地元ならではの新鮮な「ししゃも」が食べられる特別な2日間!
日本を訪れる外国人にとって「ししゃも」という魚は、居酒屋のメニューで出合う事が多くのケースでしょう。しかし、実は居酒屋などでよく出てくるものは「カラフトししゃも」や「キュウリウオ」で、ししゃもとはまったく違う魚が多いそうです。
ししゃもは、北海道の太平洋沿岸にのみ生息する日本固有の魚。北海道太平洋沿岸でしか獲れない本物の「ししゃも」は、10~11月の2ヶ月しか漁が解禁されていない、とても貴重な魚です。
むかわ町は、かつてアイヌの神が柳の葉を流してししゃもを人間に与えたという伝説を持つ清流・鵡川が流れる“ししゃもの町”です。この町で獲れるししゃもは、いわゆる、本物のししゃも。アイヌの神の恵みであるししゃもを味わえる、特別な町なのです。
11月3日(祝)・4日(日)、このむかわ町で、今しか食べられない旬のししゃもを存分に食べられるイベント「鵡川ししゃも祭り」が開催されます。
<イベントinfo>
震災復興イベント 鵡川ししゃも祭り
日時:11月3日(土) 13:00〜17:30
4日(日) 10:00〜14:00
会場:鵡川中央小学校グラウンド
(北海道勇払郡むかわ町花園1丁目14番地)
内容:ししゃも料理 提供
むかわ町近隣地域グルメ 提供
ステージイベント など
問い合わせ:0145・47・2480(むかわ町観光協会)
アクセス:札幌から車で約1時間、新千歳空港からJRで約2時間
(当日は周辺の道路混雑が予想されますので、余裕をもってお越しください)
焼くだけじゃない、ししゃもを使った魅力溢れるグルメを堪能!
このイベントでは、1万匹以上のししゃもが用意され、ししゃも汁、ししゃもからあげ、生干しししゃも、トルティーヤなど、産地でしか食べられない特別なメニューを味わうことができます。
特に、知る人ぞ知る「ししゃも寿司」は、残念ながら今回のイベント会場では提供されませんが、産地であるむかわ町でしか食べられない極上の一品。むかわ町にある数店の寿司店が腕をふるっているそうなので、イベントにお越しの際は、是非、町内のぶらり旅をしてみるのもいかがでしょうか。(イベント両日には、ししゃも店を巡るスタンプラリーも開催予定)
震災から復興しつつある胆振の魅力を発信!ステージイベントや花火など催物も満載!
むかわ町は、今年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で震度6強を記録したこともあり、建物の倒壊など多くの被害が出ました。
地震から約2ヶ月、復興も着実に進んできている中、今回の「鵡川ししゃも祭り」は、『元気です。北海道』をアピールするとともに、多くの観光客に本物のししゃもを味わってもらう復興イベントとして開催されます。
会場では11月3日に堀内孝雄、田中義剛、岡井千聖ら北海道にゆかりの深いタレントたちのステージショーや、お笑いLIVE、花火大会なども行われるほか、11月4日には、ししゃも太鼓や鵡川高校の演奏など、地元有志が参加した、みんなで楽しめるイベントが行われる予定となっています。
また今年は、ししゃも料理以外にも平取和牛(平取町)や鹿肉料理(占冠村)、山口農園のハスカップ(厚真町)など、近隣市町村のグルメも味わうことができるそう。
『例年ししゃもあれとぴあとして開催していたししゃも祭りですが、今年は震災復興イベントとして規模を拡大して開催します。むかわ町のししゃもだけでなく、近隣市町村の美味しいものも堪能してください。そして胆振・日高の町並みを歩いていただき、今の北海道を体験していただきたいと思います』(むかわ町観光協会 荒舘事務局長)
北海道道央の食を堪能し、ステージイベントも楽しめるこの「鵡川ししゃも祭り」、まさに今の北海道のパワーを実感できるイベントとなりそうです。
11月3・4日、北海道のむかわ町で本物のししゃもや道央グルメを堪能しましょう!
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。