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日本でも珍しい!モール温泉に浸かれる北海道・十勝川温泉は一度入っておきたい名湯

日本でも珍しい!モール温泉に浸かれる北海道・十勝川温泉は一度入っておきたい名湯

更新日: 2023/03/23

十勝川温泉は道東の十勝地方にある温泉地で、まるで化粧水のような琥珀色をした「モール温泉」が有名。温泉に浸かると肌なじみがよく、美人の湯と呼ばれることもあるほど良質な泉質です。温泉街にはモール温泉を楽しめるさまざまな温泉宿がありますが、おすすめの宿を3軒ピックアップ!老舗の宿と最新の宿、貸切風呂を楽しめる宿で、もちろんどの施設でもモール温泉を楽しめます。道東観光の拠点としても便利な立地ですよ。

目次
  1. 十勝川温泉のモール温泉とは?好評の証と歴史を紹介
  2. 十勝川温泉へのアクセス
  3. 十勝川温泉近隣の観光スポットやアクティビティ
  4. 十勝川温泉でおすすめの温泉宿3選
  5. 1.「十勝川温泉 観月苑」はゆったり寛ぎたい大人のための温泉宿
  6. 2.「十勝川モール温泉 清寂房」は全客室に温泉露天風呂と庭を配したラグジュアリーな宿
  7. 3.「十勝川温泉 富士ホテル」は、貸切風呂も楽しめる温泉宿

十勝川温泉のモール温泉とは?好評の証と歴史を紹介

十勝川温泉のモール温泉とは?好評の証と歴史を紹介

十勝川温泉は北海道の代表的な温泉地の一つ。道東の十勝地方の大平原を流れる十勝川の流域に温泉街があり、温泉ホテルや足湯を楽しめる施設などが数軒並んでいます。十勝川温泉の最大の特徴は、モール温泉と呼ばれる琥珀色をしたアルカリ性の泉質。塩分を含む植物性の泉質で、成分に含まれる腐植物(フミン質)などにより、冷え性の改善や美肌効果への効能が期待できるとされています。

入浴すると肌馴染みがよいと好評で、まるで化粧水のような温泉と言われることもあるほど。泉質のよさとともに比較的アクセスもしやすいことから、国内外から観光客が多数訪れる人気温泉地です。

肌なじみがよく湯上がりにしっとりするという声が多数。これぞ美人の湯です
肌なじみがよく湯上がりにしっとりするという声が多数。これぞ美人の湯です

一般的に温泉は火山活動の影響で地中から湧出することが多く、鉱物を主成分とする湯が大半です。ところが十勝川温泉は一般的な温泉とは異なり、植物性の有機物が主体。はるか昔、十勝川周辺は葦などの植物が自生する湿原で、これらの植物が数千年、数万年の時を経て堆積して地中で泥炭層や亜炭層となりました。さらに深い岩盤層からミネラル分が染み出た地下水が地熱で熱せられて上昇し、泥炭層や亜炭層を通る際に植物性の有機物が混ざり合ってモール温泉となり、地中に湧出しています。十勝川温泉の泉質は、太古の自然の恵みなのです。

温泉街には無料で足湯を楽しめるスポットもあります
温泉街には無料で足湯を楽しめるスポットもあります

十勝川温泉の起源は、温泉街の各宿泊施設の情報によると1900年に地元の人が自然湧出していたぬるま湯を沸かして近所の人と利用し始めたこととされています。ただ、それよりも昔、先住民族のアイヌの間では湿地帯に湧き出す「薬の沼」として語り継がれていたとも言われています。

1900年代前半に何度か掘削が行われて温泉宿が誕生し、1930年頃にこの地域一帯が十勝川温泉と命名されました。この頃から温泉旅館のほか飲食店や土産物店などもできて温泉街となり、交通手段も整備されていき、珍しいモール温泉に入れると人気の観光地になりました。その後宿泊施設のリニューアルや増減を繰り返しつつ、今日まで続いています。昨今では温泉入浴はもちろん、季節ごとにさまざまなアクティビティも楽しめるリゾート地としても注目されています。

十勝川温泉へのアクセス

十勝川温泉へのアクセス

十勝川温泉には鉄道はありませんが、十勝地方の中心都市、帯広から十勝川温泉行きの路線バスがあるほか新千歳空港からの直通高速バスもあり、車を運転しなくてもアクセスしやすいです。アクセス方法についていくつかを紹介します。

○新千歳空港をからのアクセス
千歳空港は北海道最大の空港で、日本国内各地からの国内線をはじめ国際線も複数就航。北海道を旅行する人の多くが利用しています。新千歳空港から十勝川温泉へは、新千歳空港から帯広行もしくは帯広経由の十勝川温泉行の高速バス「とかちミルキーライナー」が便利(所要約3時間、要予約)。レンタカーを利用する場合は、道東自動車道を利用して音更帯広インターチェンジで下車、所要時間は約2時間20分です。新千歳空港周辺にはレンタカーの店舗が複数あります。

帯広空港からのアクセス
とかち帯広空港は新千歳空港に比べると、飛行機の便数も就航都市もかなり少ないのですが、十勝地方にあるため十勝川温泉の最寄りの空港です。レンタカーを借りて十勝川温泉ほか各地を周遊するのであれば、とかち帯広空港が便利。車なら約30分で行けます。
バスを利用する場合は、空港から帯広駅行の空港アクセスバスに乗って帯広駅前で下車し、帯広駅前バスターミナルから発着する十勝川温泉行の路線バス(所要約30分、予約不要)に乗り換えとなります。

札幌からのアクセス
札幌から帯広まで特急列車、もしくは高速バスの「ポテトライナー」(所要約3時間30~55分、要予約)を利用して帯広駅まで行きます。そのあとはほかの行程と同様に、十勝川温泉行の路線バスを利用しましょう。車で行く場合は、道央道と道東道を利用し、音更帯広インターチェンジで下車。所要時間は約3時間です。


北海道を5日間以上旅行する場合は、日本のJR各線が乗り放題となる外国人向けフリーパス「JAPAN RAIL PASS」を利用すると交通費がお得になります。JRの特急列車などで帯広駅まで行き、帯広駅前バスターミナルから十勝川温泉行の路線バスを利用しましょう。

十勝川温泉近隣の観光スポットやアクティビティ

温泉街の雪原の上で繰り広げられる光と音のショーイベント「彩凛華®」
温泉街の雪原の上で繰り広げられる光と音のショーイベント「彩凛華®」

十勝川温泉温泉宿のほか周辺に観光施設が複数あり、イベントやアクティビティもあります。周辺の代表的な観光スポットやお土産、イベントやアクティビティをいくつか紹介します。

○道の駅ガーデンスパ十勝川温泉
温泉街の中心部にあるスパリゾート施設。水着でモール温泉を楽しめるスパと、農産物や雑貨などを販売する「ひなたのマルシェ」をはじめ、ベーカリーやカフェなどのレストラン、アイスクリームやチーズなどを手作りできる体験工房があります。

ひなたのマルシェでは十勝川温泉のお土産を複数販売しています。人気商品は、モール温泉の成分を配合した入浴用化粧品「モールの温もり」(25g、10包入り1,676円)や「十勝川モール温泉マスク」(3枚入り1,200円)です。

スパ入浴料は13歳以上1,500円、4~12歳600円、3歳以下無料。バスタオルと湯あみ着(水着)各1枚無料レンタル
スパ入浴料は13歳以上1,500円、4~12歳600円、3歳以下無料。バスタオルと湯あみ着(水着)各1枚無料レンタル
十勝川温泉でお土産探しや食事ならここ!イベントが開催されていることもあります
十勝川温泉でお土産探しや食事ならここ!イベントが開催されていることもあります

○柳月スイートピア·ガーデン
十勝の代表的な菓子メーカー、柳月の工場兼販売店。洋菓子や和菓子などをお土産として購入できるのはもちろん、喫茶コーナーでの飲食や工場見学、お菓子作り体験なども楽しめます。音更帯広インターチェンジの至近にて高速道路を下りたら約1分で到着。温泉街からは車で約20分です。

観光客のほか地元客も多数訪れる大型スイーツショップ
観光客のほか地元客も多数訪れる大型スイーツショップ

○彩凛華(さいりんか) ®
十勝川温泉の代表的なイベントで、十勝川温泉に毎年冬に飛来する白鳥にちなんで例年1月下旬から2月下旬に開催される光と音のファンタジックショー。会場は温泉街から徒歩約10分の十勝が丘公園です。

約600個の電球とLEDを舞台用の照明コントロールシステムで操作し、光と音を連動させた幻想的な空間を演出。まるで雪夜にきらめくクラブのような雰囲気を楽しめます。

真冬は温泉街裏手の十勝川の川岸周辺で飛来するハクチョウを眺められることがあります
真冬は温泉街裏手の十勝川の川岸周辺で飛来するハクチョウを眺められることがあります

○熱気球体験
上空30mまで上昇する熱気球の係留フライト体験。十勝の大平原を上空から見渡せ、天候次第では十勝川の毛嵐や雪が積もった日高山脈の山並を遠望できます。乗り降り含めて約5分の体験ですが、爽快感と充実感はたっぷりです。なお冬季間は基本的に団体客の予約開催のみですが、団体予約が入っている日に限り個人客も参加できます。

十勝が丘公園で熱気球の体験フライトを楽しめます
十勝が丘公園で熱気球の体験フライトを楽しめます

十勝川温泉は、十勝地方をはじめ道東観光に便利な立地。十勝地方で有名な観光スポット、糠平湖畔にあるタウシュベツ橋梁や真冬のジュエリーアイスが有名な大津海岸へも1時間圏内です。阿寒湖や釧路湿原なども車で2時間程度にて、道東旅行の拠点にも便利ですよ。

十勝川温泉でおすすめの温泉宿3選

十勝川温泉には温泉ホテルなど宿泊施設が数軒ありますが、その中からおすすめの施設を3軒紹介します。地元の食材を多用した料理が評判の温泉ホテルや2022年に開業した最新宿泊施設、リーズナブルで十勝川温泉唯一の貸切風呂がある温泉ホテルです。どの宿泊施設も十勝川温泉温泉街にあります。

1.「十勝川温泉 観月苑」はゆったり寛ぎたい大人のための温泉宿

建物の背後に十勝川が流れています(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
建物の背後に十勝川が流れています(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)

「十勝川温泉 観月苑」は、十勝川温泉が誕生して間もない頃から続く老舗の温泉ホテルで、数度の改修を経て今日に至ります。化粧水のようなモール温泉を楽しめるうえ、十勝産の旬の食材を数多く使用した創作料理が美味しいと評判の宿です。

茶褐色のモール温泉を存分に楽しめます(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
茶褐色のモール温泉を存分に楽しめます(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)

モール温泉は大浴場と一部の客室にて楽しめます。大浴場は屋内に大浴槽のほか寝湯やジャグジー、サウナなどがあり、屋外に露天風呂があります。このうち、大浴槽とジャグジー、露天風呂がモール温泉です。宿泊客はもちろん、日帰り入浴でも利用できます。

露天風呂ではモール温泉とともに、石を配した庭園と十勝川周辺の雄大な風景を楽しめます(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
露天風呂ではモール温泉とともに、石を配した庭園と十勝川周辺の雄大な風景を楽しめます(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)

客室は和室や和洋室の一般客室や展望客室のほか、露天風呂付客室、展望風呂付特別室、プライベートサウナ付和洋スイートなどが多種多様。眼下の十勝川や遠くの日高山脈の眺望を楽しめる部屋や、露天風呂や展望風呂でモール温泉をプライベートで楽しめる部屋、サウナがある部屋など、どの客室もそれぞれ魅力的でどの部屋にするか悩ましいかもしれません。

目の前に広がるハーブガーデンを眺められる屋外デッキのある和洋室(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
目の前に広がるハーブガーデンを眺められる屋外デッキのある和洋室(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
和室が2部屋と丸いバスタブの展望露天風呂がある、展望風呂付特別室の「風月」(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
和室が2部屋と丸いバスタブの展望露天風呂がある、展望風呂付特別室の「風月」(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)

十勝川温泉 観月苑の魅力の一つは食事。なかでも朝食のバイキングは食材がよく品数もあり美味しいと、各種口コミでも多々記載されているほど好評。ホテル側が「生産者の顔や歴史など食文化が感じられるような料理を目指している」と語るだけあり、こだわりの食材と料理を楽しめます。

食材は主に十勝で生産された農産物や畜産品、海産物を使用。小麦やじゃがいもなどの野菜、豚・牛・鶏などの肉類、チーズ、南十勝で水揚げされた鮮魚など、旬の食材が登場します。夕食はレストランでのバイキングか食事処での創作料理、朝食はレストランでのバイキングを楽しめます。

バイキングではスイーツも数多くあります(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
バイキングではスイーツも数多くあります(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
朝食バイキングで海鮮丼を好きなだけ食べられます(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)
朝食バイキングで海鮮丼を好きなだけ食べられます(写真提供: 十勝川温泉 観月苑)

十勝川温泉 観月苑ではお土産も人気。多々ある土産品の中でも売れ筋は、オリジナルの薄皮饅頭「華観月(はなかんげつ)」と、モール温泉の成分を配合した入浴用化粧品「モールの温もり」。華観月は軽いおやつにちょうどよく、モールの温もりは自宅に帰ってお風呂の浴槽に入れればモール温泉気分に浸れます。旅を終えても十勝川温泉の想い出が蘇る品々です。

【外国人対応】
日本語、英語

【実施中の新型コロナ感染症対策】
店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • 観月苑
    • 住所 080-0263 北海道音更町十勝川温泉南14-2
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    • 最寄駅 札内 駅 (根室本線)

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2.「十勝川モール温泉 清寂房」は全客室に温泉露天風呂と庭を配したラグジュアリーな宿

十勝川温泉街の一角にあり、周囲を緑に囲まれています(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
十勝川温泉街の一角にあり、周囲を緑に囲まれています(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)

「十勝川モール温泉 清寂房」は、2022年8月末にグランドオープンした新施設。「はなれ」をイメージした客室全てに温泉露天風呂と庭があり、特別感とプライベート感を存分に感じられる宿泊施設です。

エグゼクティブツイン。源泉かけ流し露天風呂付き(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
エグゼクティブツイン。源泉かけ流し露天風呂付き(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)

建物全てが平屋建てで、建物中央の中庭を囲むようにロビーやレストラン、大浴場などを配し、その周囲を長い回廊がぐるりと巡り、回廊の外側に客室が並ぶ独特な構造です。客室は全24室でどれも広さ50㎡以上あり、一部屋ごとに回廊から大自然へ飛び出すかのように独立した建物のような形状。プライベート感を存分に感じられる空間で、ラグジュアリーなしつらえです。全客室にモール温泉を引いた露天風呂と庭があり、隣の客室の気配を感じることなく、贅沢で優雅な一夜を過ごせます。

中庭を望む、フロント付近のロビー(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
中庭を望む、フロント付近のロビー(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)

モール温泉は大浴場でも客室でも楽しめます。日帰り入浴の営業はしていないので、温泉は完全に宿泊者限定。大浴場の広い浴槽でゆったり寛ぐのもよいですし、客室で他の人の目を気にせず心置きなく入浴できるのも魅力です。特に客室の温泉は源泉かけ流しにて、地中から湧き出た湯の恵みをダイレクトに楽しめます。

すべての客室に源泉かけ流しの温泉露天風呂があります(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
すべての客室に源泉かけ流しの温泉露天風呂があります(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)

食事は、北海道各地で生産された食材をふんだんに使用。和食をベースにしつつもさまざまなジャンルの料理技法やテイストを融合した創作和食を味わえます。夕食はダイニングでの「創作和食会席」か、鉄板焼きレストランでの「鉄板焼きコース」のいずれかから予約時に指定しましょう。朝食は和朝食または洋朝食で、チェックイン時に選べます。

創作和食会席の料理一例「キンキの木の芽焼き」(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
創作和食会席の料理一例「キンキの木の芽焼き」(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
十勝和牛をメインとした鉄板焼コース(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
十勝和牛をメインとした鉄板焼コース(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
品数が多く彩りも美しい和朝食(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)
品数が多く彩りも美しい和朝食(写真提供: 十勝川モール温泉 清寂房)

十勝川温泉に新たに誕生した極上の温泉宿。オープンしてから日が浅いため口コミ評価などはまだあまりありませんが、隠れ家に佇むかのようなステイで、静かなひと時を過ごせること間違いないでしょう。

【外国人対応】
日本語、英語

【実施中の新型コロナ感染症対策】
店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/(会計時)コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/従業員の客室サービス(入室)の制限

3.「十勝川温泉 富士ホテル」は、貸切風呂も楽しめる温泉宿

十勝川温泉街の一角に立地(写真提供: 十勝川温泉 富士ホテル)
十勝川温泉街の一角に立地(写真提供: 十勝川温泉 富士ホテル)

十勝川温泉 富士ホテルは、十勝川温泉で唯一、温泉貸切風呂もある温泉宿。まわりの人の目を気にせず入浴したい人に嬉しい施設です。比較的リーズナブルな価格で宿泊できるため、コストパフォーマンスがよいと好評です。

大浴場に露天風呂はありませんが、泉質がよいと好評(写真提供: 十勝川温泉 富士ホテル)
大浴場に露天風呂はありませんが、泉質がよいと好評(写真提供: 十勝川温泉 富士ホテル)

施設内には宿泊者や日帰り入浴者が利用できる大浴場と、予約制の貸切風呂があります。どちらもモール温泉で源泉かけ流し。自社で所有する源泉から湧き出た湯を加水も加温もせず浴槽へ注いているうえ、循環ろ過装置もついていないので、地中から湧き出た新鮮な湯が常時注がれ続けています。大浴場は浴槽が一つのみですが泉質がよいため、このお風呂を目当てに泊まる人や日帰り入浴に訪れる人もかなりいます。

貸切風呂は、子連れの方や高齢者、ほかの方に手術跡など身体を見られたくない人などに大人気。1時間単位での予約制で利用できます(1時間2名利用2,000円、 3~4名利用2,500円)。当日朝10時から予約受付をしています。

源泉かけ流しの温泉を楽しめます(写真提供: 十勝川温泉 富士ホテル)
源泉かけ流しの温泉を楽しめます(写真提供: 十勝川温泉 富士ホテル)

客室は全32室で、定員1~2名用や2~4名用などがあります。畳の上に布団を敷いて寝る和室と、ベッド2台が備わる和洋室などがあります。客室内に温泉はありませんが、定員1名用の部屋を除きシャワールームかユニットバスがあります。

食事は夕食で創作和食膳、朝食はバイキングを楽しめます。創作和食膳は和食洋食のエッセンスを取り入れたオリジナル料理で、料理スタッフによるおもてなしの心が伝わってくるような、手作り感と見た目の楽しさが感じられる逸品です。

肌なじみのよい極上の温泉を、飾らず心置きなく楽しむにはピッタリの温泉宿です。基本的には日本語での案内になりますが、スタッフの心遣いや気配りが非常に好評な施設にて、きっと言葉の壁を越えて楽しむことができるでしょう。

【外国人対応】
日本語

【実施中の新型コロナ感染症対策】
店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • 十勝川温泉 富士ホテル
    • 住所 〒080-0263 北海道河東郡音更町十勝川温泉南14丁目1
    • 電話 0155-46-2201
    • 営業時間:チェックイン15:00・チェックアウト10:00
      料金:1泊2食11,000円~(税込、サービス料込)
      定休日:なし

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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