HOME 北海道 北海道 札幌・千歳 高さ12センチ!最高級イクラが盛り盛りの「つっこ飯」が至福すぎた…
高さ12センチ!最高級イクラが盛り盛りの「つっこ飯」が至福すぎた…

高さ12センチ!最高級イクラが盛り盛りの「つっこ飯」が至福すぎた…

更新日: 2023/03/09

北海道を代表する味覚を挙げるなら海産物は外せません。四方を海に囲まれ、良質な漁場も多く、毎日新鮮な魚介が水揚げされています。中でもイクラは絶品。ルビーのように輝くつぶと、噛みしめたときにはじける旨味に、思わず顔がほころんでしまいます。できればご飯が見えないほど大量にイクラがかかったどんぶりを、おなか一杯食べてみたい方もいるでは。今回ご紹介する札幌の海鮮居酒屋「海味はちきょう イクラ御殿」は、そんな夢を叶えてくれるお店です。

目次
  1. 活気溢れる港の雰囲気を感じる居酒屋
  2. はちきょう名物「つっこ飯」降臨
  3. 薬味で味の変化を楽しむ
  4. そのほかのおすすめメニュー

活気溢れる港の雰囲気を感じる居酒屋

顔出し看板が目印
顔出し看板が目印

「海味はきちょう イクラ御殿」は、地下鉄南北線すすきの駅から徒歩約3分。板張りの店舗と顔出し看板が目印です。市内に多数の系列店を展開。「イクラ御殿」は中二階も含めて総席数60席を誇ります。刺身寿司類、海鮮丼、焼き魚など様々な魚料理があり、北海道を中心に厳選した海の幸が楽しめます。

威勢のいい掛け声で迎えられる
威勢のいい掛け声で迎えられる

店内に入ると、威勢のいい声で迎えられます。店名の「はちきょう」は、元漁師であるオーナーの漁船「第八協栄丸」に由来。イクラ御殿は、漁師たちが集まり体を休めていた番屋をイメージしています。大漁旗(漁船が帰港の際に大漁を知らせるために掲げられた旗)が店内に掲げられるなど、活気溢れる港の雰囲気が再現されています。

はちきょう名物「つっこ飯」降臨

写真付きメニューで注文は簡単
写真付きメニューで注文は簡単

海鮮料理が自慢の「はちきょう」のメニューの中で、絶対的な人気を誇っているのが「つっこ飯(イクラ丼)」です。メニューに外国語表記はありませんが、写真が添付されているので、注文は難しくありません。売り切れてしまうことがあるので、事前の予約をお勧めします。また公式ホームページは英語と中国語に対応しています。

イクラとはサケの魚卵のことで、日本では醤油やみりんなどに漬け込んで味付けしたものを、ご飯にかけて食べたり、お寿司のネタにしたりするのが一般的です。

小・中・大の器を比較してみた
小・中・大の器を比較してみた

器のサイズは、大4,980円 中2,690円 小2,290円 小鉢イクラ 1,490円(すべて税込)の4種類。通常の一人前サイズが中サイズで、大サイズは数人でシェアできるボリュームです。今回は大サイズを注文。すでに大きなサイズのどんぶりにご飯がよそわれ、イクラの投入を待ちわびています。

「おいさー! おいさー!」の掛け声とともに、イクラが盛られていく
「おいさー! おいさー!」の掛け声とともに、イクラが盛られていく

ねじり鉢巻きの店員さんが、イクラがたっぷり入ったボウルを手にして席に現れました。これからつっこ飯のパフォーマンスが始まります。ちなみに「つっこ飯」とは、「イクラを突っ込む」という意味だそう。「おいさー! おいさー!」の掛け声とともに、みるみるうちにご飯がイクラで埋め尽くされていきます。パフォーマンス中は必ずマスクを2枚重ねにするなど、ウイルス対策もぬかりありません。

通常の2倍以上のサイズ感
通常の2倍以上のサイズ感
前代未聞の高さを誇る
前代未聞の高さを誇る

幅約20センチメートルの器に、イクラ約500グラム、ご飯約400グラムが投入された「特大つっこ飯」が完成しました。高さは約12センチメートルに! その光景はまるで宝石箱。真っ赤に輝く北海道産の最高級イクラが、こぼれ落ちるほどたっぷりと盛られています。

イクラの多さに驚愕
イクラの多さに驚愕

イクラがたっぷり盛られすぎて、すくっても、すくってもご飯にたどり着きません。「はちきょう」では、産卵前の貴重なイクラを醤油ベースの特製のタレに一日漬け込むことで、旨味を引き出しています。口の中でイクラがはじける食感と、その後に広がるおいしさは、味わったものだけが分かる喜びです。

薬味で味の変化を楽しむ

ちょっとだけ味を変えてる
ちょっとだけ味を変えてる

途中で味を変えてみたくなったら、薬味を使ってみましょう。海苔は磯の味が豊かになり、わさびは鼻に抜ける刺激がプラスされます。最初からたくさん入れるのではなく、少しずつ足していくのがポイントです。

ガリでお口直し
ガリでお口直し

寿司屋さんでもおなじみの「ガリ」は、生姜を薄く切って甘酢漬けにしたものです。食感がガリガリすることや、ショウガを薄く削るときにガリガリと音がすることが名前の由来と言われています。口の中を一度リセットして次の料理をおいしく食べられるようにしてくれたり、魚の生臭さを消したりする効果がありますので、薬味と一緒にどうぞ。

そのほかのおすすめメニュー

新定番メニュー「親子つっこ飯」
新定番メニュー「親子つっこ飯」

「もっと贅沢などんぶりを食べたい」という人は、サーモンの刺身とイクラを盛り合わせた「親子つっこ飯」(大5,550円 中 中2,750円小 小2,200円 ※すべて税込)どうぞ。予算とおなかのすき具合を考慮してサイズを選んでください。

イクラ御殿の若大将、後藤優馬さん
イクラ御殿の若大将、後藤優馬さん

「はちきょう」は、北海道の漁港でとれた魚介類を厳選し、最高の味に仕上げて提供しています。イクラ御殿の若大将、後藤優馬さんはそのほかに「ぜひ食べてもらいたい逸品」として「ほっけ」(2,590円〜)をすすめてくれました。

イクラと並ぶ北海道の味覚
イクラと並ぶ北海道の味覚

ほっけは、北海道を代表する魚のひとつで、国内最大の水揚げ量の95%以上を北海道が占めています。はちきょうでは、おもにオホーツク海に面した羅臼産の真ほっけを提供しています。一年を通して海水の温度が低いため、そこで水揚げされた「ほっけ」は身が締り脂のりも最高。焼き魚のおいしさに驚くことでしょう。

若大将から「海外にもつっこ飯を広めていきたいので、これまで食された方はSNS 等で拡散していただけたら嬉しいです。それを見て来店いただいたお客様には、誠心誠意対応いたします。大きなサイズは、ひとりで召し上がっても、数人でシェアしてもよいですが、イクラを一粒も残さないことや、海で目についたゴミを拾うことが約束です。サケなどの水産資源は年々減少しています。また不安定な船の上での操業は、いつも危険と隣り合わせ。自然にも漁師さんにも敬意を表して、残さずおいしく味わってください」とのコメントをいただきました。

  • 海味はちきょう イクラ御殿
    • 住所 〒060-0063札幌市中央区南三条西3丁目14-2 FA-S3ビル1階
    • 電話 011-522-8921
    • 営業時間:18:00~24:00(LO.23:00)
      定休日:無休

Text by:Masakazu
※本記事の情報は2022年2月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

▼この記事もおすすめ▼

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

この記事をシェアする

 
検索