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白い恋人だけじゃない!北海道観光マスターが厳選「ISHIYA」おすすめお菓子5選

白い恋人だけじゃない!北海道観光マスターが厳選「ISHIYA」おすすめお菓子5選

公開日: 2023/05/22

北海道土産の定番で筆頭格はISHIYA(イシヤ)の「白い恋人」。北海道旅行をする人のほとんどが一度は手にしたことがあると言っても過言ではないくらい、有名で人気があるチョコレート菓子です。ISHIYAは白い恋人があまりに有名ですが、実はほかにも絶品のお菓子がたくさん! この記事では、北海道の旅行情報に精通したトラベルクリエイターの川島暢華(のぶか)が、ISHIYAのさまざまなお菓子を食べ比べ、おすすめベスト5を選定。定番の白い恋人はもちろん、ぜひとも味わいたいお土産におすすめのお菓子を紹介します。

目次
  1. 川島暢華は北海道の全市町村を訪れた旅行情報のプロ
  2. ISHIYAは白い恋人で大ブレイクした北海道の有名お菓子会社
  3. ISHIYAのおすすめお菓子ベスト5
  4. ISHIYAおすすめお菓子① 白い恋人
  5. ISHIYAおすすめお菓子② 美冬(みふゆ)
  6. ISHIYAおすすめお菓子③ 白いバウム TSUMUGI
  7. ISHIYAおすすめお菓子④ iガトー(アイガトー)
  8. ISHIYAおすすめお菓子⑤ 白い恋人 ホワイトチョコレートオムレット

川島暢華は北海道の全市町村を訪れた旅行情報のプロ

▲トラベルクリエイターの川島暢華。お菓子のテーマパーク「白い恋人パーク」内にて
▲トラベルクリエイターの川島暢華。お菓子のテーマパーク「白い恋人パーク」内にて

川島暢華は北海道札幌市を拠点に活動をするトラベルクリエイター。2009年から今まで、「LIVE JAPAN」をはじめ観光webサイトや旅行雑誌などで、北海道旅行やグルメに関する記事の取材撮影や執筆と編集を続けています。携わった記事は1,000本以上、旅行情報のプロです。

北海道商工会議所が主催する北海道観光の達人に贈られる称号「北海道観光マスター」に認定され、日本の旅行業務を取り扱うことができる国家資格「国内旅行業務取扱管理者」も所有。プライベートでも北海道内の全179市町村を訪問するなど、北海道旅行に関する専門的な知識とともに、北海道各地を実際に見てきた知見も持ち合わせたクリエイターです。

ISHIYAは白い恋人で大ブレイクした北海道の有名お菓子会社

▲ISHIYAのお菓子のパッケージは白と青を基調とした落ち着いたデザインが多いのが特徴
▲ISHIYAのお菓子のパッケージは白と青を基調とした落ち着いたデザインが多いのが特徴

ISHIYAは北海道札幌市にあるお菓子メーカー石屋製菓のブランド。メーカー名やブランド名よりも看板商品の白い恋人という商品名のほうが有名かもしれません。1947年に札幌市内で創業し、1976年に白い恋人を発売してから大ブレイク。白い恋人をベースに、主にチョコレートを活かしたさまざまなお菓子を製造販売しています。

▲白い恋人パークはメルヘンチックな建物外観が写真映えします
▲白い恋人パークはメルヘンチックな建物外観が写真映えします

ISHIYA販売店舗は、札幌市内に直営店が複数あるほか、新千歳空港内など北海道内各地のお土産店などでも販売されています。特に看板商品の白い恋人は有名で人気があることから、北海道内各地のお土産店で目にすることが多いです。昨今は東京や大阪にも直営店ができ、北海道外でもISHIYAのお菓子を購入することができます。

直営店で一風変わったところは、札幌市西区にあるお菓子のテーマパーク「白い恋人パーク」です。買い物だけではなく、カフェでの飲食や白い恋人の工場見学、おかし作り体験、チョコレートの歴史学べる展示物の見学など、楽しめるコンテンツがいっぱい! 屋外にはバラなどが咲き誇るガーデンがあるほか、敷地内に記念撮影スポットも多数。買い物だけではなく半日ここで過ごして遊べるほど魅力的なテーマパークです。

※2023年5月現在、日本国内の卵不足の影響で白い恋人パークの一部コンテンツやサービスは当面の間休止しています。同様の理由で一部商品の製造販売も休止しています。

ISHIYAのおすすめお菓子ベスト5

▲ISHIYAのおすすめお土産ベスト5
▲ISHIYAのおすすめお土産ベスト5

ISHIYAには数多くのお菓子がありますが、その中からおすすめベスト5を紹介します。北海道初旅行という方は絶対外せない北海道土産の筆頭、白い恋人とともに、白い恋人に使用しているホワイトチョコレートを活かした、お土産に喜ばれること間違いなしのお菓子を数種類ピックアップ。定番の白い恋人は食べたことがあるという方にもおすすめのお菓子ばかりです。

ISHIYAおすすめお菓子① 白い恋人

▲白と青の落ちついたデザインのパッケージ。描かれている山は北海道の離島にある利尻山です
▲白と青の落ちついたデザインのパッケージ。描かれている山は北海道の離島にある利尻山です

ISHIYAの買い物で白い恋人は絶対外せません。恐らく多くの北海道の人たちが、「北海道の土産物で何が有名?」と観光客に聞かれて真っ先に思い浮かぶ北海道土産のド定番です。白い恋人は、ホワイトチョコレートを2枚のラングドシャでサンドしたチョコレート菓子。ラングドシャはサクサクで軽やかな食感ながらもしっかりとした味わいで、中のホワイトチョコレートも濃厚。ブラックコーヒーやストレートティーのお茶菓子にピッタリです。

▲賞味期限が製造日から180日と長いので、お土産として多めに購入して自宅のおやつとしてストックしておくのもおすすめ
▲賞味期限が製造日から180日と長いので、お土産として多めに購入して自宅のおやつとしてストックしておくのもおすすめ

白い恋人は1枚ずつ個包装になっていて、9枚入り、12枚入り、18枚入り、24枚入りの箱か、36枚入り、54枚入りの缶で販売されています。すべての枚数の箱や缶を用意している店は限られますが、ほとんどのお店で置いているスタンダードタイプは18枚入りです。

さらに、ホワイトチョコレートではなくミルクチョコレートを使用した「白い恋人(ブラック)」もあり、通常の白い恋人と白い恋人(ブラック)が混在した18枚入りや24枚入りも販売されています。白い恋人(ブラック)の味わいは、ホワイトチョコレートの白い恋人よりも気持ちこってり感が少なく感じられ、これも美味! 販売しているのは直営店や一部の土産店などに限られますが、もしも見つけたら2種類のミックスバージョンをぜひ手にして食べ比べてみてください。

▲白い恋人18枚入り。商品名の由来は、創業者が降り始めた雪を見て「白い恋人たちが降ってきたよ」と何気なく言った一言です
▲白い恋人18枚入り。商品名の由来は、創業者が降り始めた雪を見て「白い恋人たちが降ってきたよ」と何気なく言った一言です

白い恋人が登場した1976年当時は札幌市内のデパート内などで販売され、その後新千歳空港内の土産物店などにも販路が拡大。今では北海道土産の定番商品として不動の地位を築き、北海道内各地の土産物店で販売されています。

ただし、白い恋人を売っている地域は北海道内のみ。北海道外ではデパートの物産展などイベント時以外、東京や大阪にあるISHIYAの直営店でさえも白い恋人は販売していません。白い恋人は基本的には北海道旅行をした人だけが手にすることができるお菓子なのです。

ISHIYAおすすめお菓子② 美冬(みふゆ)

▲左からホワイトチョコレート×マロン、ミルクチョコレート×キャラメル、ブラックチョコレート×ブルーベリー
▲左からホワイトチョコレート×マロン、ミルクチョコレート×キャラメル、ブラックチョコレート×ブルーベリー

「美冬(みふゆ)」は、チョコレートでコーティングしたミルフィーユ。白色の「ホワイトチョコレート×マロン」、茶色の「ミルクチョコレート×キャラメル」、濃茶色の「ブラックチョコレート×ブルーベリー」の3種類の味があります。3種類でチョコレートが異なるのはもちろん、それぞれのチョコレートの特性や味わいに合わせてバターの産地を変えるなど、ミルフィーユの生地も使い分けているそうです。

ミルフィーユのパイ生地はかなり繊細で、空気の層を含むべく何層にも重ねられているため、サクッとしながらもふんわりとした食感が特徴です。バターの豊かな香りとともに、チョコレートの濃厚な香りと味わいが口の中いっぱいに広がります。

ホワイトチョコレート×マロンは、ホワイトチョコレートの際立つミルキーさとほのかに感じるマロンの味わいを楽しめます。ミルクチョコレート×キャラメルは、まったりとした甘さを感じつつもチョコレートのビター感とほどよく中和している印象。ブラックチョコレート×ブルーベリーは酸味とほろ苦さがほどよくて甘さが引き締まった味わいです。

▲カットしてみると断面の層が綺麗
▲カットしてみると断面の層が綺麗

店頭では、1箱に3種類各1本ずつの計3個入りと、2本ずつの計6個入りを目にすることが多く、4本ずつの12個入りもあります。どの味が好きかは人により意見が分かれるところですが、3種類セットで販売されているのでぜひ全種食べ比べてみて好みの味を見つけてください。3種類味わう際は、ブラックチョコレート×ブルーベリーを最後に食べるのがベスト。口の中か酸味で引き締まるので、おすすめの食べ方です。

ISHIYAおすすめお菓子③ 白いバウム TSUMUGI

▲箱を開くと真っ白いバウムクーヘンが登場。インパクトのある美しさです
▲箱を開くと真っ白いバウムクーヘンが登場。インパクトのある美しさです

「白いバウム TSUMUGI」は真っ白い色をしたバウムクーヘン。バウムクーヘンの色は黄色や茶色が一般的ですが、なぜこのバウムクーヘンの色が真っ白いかというと、生地に白い恋人と同じホワイトチョコレートを練り込んでいるからなのです。焼き上げる際も焦げ目がつかないよう、独自の特別な製法で仕上げているそうです。

▲直径は約12cmで厚さは約4cm、断面も真っ白で美しいです
▲直径は約12cmで厚さは約4cm、断面も真っ白で美しいです

ホワイトチョコレートの豊かな風味とコクが感じられ、かなりしっとりとした食感。白い恋人がそのまましっとりクリーミーなバウムクーヘンに生まれ変わったかのようです。バターが入っていないこともあり、濃厚ながらもこってり感はなく食べ進めやすいのも特徴。ついつい丸々1個ペロリと食べきってしまうかもしれません。おすすめの食べ方は、常温の状態で大き目にカットをしてかぶりつくイメージ。口いっぱいに広がるホワイトチョコレートの味わいは格別です。

ISHIYAおすすめお菓子④ iガトー(アイガトー)

▲1箱5個入りで1個ずつ個包装になっています。1箱10個入りもあり
▲1箱5個入りで1個ずつ個包装になっています。1箱10個入りもあり

「iガトー(アイガトー)」は、ISHIYAの直営店でのみ販売している焼き菓子です。新千歳空港内などでは販売していないので、白い恋人パークをはじめ札幌市内の直営店で手に入れましょう。

▲そのまま食べてもじゅうぶん美味しいのですが、レンジで数秒間温めると甘さとミルキーさが引き立ちこれも美味
▲そのまま食べてもじゅうぶん美味しいのですが、レンジで数秒間温めると甘さとミルキーさが引き立ちこれも美味
▲コーヒーにも合いますし、ワインにも合う味わいです
▲コーヒーにも合いますし、ワインにも合う味わいです

iガトーは、バターとホワイトチョコレートを練り込んだ生地に、隠し味でチーズパウダーを加えて焼き上げています。ふんわりしつつも口にすると少ししっとりとした食感があり、コクがありミルキーな味わい。ほのかにチーズの味わいが感じられる点もよいアクセントになっています。直径が約6cmと少し大きめなサイズなので、1個だけでも食べごたえあります。おやつのお菓子として、じっくり味わいながら食べたい時におすすめです。

ISHIYAおすすめお菓子⑤ 白い恋人 ホワイトチョコレートオムレット

▲ISHIYAとスナッフルスのデザインを合わせたパッケージ
▲ISHIYAとスナッフルスのデザインを合わせたパッケージ

「白い恋人 ホワイトチョコレートオムレット」は、「チーズオムレット」が有名な函館の人気洋菓子店「スナッフルス」とISHIYAが共同開発したスフレチーズケーキです。白い恋人に使用しているホワイトチョコレートとクリームチーズをたっぷり使って焼き上げたチーズオムレットで、ホワイトチョコレートのほどよい甘さとクリームチーズのコクが特徴です。

▲1箱に4個入りで、1個ずつ包装されています
▲1箱に4個入りで、1個ずつ包装されています

しっとりとした食感で、舌の上に少しのせてじわじわと転がすように食べてみると、クリーミーでミルキーな味わいがじわじわと伝わってきます。濃厚な味わいながらもくちどけがよく、スーッと口の中で消えた後もクリームとチーズの香りがふんわりと心地よく残ります。札幌函館の2大お菓子ブランドがタッグを組んだ最強のスイーツ、ぜひとも味わいたい逸品です。

▲しっかり冷やして味わいたいスイーツです
▲しっかり冷やして味わいたいスイーツです

注意したいことは、白い恋人 ホワイトチョコレートオムレットは要冷蔵なうえ賞味期限も7日程度しかないということと、販売店が限られるということ。自宅用のお土産としてではなく、札幌市内など滞在中にホテルでのおやつとして食べる際などにおすすめです。

販売している場所は、札幌市内の直営店の一部と、札幌市内、新千歳空港内、函館市周辺の一部お土産店のみです。札幌市内の中心部なら、ISHIYA札幌大通本店と、大丸札幌店もしくは丸井今井札幌本店の中にある直営店ISHIYA SHOPで購入するのが便利です。店頭では1箱4個入りで販売しており、持ち運びの時間次第では保冷剤をつけて持ち帰りましょう。


北海道旅行でお土産探しをする時、北海道にはさまざまなお菓子があって目移りしてしまいそうになりますが、北海道を代表する銘菓、白い恋人はぜひとも買って帰りたいお菓子です。あわせて、ISHIYAには白い恋人以外にも絶品のお菓子がたくさんあります。特にホワイトチョコレート好きな人にとってはたまらない商品ばかりです。白い恋人とともにISHIYAでお気に入りのお土産を手にしてみましょう。

Text by:川島 暢華
※本記事の情報は2023年5月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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