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ここは必見!函館観光で行くべきおすすめスポット&体験16選

ここは必見!函館観光で行くべきおすすめスポット&体験16選

更新日: 2021/07/19

北海道の南に位置する函館は、道内屈指の観光都市。国内初の国際貿易港として発展し、西洋文化の影響を受けた建物が今も街のあちこちに残されています。今回はそんな函館を代表する見どころを紹介します。函館山山頂展望台からの美しい夜景に、異国情緒満点の教会・歴史的建造物、赤レンガ倉庫群ではおみやげ探しと、歴史探訪からショッピングまでさまざまな楽しみ方ができますよ。

目次
  1. 1.「函館山山頂展望台」からロマンチックな夜景を望む
  2. 2.厳かな空気が流れる「函館ハリストス正教会」を見学
  3. 3.日本で最も古い歴史を持つ「カトリック元町教会」へ
  4. 4.星形の要塞「五稜郭公園」を眺めて散策
  5. 5.レトロな倉庫街「金森赤レンガ倉庫群」で函館みやげ探し
  6. 6.「函館朝市」で地元名産品を買う
  7. 7.「大沼公園」で屋外アクティビティを楽しむ
  8. 8.函館港の眺望を堪能する
  9. 9.「恵山」の大パノラマを眺望
  10. 10.「旧相馬邸」で函館の代表する建築物を見る
  11. 11.「旧イギリス領事館」で函館の歴史を学ぶ
  12. 12.「トラピスチヌ修道院」の美しい建物を見学する
  13. 13.新鮮な海鮮丼を堪能する
  14. 14.名物・函館ラーメンを味わう
  15. 15.8月は「函館港まつり」を見物する
  16. 16.冬は「はこだてイルミネーション」で幻想的な夜を楽しむ

1.「函館山山頂展望台」からロマンチックな夜景を望む

1.「函館山山頂展望台」からロマンチックな夜景を望む
Wipark Kulnirandorn / Shutterstock.com
Wipark Kulnirandorn / Shutterstock.com

函館市街の南西部に位置する標高334mの函館山。山頂には展望台が設けられており、ロープウェイまたはバス、タクシーなどでアクセスすることができます。

展望台から見下ろす函館夜景は、世界三大夜景に数えられたこともあり、日本で最も印象的な夜景と言われるほど。美しさの理由は、津軽海峡と函館港に挟まれた美しいカーブと、その間に散らばる函館市街の街明かりが、まるで宝石箱のように見えることから。

日没〜夜にかけて多くの人が展望台に訪れるため、撮影のベストポジションをキープするのであれば日没前に到着しておくのがおすすめ。

函館観光のベストシーズンは夏だが、雪が降り積もる冬季の観光もロマンチック。雪が光を反射して、夜景がより美しく見えます。

料金:無料
時間:10:00〜22:00(10月16日〜4月24日は〜21:00)
休み:無休

アクセス:

ロープウェイ:函館駅前から市電で5分、電停十字街下車、徒歩10分。ロープウェイ山麓駅から函館山ロープウェイで3分、ロープウェイ山頂駅からすぐ
料金:往復1280円(片道780円)
時間:10:00〜22:00(10月16日〜4月24日は〜21:00)、最終便は営業時刻の10分前に発車
休み:無休(10月中旬頃より1ヵ月程度、整備点検のため運休あり。荒天時運休)

バス:JR函館駅前バスターミナルから、いくつかのホテル、十字街などで停車して函館山山頂まで行く。所要約20分
料金:片道400円
時間:4月中旬〜11月中旬(予定)
休み:期間中無休(荒天時運休)

車:函館駅前から函館山山頂まで約6.5㎞。11月中旬〜4月下旬は積雪のため通行禁止。それ以外の時期も、夜間はマイカー規制がある(タクシーは夜間も通行可能)

2.厳かな空気が流れる「函館ハリストス正教会」を見学

2.厳かな空気が流れる「函館ハリストス正教会」を見学

元町の坂の上にたたずむ、白い壁と屋根の上のクーポル(ドーム型の塔)が印象的なロシア正教の教会。ロシア領事館の付属聖堂として1861年に建てられ、1961年に函館に赴任した司祭ニコライによりロシア正教の布教が進められました。1907年の函館大火によって初代聖堂は焼失。現在の聖堂は1916年にロシアビザンチン様式を取り入れて再建され、1983年に国の需要文化財に指定されました。

市民には「ガンガン寺」という愛称で親しまれており、土曜の夕方と日曜の午前中に、鐘楼に吊された鐘が鳴り響く音を聞くことができます。鐘の音は「日本の音風景100選」にも認定。教会の脇には「チャチャ登り」と呼ばれる急坂があり、上って行くと函館ハリストス正教会と、道を挟んで函館聖ヨハネ教会の、ふたつの教会が見られます。

料金:200円(拝観献金)
時間:10:00〜17:00(土曜10:00〜16:00、日曜13:00〜16:00)
休み:12月26日〜3月中旬
アクセス:電停十字街から徒歩15分

  • 函館ハリストス正教会
    函館ハリストス正教会
    • 住所 040-0054 北海道函館市元町3-13
    • 最寄駅 函館 駅 (函館本線)
    • 電話 0138-27-3333

3.日本で最も古い歴史を持つ「カトリック元町教会」へ

3.日本で最も古い歴史を持つ「カトリック元町教会」へ

大三坂の上に建つ、大鐘楼が目印のゴシック建築様式の教会。横浜長崎に並び、国内では最も古い歴史を持つ教会の一つで、キリスト教宣教再開のシンボルとしても知られています。1867年に仮聖堂が建てられ、1877年には最初の聖堂が建てられましたが、大火により焼失。現在の建物は1923年に修復・再建したものです。

高さ33mの八角の大鐘楼の上には、守り神となる雄鳥が乗っています。教会内部にはローマ法王ベネディクト15世から贈られた豪華な祭壇があります。

料金:拝観無料
時間:10:00〜16:00(日曜は12:00〜)
休み:無休(聖堂使用時、礼拝時は入場不可)
アクセス:電停十字街から徒歩10分

4.星形の要塞「五稜郭公園」を眺めて散策

4.星形の要塞「五稜郭公園」を眺めて散策

1860年代に造られた、日本初のフランス築城方式の要塞が五稜郭。五角形の星形をしているのが特徴です。大政奉還後の新政府軍と旧幕府軍の箱館戦争では、旧幕府軍の最後の拠点となりましたが1869年に降伏。園内には箱館戦争当時の大砲や石垣などが残されています。

現在の五稜郭内は公園として整備されており、自由に散策が楽しめる。一周約30分。周囲の堀では夏はボート遊びも楽しめる。

Thanya Jones / Shutterstock.com
Thanya Jones / Shutterstock.com

公園中央にある箱館奉行所は、蝦夷地統治の拠点として1864年に徳川幕府により設置されたもの。箱館戦争後に解体されましたが、2010年に江戸時代当時の姿を忠実に再現して復元。72畳の大広間、五稜郭の歴史や復元工事にまつわる展示を見学できます。

料金:無料(函館奉行所は入館500円)
時間:郭内:5:00〜19:00(11〜3月は〜18:00)
   函館奉行所9:00〜18:00(11〜3月は〜17:00、1月1~3日は~15:00。最終入館は閉館の15分前まで)
休み:無休(函館奉行所は臨時休館あり)
アクセス:電停五稜郭公園前から徒歩15分

Isaac Mok / Shutterstock.com
Isaac Mok / Shutterstock.com

五稜郭の星形を眺めるなら、五稜郭タワーに上ってみましょう。公園に隣接する高さ107mのタワーで、1〜2階にはショップとレストラン、高さ86mと90mの場所に展望室があります。展望室からは、五稜郭公園全体が見渡せるほか、函館市街から函館山まで360度の大パノラマが楽しめます。

料金:入館無料(展望台は入場900円)
時間:郭内:8:00〜19:00(10月21日〜4月20日は9:00〜18:00)
休み:無休
アクセス:電停五稜郭公園前から徒歩15分

5.レトロな倉庫街「金森赤レンガ倉庫群」で函館みやげ探し

Thanya Jones / Shutterstock.com
Thanya Jones / Shutterstock.com

函館港に面するベイエリアには「赤レンガ倉庫群」と呼ばれるレンガ造りの倉庫群が建ち並んでいます。メインは、2棟の倉庫が並ぶ「金森洋物館」。もとは明治期に建てられた営業用倉庫ですが、その一部がリニューアルされ、ショッピングモールとして生まれ変わりました。

館内にはさまざまな商品を扱うショップがズラリ。ジュエリーから函館みやげ、衣類や雑貨など約20件のショップが並び、なかには免税対応店もある。ショップのほか、函館スイーツが気軽に味わえるカフェも。

隣接する「BAYはこだて」にもショップやレストラン、「函館ヒストリープラザ」にはガラス雑貨の店やビヤホールがある。函館にちなんだアイテムを扱う店も多く、函館産の昆布を使用した石鹸や、イカ墨で染めた布製のバッグやポーチなど、ユニークなアイテムを探してみるのも。

夜になると外壁がライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に。

また、近くにガラス製品の専門店ととオルゴールショップが入った「はこだて明治館」もあり、ショッピングクルーズが楽しめる。

時間:金森洋物館、BAYはこだて、函館ヒストリープラザ
9:30〜19:00(店舗により延長あり)
休み:無休(施設メンテナンス休業あり)
アクセス:電停十字街から徒歩5分

6.「函館朝市」で地元名産品を買う

函館駅の近くにあるこの食品市場は観光客にも地元の人にも人気です。

この市場には250もの店が軒を連ね、魚介類、地元でとれた野菜、たくさんのお菓子や珍味(海産加工品)など函館や北海道の名物を販売しています。

早朝から営業しているので、早起きの人には朝ご飯をここで食べるのも良いでしょう。

7.「大沼公園」で屋外アクティビティを楽しむ

7.「大沼公園」で屋外アクティビティを楽しむ

函館の北に位置する大沼は小規模なネイチャーリゾート地区で、その大部分を活火山の駒ヶ岳が占める国定公園です。

JR函館駅から特急電車でたった30分の大沼公園は、山、湖、森など美しい景観の中で、キャンプやサイクリングといった屋外アクティビティを楽しむことができます。

8.函館港の眺望を堪能する

8.函館港の眺望を堪能する

人気の観光スポットである函館港周辺エリアでは、港自体の景観がすばらしいです。

また、有名な金森赤レンガ倉庫では、石畳の散歩道を歩きながら、日没後特に美しさを増す海に反射するや古い街灯の光や夜景を楽しめます。

9.「恵山」の大パノラマを眺望

9.「恵山」の大パノラマを眺望

恵山は、函館の東から少し離れた亀田半島にある活火山です。

山頂は海抜618メートルで、硫黄を含む蒸気を噴出する火口を持つ、大パノラマは壮観です。

麓の駐車場から歩いて登山する場合は約1時間かかります。

10.「旧相馬邸」で函館の代表する建築物を見る

10.「旧相馬邸」で函館の代表する建築物を見る

元町公園に隣接する旧相馬邸は、裕福な商人として知られた相馬哲平の私邸であった建物です。

1908年に建てられた住居には、貴重な絵画や文書、骨董が多く所蔵され、函館を代表する建築スタイルは卓越しています。

11.「旧イギリス領事館」で函館の歴史を学ぶ

11.「旧イギリス領事館」で函館の歴史を学ぶ

1913年から1934年までイギリス総領事館として使われていた魅力的なこの建物は保存状態も良く、現在は博物館として使われ、開港までの函館の歴史が展示されています。ティールームは特に人気があり、ここを訪れた人は美しい英国式バラ庭園を眺めながら紅茶を飲むことができます。

12.「トラピスチヌ修道院」の美しい建物を見学する

12.「トラピスチヌ修道院」の美しい建物を見学する

函館の数ある西洋式教会の一つである美しく手入れされた芝生に建つこの建物は、カソリック修道院です。

19世紀に創建、現在の教会の建物は1927年に建てられ、赤レンガの外壁と半円形の窓などゴシックとロマネスクが混在する造りとなっています。

13.新鮮な海鮮丼を堪能する

13.新鮮な海鮮丼を堪能する

三方向を海に囲まれた函館の魚介類は、水揚げ時の鮮度のままです。「海鮮丼」は函館に来たら必ず食るべきメニューで、その味は新鮮でおいしそうな見た目を決して裏切りません。通常、マグロ、鮭、ホタテ、エビ、カニ、イカ、イクラ、ウニなどの切り身が、ふわふわのご飯に上に盛りつけられています。日本で一番新鮮な魚介類を食べられると言っても過言ではないでしょう!

14.名物・函館ラーメンを味わう

14.名物・函館ラーメンを味わう

ラーメンは日本で最も人気の食べ物の一つで、おいしいスープと麺で作られた料理です。スープの味のベースは地方により異なり、函館のスープはやさしい塩味を特徴としています。塩味は北海道では非常に一般的で、昆布出汁や魚介類を鶏ガラまたは豚骨スープに加えて、伝統の独特な味を作り出しています。

15.8月は「函館港まつり」を見物する

15.8月は「函館港まつり」を見物する

8月初旬に開催される函館最大の行事です。

初日は港で大輪の花火が打ち上げられ、続いて主に地元の人によって行われる、たくさんの山車や様々な伝統の舞が披露されるパレードがあります。

この5日間の盛りだくさんのお祭りには20,000人以上の人が参加し、名物の函館イカ踊りは、初心者でも簡単に踊れる動きで、観光客の参加も歓迎されています。

16.冬は「はこだてイルミネーション」で幻想的な夜を楽しむ

16.冬は「はこだてイルミネーション」で幻想的な夜を楽しむ

12月1日から2月下旬まで行われる「はこだてイルミネーション」は、50,000個の電球で函館を灯し、雰囲気のある冬独特の夜景を演出します。

八幡坂と二十間坂の並木に取り付けられた電球は、雪が積もると一層明るく美しく輝きます。港周辺の旧市役所や他の多くの建物もライトアップされます。暖かくして冬の街路を散歩してください。イルミネーションは毎日5時から10時まで行われています。

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