりの見頃は例年7月中旬から8月下旬で、メイン花畑のひまわりは、例年約5万本を植栽しています。

花畑の中に入れるので、洋風の建物をバックに写真を撮るのもおすすめ。また、メイン花畑に加えてバラ園横の花壇にも8品種のひまわりを栽培し、ひまわりに関する限定メニューや摘み取り体験などが楽しめる「ひまわりフェスタ」も開催予定。園内にはアスレチックや遊具をはじめ、レストランや売店などもたくさんあり、1日たっぷり楽しむことができます。

「奈良県営馬見（うまみ）丘陵公園」は、奈良県の広陵（こうりょう）町・河合（かわい）町にまたがる丘陵地にある都市公園で、近鉄大阪線五位堂駅からバスで約16分。馬見古墳群に位置し、中央エリアにある公園館では、馬見丘陵の自然や古墳について模型や映像で学ぶことができます。

四季折々の花が美しく、例年8月上旬に見頃を迎えるひまわり。2022年は公園内6エリアに約25品種15万本を植栽しました（2023年については未定）。ひまわりを中心に、ムクゲやサルスベリなど夏の花が咲き誇り、夏の花畑では、ひまわりに囲まれて写真を撮ることができます。例年7月下旬~8月上旬に「馬見ひまわりウィーク」を開催予定。開花状況などは公式ホームページの「馬見花だより」をご確認ください。

滋賀県東近江市、国道307号沿いにあり、近江鉄道八日市駅からバスで約20分の道の駅「あいとうマーガレットステーション」。地元で収穫された旬の野菜や果物を販売するあいとう直売館をはじめ、フラワーアレンジメント体験教室やショップがある田園生活館、レストランなど、各種施設が充実しています。

6月下旬から8月中旬にヒマワリ園が開園し、約8,000平方メートルの敷地に約8,000本のハイブリッドサンフラワーが開花。摘み取りもできます（5本200円。2023年については未定）。そのほか4月の菜の花、9月のコスモス、10～11月の秋ヒマワリなど、年間を通していろいろな花を楽しむことができます。

ウサギやヤギなど動物とのふれあいが楽しめる「綾部ふれあい牧場」は、JR綾部駅から車で約10分。お天気のいい日には、ヤギとヒツジを放牧。猫牧場も人気です。ひまわりの見頃は例年7月20日頃から8月5日頃で、約4,000平方メートルの敷地に約5万本が咲き誇ります。牧場内の高低差のある丘に植えているため、青空に映える一面のひまわりを遠くまで見渡すことができます。

牧場内のレストラン「ハイジのキッチン」では、焼き肉を中心とした食事や濃厚なジャージー牛乳を使ったソフトクリームを販売。コテージでバーベキューも楽しめます（要予約）。

夏の太陽と青空に映えるひまわり。畑一面を黄色に染める風景はパワーがあふれています。見頃の期間が比較的短いので、開花情報をチェックしておでかけくださいね。

※記事中の価格は全て税込です。
※花の開花時期やイベント日程・内容等は変更になる場合があります。
※本記事の情報は2021年5月に公開したものを2023年5月に情報更新をしています。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。