HOME 北海道 北海道 函館 食べるべき函館グルメ:プロが厳選したご当地ローカルチェーン店5選
食べるべき函館グルメ:プロが厳選したご当地ローカルチェーン店5選

食べるべき函館グルメ:プロが厳選したご当地ローカルチェーン店5選

公開日: 2024/10/16

北海道南部、道南の中心都市の函館は、旅行者が数多く訪れる人気の観光都市。函館夜景や五稜郭など観光名所が多いうえ、寿司ラーメンスイーツなどグルメも充実しています。函館が発祥の有名な飲食店は複数あり、チェーン展開しているところもあります。

この記事では、トラベルクリエイターのnobukaが、函館で地元客にも観光客にも人気があるご当地グルメのローカルチェーン店を5軒紹介します。nobukaは札幌を拠点に15年以上北海道各地を旅し、雑誌やwebサイトで旅行記事や北海道のグルメ記事を1,000本以上書いてきた北海道観光のプロ。北海道内各地を食べ歩いてきた経験から厳選します。

目次
  1. 道南・函館のご当地グルメでチェーン店をおすすめする理由
  2. 道南・函館のおすすめご当地グルメチェーン店5選
  3. 函館市民に長年支持されているご当地グルメを味わってみよう
▲函館のご当地グルメの代表的なお店「ラッキーピエロ」をはじめ、各店訪れ実食しました
▲函館のご当地グルメの代表的なお店「ラッキーピエロ」をはじめ、各店訪れ実食しました

道南・函館のご当地グルメでチェーン店をおすすめする理由

▲透明感のあるスープが特徴の函館のご当地ラーメン。人気ラーメン店「函館麺厨房 あじさい」にて
▲透明感のあるスープが特徴の函館のご当地ラーメン。人気ラーメン店「函館麺厨房 あじさい」にて

北海道は面積が広いため、地域により食文化が異なるなど北海道内での地域性が多少なりともあります。北海道全域にチェーン展開している飲食店などはありますが、地域限定で独自のブランドを展開しているお店は数多くあります。特に函館は北海道南西部の端にあり、北海道最大の都市、札幌から約270kmも離れていることから、札幌をはじめ北海道内のほかの地域にはない独自のグルメや飲食店が数多く発展してきました。

▲函館は港町で海の幸が豊富。回転寿司チェーン店の函太郎にて
▲函館は港町で海の幸が豊富。回転寿司チェーン店の函太郎にて

個人店から他店舗展開しているところまでさまざまな人気店がありますが、この記事ではチェーン展開しているお店をクローズアップします。複数店舗があれば、場所の選択肢が増えて比較的訪れやすい点が大きなメリット。看板商品は本店のほか支店でも提供していることが多いです。また、店舗により多少の差異はあったとしても、商品の質やサービスは一定の水準で均一している安心感もあります。

今回紹介する5軒は、地元客に好評なことから観光客にも人気が出るようになった名店ばかりです。外国人旅行者にとっても親しみやすいお店が多く、気軽に利用できます。店内飲食がメインのお店からテイクアウトがメインのお店まであります。では早速函館を旅行するみなさんへ、おすすめのローカルグルメチェーン店を順番に5軒紹介していきます。

道南・函館のおすすめご当地グルメチェーン店5選

函館で絶大な人気のご当地ハンバーガーチェーン店「ラッキーピエロ」

▲ラッキーピエロ ベイエリア本店。賑やかな外観がインパクトあり(写真提供:ラッキーピエロ)
▲ラッキーピエロ ベイエリア本店。賑やかな外観がインパクトあり(写真提供:ラッキーピエロ)

道南のご当地グルメチェーン店で真っ先に思い浮かぶのは、函館発祥のご当地ハンバーガーレストラン「ラッキーピエロ」です。地元では「ラッピ」や「ラキピ」の愛称で親しまれ、近年は地元客のほか多くの観光客でいつも大盛況です。2024年8月現在、お店は函館市内を中心に全17店舗。金森赤レンガ倉庫など観光スポットが多数点在するベイエリアに「ベイエリア本店」があるのをはじめ函館市内に13店舗あり、「峠下総本店」など函館市近郊の道南エリアに4店舗あります。

▲店内は緑を基調としつつ店舗ごとにテーマが異なり、どの店舗も個性的です(ベイエリア本店)
▲店内は緑を基調としつつ店舗ごとにテーマが異なり、どの店舗も個性的です(ベイエリア本店)
▲「森の中のメリーゴーランド」がテーマのベイエリア本店には、プランコの席や木馬などがあります
▲「森の中のメリーゴーランド」がテーマのベイエリア本店には、プランコの席や木馬などがあります

ラッキーピエロの魅力は、ハンバーガーなどの美味しさと個性的なお店の雰囲気。料理はレジで注文を受けてから作り始めるので、できたて熱々を楽しめます。ラッキーピエロで一番人気があるメニューは、「チャイニーズチキンバーガー」。地元では略して「チャイチキ」と呼ばれています。北海道産鶏肉を使った甘辛いから揚げ3つとバンズからはみ出るほどモリモリのレタスを挟んだハンバーガーです。さらに目玉焼きやチーズなどを追加することも可能です。

▲「チャイニーズチキンバーガー」のセットメニュー、「ダントツ人気No.1セット」
▲「チャイニーズチキンバーガー」のセットメニュー、「ダントツ人気No.1セット」

幅約11cm、高さ14cm、重さ約300gもあり、ハンバーガー1個でボリュームたっぷり。ハンバーガー単品でオーダーすることもできますが、セットメニュー「ダントツ人気No.1セット」が定番です。チャイニーズチキンバーガーと、ホクホクのフライドポテトにホワイトソースとミートソースがかかった「オリジナルラキポテ」、そして自家製ウーロン茶がついたセットです。食べ応えのある甘辛いハンバーガーと、濃厚なソースがからんだポテトに、スッキリとした味わいのウーロン茶がちょうどよく合います。かなり満足感いっぱいになること、間違いありません。

▲「THEフトッチョバーガー」(左)は、ボリューミーな「チャイニーズチキンバーガー」(右)が小さく見えてしまうほど巨大
▲「THEフトッチョバーガー」(左)は、ボリューミーな「チャイニーズチキンバーガー」(右)が小さく見えてしまうほど巨大

まだまだ物足りないという大食漢の方は、巨大ハンバーガー「THEフトッチョバーガー」をぜひお試しを! 上から、シャキシャキのレタス、函館近郊産卵の目玉焼き、分厚いトマト、ミートパティ約120g、北海道産ジャガイモなどのコロッケ、さらにもうひとつミートパティ120gをサンドした、具材モリモリのハンバーガーです。崩れてしまわないように串が刺さっていますが、とてもかぶりつけない分厚さなので、崩してナイフとフォークで切り分けて味わいます。なお、THEフトッチョバーガーはベイエリア本店のみ販売で1日20食限定です。チャレンジしてみたい方は早めにお店へ訪れましょう。

▲顔と同じくらいの高さ。お腹ぺこぺこで来店し、完食しました!
▲顔と同じくらいの高さ。お腹ぺこぺこで来店し、完食しました!

ラッキーピエロの商品は、イートインはもちろんテイクアウトも可能。このほかにもさまざまなハンバーガーがあるほか、店舗によってはカレーやオムライス、やきそばなどもあります。チャイニーズチキンバーガーを食べ慣れた地元の方々などに好評です。2回目、3回目の訪問という方はぜひおためしを!

〇外国語対応
  • メニュー表記:日本語、英語
  • スタッフ対応:日本語
  • ラッキーピエロ ベイエリア本店
    • 住所 〒040-0053北海道函館市末広町23-18
    • 電話 0138-26-2099
    • 営業時間:10:00~21:00(L.O.フード20:30、ドリンク20:45)
      定休日:なし

「やきとり弁当」が人気の函館ローカルコンビニ「ハセガワストア」

▲ハセガワストア中道店(写真提供:ハセガワストア)
▲ハセガワストア中道店(写真提供:ハセガワストア)

「ハセガワストア」は函館市を中心に13店舗を展開しているローカルコンビニエンスストア函館市民に「ハセスト」の略称で親しまれている地元密着のお店ですが、観光客にも絶大な人気を誇るお店です。人気の元は、看板商品の「やきとり弁当」。函館市民には「やき弁」と呼ばれて愛されており、多くの観光客もハセガワストアへ訪れる目的は、やきとり弁当を買うためです。

ちなみに、「やきとり」とは日本国内で一般的には鶏肉を串に刺して焼いた食べ物を言いますが、函館など道南では鶏肉や豚肉、野菜など、串に刺して焼いた食べ物全般を「やきとり」と称します。道南のやきとりでの定番の食材は豚肉。函館などでやきとりと言うと、豚肉の串焼きでタレ味が定番です。

▲やきとり弁当のタレ。串に豚肉とネギが交互に刺さっています
▲やきとり弁当のタレ。串に豚肉とネギが交互に刺さっています

ハセガワストアのやきとり弁当はサイズや味などで複数種類あります。定番は「やきとり弁当(小)」のタレで、テイクアウト用の容器に入ったごはん約200gの上に海苔が敷いてあり、その上に焼き立てのやきとり(タレ味)を3本のっています。サイズは小のほか中や大などもあり、味はタレのほかに塩、塩だれ、うま辛、みそだれの5種類。タレは来店客の半分はオーダーするという人気の味。タレに食べ慣れた地元客は塩の人気も高いそうです。

▲やきとり弁当のタレ(左)と塩(右)
▲やきとり弁当のタレ(左)と塩(右)

やきとり弁当が美味しいと人気の秘訣は、作り置きせずに注文を受けてから店内で焼き上げていること。さらに、豚肉の軟らかさとまろやかさを出すために、函館近郊で醸造している「はこだてわいん」の赤ワインを霧吹きで肉に吹きかけて焼いていることも美味しさの秘訣です。

▲店内にある焼き台で焼いて提供
▲店内にある焼き台で焼いて提供

購入方法は、店内に設置されている注文用紙にやきとり弁当のサイズや味など種類と個数を記し、店員に渡します。呼び出し番号が印字された控え用紙を受け取り、焼き上がって盛りつけられるまで店内で待ちましょう。出来上がったら呼び出し番号が呼ばれるので、レジで精算とともにできたて熱々のやきとり弁当を受け取ります。

▲中道店など一部のお店は店内にイートインコーナーがあり、できたてを食べていくことも可能です
▲中道店など一部のお店は店内にイートインコーナーがあり、できたてを食べていくことも可能です

なお、ハセガワストアは北海道最大のコンビニエンスストアチェーンの「セイコーマート」の子会社なので、店内にはセイコーマートの惣菜や飲料なども複数置いています。やきとり弁当をオーダーして焼きあがる待ち時間に、店内でおかずやお酒などを総菜や飲み物などの買い物をすると、待ち時間が効率的ですよ。

〇外国語対応
  • メニュー表記:日本語、英語、中国語、韓国語
  • スタッフ対応:日本語
  • ハセガワストア 中道店
    • 住所 〒041-0853北海道函館市中道2丁目14−16
    • 電話 0138-54-1521
    • 営業時間: 24時間営業
      定休日:なし

函館塩ラーメンの人気チェーン店「函館麺厨房 あじさい」

▲函館麺厨房 あじさい 本店
▲函館麺厨房 あじさい 本店

函館のご当地グルメの一つに「函館ラーメン」があります。函館ラーメンの一般的な特徴は、やや細めの麺と透明に近い色味ですっきりとしつつ深い味わいのスープが特徴です。函館ラーメンを提供しているお店は函館市内に多数ありますが、その中でも複数店舗をチェーン展開している人気店が「函館麺厨房 あじさい」です。函館市内を中心に7店舗展開しており、本店は観光名所として有名な五稜郭タワーの目の前にあります。

▲本店は1階のほか2階にも客席があり、ランチ時間帯は満席になることが多いほど人気があります
▲本店は1階のほか2階にも客席があり、ランチ時間帯は満席になることが多いほど人気があります

函館麺厨房 あじさいは、1930年代から続く老舗のラーメン店。創業時の作り方を守りつつも、時代とともに新たな食材を取り入れるなどして進化をし続けてきたお店です。本店のほか各支店でも、それぞれの店舗の職人が同一の食材とレシピで忠実に伝統の味を提供しています。

▲麺はスープが適度に絡みやすい、少しだけウェーブのかかった中細の特注麺を使用
▲麺はスープが適度に絡みやすい、少しだけウェーブのかかった中細の特注麺を使用

スープは、昆布をメインに豚骨と鶏ガラ、煮干しから取ったベースに生姜がきいているのが特徴。あっさりとした味わいの中にさまざまなうま味とコクが凝縮されていて、思わず全て飲み干してしまいたくなるほどです。スープが染みこみヒタヒタになった麩も絶品。チャーシューは大きくて食べごたえあります。

▲同店の一番人気、特製塩拉麺
▲同店の一番人気、特製塩拉麺

一番の売れ筋メニューは、麩や海苔などがトッピングされた特製塩拉麺。函館ラーメンといえば塩味が定番なので、多くの方がこちらをオーダーします。そのほか、醤油味やみそ味などもあるのでお好みで。

▲フーフーしながらいただきました
▲フーフーしながらいただきました

餃子やシュウマイなどのサイドメニューもあり、特に北海道名物のザンギは1個単位でオーダーできるので人気があります。特製塩拉麺とともにザンギをオーダーするのが函館観光でおすすめの地元グルメの楽しみ方です。オーダーは入店時にタッチパネル式の自動券売機を使います。多言語対応なので日本語がわからない方でも利用しやすいですよ。

▲ザンギ2個。1個あたり大きくてボリュームがあります(写真提供:函館麺厨房 あじさい)
▲ザンギ2個。1個あたり大きくてボリュームがあります(写真提供:函館麺厨房 あじさい)
〇外国語対応
  • メニュー表記:日本語、英語、中国語、韓国語
  • スタッフ対応:日本語
  • 函館麺厨房 あじさい 本店
    • 住所 〒040-0001北海道函館市五稜郭町29-22
    • 電話 0138-51-8373
    • 営業時間:11:00~21:00(L.O.20:25)
      定休日:第4水曜(祝祭日の場合は翌平日)

函館近海産など旬の海産物を味わえる回転寿司チェーン店「函太郎」

▲函太郎 宇賀浦本店
▲函太郎 宇賀浦本店

函館の名物グルメといえば、寿司や海鮮丼などの海鮮類も外せません。おすすめは、函館市内に4店舗を展開している回転寿司チェーン店の「函太郎」。「函館グルメ回転ずし」と謳っているだけあり、シャリ(お米)は北海道米を使ったオリジナルブレンドで、寿司ネタも函館など北海道産を中心に旬のものを全国から厳選して仕入れています。

▲宇賀浦本店の店内
▲宇賀浦本店の店内

函館山と湯の川温泉の中間くらいに位置する宇賀浦本店は、津軽海峡に面したお店。天気が良い日には津軽海峡越しに対岸の青森県も見えるロケーションのよさが人気です。窓に近い席では食事をしながら海の風景を眺められます。カウンター席は店内中央にある厨房をぐるりと囲むようなレイアウトで、寿司を握る職人さんの手さばきを目の前で眺められます。

▲函館の海鮮グルメの定番、イカは外せません
▲函館の海鮮グルメの定番、イカは外せません

オーダーは、卓上にあるタッチパネルを操作するだけでOK。時期ごとに旬のネタが出るので、タッチパネルの案内や店内の表示などをチェックしてみましょう。年間を通じて人気があるのは、函館の海鮮グルメの定番イカを使った「季節のいか」と「本まぐろ三昧」。季節のいかは、概ね6月から年末くらいまでがマイカ、年末に入る前くらいから翌年の5月くらいまではヤリイカで、極力地元産を使用しています。ワサビではなく生姜で食べるのが函館流です。

▲赤身も脂がのっていて極上の美味しさでした!
▲赤身も脂がのっていて極上の美味しさでした!

本まぐろ三昧は、日本各地で水揚げされるマグロの中から時期ごとに厳選した素材を使い、大トロ、中トロ、赤身をそれぞれ1貫ずつ1皿に盛っています。とろけるような味わいがたまりません。

▲どのネタもシャリからはみ出るほど大きいです
▲どのネタもシャリからはみ出るほど大きいです
▲ウニやイクラもたっぷり、モリモリです
▲ウニやイクラもたっぷり、モリモリです

そのほか人気があるのは、函館近郊産など極力道内産にこだわるウニやイクラの軍艦巻きや、北海道産ジャガイモで栗のような甘さがある品種「インカのめざめ」を使ったフライ、鮭の出汁がきいたあら汁など。ホタテやツブ貝なども絶品! 貝類は殻ごと仕入れて店内で殻剥きしてさばいているので新鮮度が違います。シャリの大きさに比べてネタのアナゴが数倍も大きい「穴子の一本握り」は、見た目のインパクトがあり驚くこと必至!おすすめです。

〇外国語対応
  • メニュー表記:日本語、英語
  • スタッフ対応:日本語
  • 函太郎 宇賀浦本店
    • 住所 〒040-0023北海道函館市宇賀浦町14-4
    • 電話 0138-32-4455
    • 営業時間:11:00~21:00(L.O.20:45)
      定休日:なし

函館の名物お土産スイーツ店のレストラン「すなっふるすダイニング」

▲すなっふるすダイニングの店内(写真提供:スナッフルス)
▲すなっふるすダイニングの店内(写真提供:スナッフルス)

スナッフルスは函館市内を中心に10店舗展開している人気洋菓子店。看板商品は、ふわっとした口あたりとシュワっととろける食感が特徴のチーズケーキ、「チーズオムレット」です。地元客の手土産としてのほか、旅行者の北海道土産としても人気があります。

▲スナッフルスの看板商品、チーズオムレット(写真提供:スナッフルズ)
▲スナッフルスの看板商品、チーズオムレット(写真提供:スナッフルズ)

スナッフルスの各店はチーズオムレットをはじめとしたケーキ類や焼き菓子などの販売がメインで、イートインコーナーがある店舗はごく一部です。ただ、10店のうち1店、2024年春にオープンした「すなっふるすダイニング」のみ、レストランがメインのスイーツ店です。お店は函館市郊外にある大型書店「函館 蔦屋書店」の2階にあります。

▲書店の本が並ぶ一角に入口があります
▲書店の本が並ぶ一角に入口があります

メニューは、ハンバーガーやサンドウィッチ、ハンバーグ、パスタ、ガレットなどのほか、パフェやケーキなど多様な料理が揃いますが、注目したいのは1日数量限定の「ビッグチーズオムレット」。店頭で販売している定番のチーズオムレットは1個あたり高さ約3cmで直径約5cmですが、ビッグチーズオムレットの高さは一緒ですが直径は15cm近くあります。

▲ビッグチーズオムレット。コーヒーもオーダー
▲ビッグチーズオムレット。コーヒーもオーダー

ビッグチーズオムレットの味わいは通常のチーズオムレットと一緒。ふわふわ感もとろける感も同じで、濃厚なクリーミー感も同じです。違う点は、お皿にホイップクリームやイチゴ、ベリーやチョコレートのソース、抹茶パウダーが添えられていること。カットしたケーキを生クリームなどにつけて食べられるので、「味変」を楽しめるのです。そのまま食べてもじゅうぶん美味しいのですが、量があるのでさまざまな味わいを楽しめるのは嬉しいです。

▲パンケーキを食べるような感覚で、ナイフ&フォークでカットして味わいます
▲パンケーキを食べるような感覚で、ナイフ&フォークでカットして味わいます

かなりボリューミーなひと皿なので、2、3人でランチを食べた後のデザートでシェアして食べるのにおすすめ。もちろんスイーツ好きな方ならお一人でもぜひ! ちなみにスイーツに目がないnobukaは一人でペロッと平らげてしまいました。スナッフルズの伝統の味を存分に楽しめる絶品スイーツ。ぜひ、おためしを! あわせて、店内にはケーキをはじめとしたさまざまな商品も販売しているので、お土産購入にもおすすめです。

〇外国語対応
  • メニュー表記:日本語、英語
  • スタッフ対応:日本語
  • すなっふるすダイニング
    • 住所 〒041-0802 北海道函館市石川町85-1函館 蔦屋書店 2階
    • 電話 0138-85-8633
    • 営業時間:11:00~21:00、食事は11:00〜15:00・17:00〜L.O.20:00(ドリンクL.O.20:30)
      定休日:なし

函館市民に長年支持されているご当地グルメを味わってみよう

今回紹介した函館のご当地グルメのチェーン店は、すべて函館市民に長年支持されてきたお店です。地元で評判になり、観光客にも注目されるようになり、今では地元客も観光客も多数訪れる人気店になりました。それぞれのお店で提供している看板メニューや旬のメニューは、函館市民にも観光客にも好評の逸品です。函館へ旅行へ行くならぜひとも味わいたい品々ばかりです。ぜひ、全店舗制覇して美味しさを堪能してみてください。

Written by:
川島暢華
川島暢華

北海道の絶景とご当地グルメを求めてくまなく巡ったトラベルクリエイター。2009年に東京都から北海道へ移住。それ以来、LIVE JAPANをはじめ観光WEBサイトや旅行雑誌などで、北海道旅行やグルメ記事の取材撮影や執筆を続けている。北海道商工会議所が主催する北海道観光の達人に贈られる称号「北海道観光マスター」に認定されているほか、「国内旅行業務取扱管理者」「旅程管理主任者資格」所有。自身がトランスジェンダーであることから、LGBTQの方々が旅行をしやすくなる環境作りのための支援団体を主宰しているほか、大学や企業などでの講演や講義なども行う。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

この記事をシェアする

検索