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ニセコで体験すべき絶景熱気球係留フライト!自然を空中から眺める贅沢時間

ニセコで体験すべき絶景熱気球係留フライト!自然を空中から眺める贅沢時間

公開日: 2024/08/30

爽やかな気候と豊かな自然の中で、さまざまなアクティビティを楽しめるグリーンシーズン(5月下旬〜10月中旬ごろ)のニセコ。中でも高い人気を誇り、一度は体験したいのが、空からニセコ連峰エリアのパノラマビューを眺望できる「熱気球係留フライト」です。今回は、実際に熱気球に乗船!その見どころや魅力を徹底レポートします。

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熱気球係留体験とは?

熱気球係留体験とは?

ロープにつながれた熱気球に乗り、自然街並みなどを空から楽しむアクティビティです。性別や年齢に関係なく、道具や経験がなくても、気軽に特別な経験ができるのが大きな魅力。

ニセコエリアでは、日中は風が強いため、風がなぐ時間帯(早朝、夕方など)に行われています。今回は、ニセコを拠点とするアウトドア会社「北海道ライオンアドベンチャー」の熱気球係留フライトに参加させていただきました!

北海道ライオンアドベンチャー

夏はニセコエリア・千歳で、冬はニセコエリアで、北海道の大自然を楽しめるアクティビティを提供しています。「ニセコエリアを空からも楽しんでもらいたい」という思いで、2006年から熱気球係留フライト体験を行っています。同社のフライト体験の詳細については、以下のとおり。

【催行期間】
  • 2024年6月1日(土)〜9月8日(日)
    ※2024年7月20日(土)〜8月31日(土)は毎日催行。それ以外は土日祝日のみ催行
【当日の流れ】
  • 5時40分ごろ 
    気球パイロットが天候を判断。催行するかどうかをお電話でお知らせ
  • 5時50分ごろ 
    気球立ち上げの準備・作業がスタート
  • 6時30分
    熱気球会場に集合。受付順に乗船(体験時間:約5分)
    ※8月10日(土)〜14日(水)は6時集合
【集合場所・アクセス】
  • ライオン熱気球会場:北海道虻田郡ニセコ町東山
    ▶️JRニセコ駅から車で約10分
    ※ニセコエリア内のホテルやJRニセコ駅間であれば、無料送迎が可能です(五色温泉エリアは対象外、倶知安町エリアはひらふ地区のみ可)。詳細は予約時にお問合せください
【備考】
  • 安全のため、パイロットが当日朝の天候を見て、催行の可否を判断します。雨天や強風の日は中止となります。また、催行可能となっても、その後の天候によっては中止にする場合があります。
  • スカートやヒールのある靴での参加は控えましょう。また、飲酒状態、妊娠中の方の参加は不可となっています。

いざ、フライト体験へ!

まずは準備段階から

当日はあいにくの曇り空で、風も少し強め。催行されるか不安でしたが、催行決定の連絡をもらい、ホッとしながら会場へ。乗船ができるのは受付終了後の6時30分ごろからですが、少し早めに集合場所に行くと、気球の立ち上げ作業(15〜30分程度)を見ることができます。

まずは気球を地面に広げて……

送風機で風を送り込みます。

膨らんできたら、バーナーで加熱!ゴーッという大きな音が響きます。

どんどん膨らんで、バルーンがゆっくり起き上がっていきます。

縦25m、横15mの大きなバルーンが立ち上がりました。これで準備は完了!

6時過ぎになると、他のお客さんも続々と集まってきました。バルーンの大きさに「おぉーっ」と声を上げる人や、バーナーの音に驚く人も。皆さん、ワクワクしている様子が見てとれました。それでは、いよいよ乗船です!

お待ちかねのフライトタイム!

お待ちかねのフライトタイム!

乗り込む際は、万一に備え、スタッフさんがカゴをおさえてくれています。それでは乗船!

あっという間に地面が遠ざかり……

浮き沈みを繰り返しながら、ふわーっと空へ上がっていきます。

フライトには同社の熱気球操縦士が同乗し、風の強さなどをみながら、安全に飛行できるようバーナーを操作します。周囲の景色や熱気球について解説もしてくれ、より一層フライトを楽しめます。

熱気球の最高到達点は約30m。すぐそばにはニセコアンヌプリ、東には「蝦夷富士」とも呼ばれる羊蹄山、南にはニセコ街並みを臨み、空からニセコエリア一帯を見渡すことができます。この日は曇っていましたが、なんとか羊蹄山を見ることができました!

晴れている時はこんな絶景が。心地よい朝の光を感じながら、緑豊かなニセコ街並みをゆっくりと楽しめます。運が良ければ、雲海を見ることもできるそう。

このバスケットの搭乗可能人数はおよそ10名。この日は全19名が参加しており、数回に分けてフライトを行いました。操縦士と搭乗者は熱気球の重りの役割もあるため、2回目以降の乗り降りの際は「一人乗ったら、一人降りる」が鉄則なんだとか。

参加者全員のフライトが終わると、撤収作業に入ります。撤収作業は会場に残って見学してもOK!小さくなっていく熱気球を見るのもまた一興です。

7時ごろには体験の全工程が終了!体験が終わっても、まだたっぷり時間がある、というところもうれしいポイントです。他のアクティビティをしたり、気になっていた観光スポットに出かけたりと、長く充実した1日を過ごすことができます。

熱気球係留フライトで、夏のすてきな思い出づくりを

約5分という短い時間ながら、唯一無二の体験ができる熱気球係留フライト。ひと夏の思い出づくりに、みなさんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

  • 北海道ライオンアドベンチャー(熱気球会場)
    • 住所 〒048-1521 北海道虻田郡ニセコ町東山(熱気球会場)
    • ■メールアドレス:niseko@hokkaido-lion.com
      ■料金(税込):3,170円(大人)、2,200円(小学生)、660円(幼児)、2歳以下無料

ニセコエリアでは他にもこんな体験ができます!

ニセコでは、熱気球の他にラフティングやサイクリングなどのアクティビティも充実しています。今回体験させてもらった北海道ライオンアドベンチャーをはじめ、さまざまな会社で体験メニューが提供されていますので、気になった方は調べてみてくださいね。

撮影=大谷康介 原稿・編集=みんなのことば舎

Written by:
株式会社みんなのことば舎
株式会社みんなのことば舎

札幌の地元タウン誌の編集に長年携わった編集者が設立。設立以降、20年以上にわたり、札幌を中心に北海道全域での取材・記事執筆を行い、観光ガイドや情報誌、北海道の景色を収めた写真集など多様な本も制作。スタッフは全員女性で、旅好き、スイーツ好き、お酒好きと趣向は様々。飲食店紹介からイベントレポート、レジャー体験記まで、発信の守備範囲は広い。

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