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電車の旅にかかせない日本の「駅弁」

電車の旅にかかせない日本の「駅弁」

Update:

もし日本で電車旅をするなら「駅弁」は欠かせない必須アイテム。そんな駅弁の歴史を紹介。

駅弁ってなに?

駅弁ってなに?

駅弁とは、日本の駅で売られている弁当のこと。主に長旅をする旅行客が、電車の中で食べるために買う。

「駅弁」という言葉は、日本語の「駅(Eki)」と弁当(Bento)」を合わせた造語。どれもおいしくて、地域の特色を感じられるものばかりだ。たとえば、日本のセントラルステーション東京駅限定で売られている「東京弁当」は、東京の老舗の食材が入っている。北海道ではカニ、鮭、イクラなど海の幸を使った駅弁も多い。

また、捨てるのがもったいない、ユニークな容器の駅弁もある。新幹線やアニメのキャラクターが描かれた弁当はその代表だ。

駅弁はコンビニやスーパーで買う弁当より高いが、それだけの価値がある日本料理のひとつといえるだろう。

駅弁の今昔

駅弁の今昔

駅弁の誕生は諸説あるが、最も有力なのは、1885年7月16日に栃木県の宇都宮駅で売られたおにぎり。たくあんと一緒に、竹の皮で包まれたシンプルなものだったそう。それ以来、駅弁は日本のあらゆる駅で売られるようになり、旅行者のスタイルに合わせて進化してきた。

駅弁が他の弁当と異なる点は何だろうか? そのおいしさは明らかだが、最大の理由を知るには、日本の歴史に触れる必要がある。

駅弁が売られ始めた頃、日本は今のようにコンビニがなく、好きなものを自由に買えなかった。また、列車のスピードが遅かったため、車内で食事をとる必要が生じた。さらに、米と箸の文化が日本にあることも大きな要因かもしれない。列車の中での楽しみの大きな一つとして食事は重要なものだった。そのため、旅行者にとって駅弁は、地域の味を楽しめる貴重なものであり、小さなぜいたく品だった。今でも、「電車の窓から見える景色も駅弁のスパイスに加わる」と言う人もいるほど。

かつては停車中に窓を開けて、駅の弁当売りから買っていた駅弁。2016年3月には、パリのリヨン駅で駅弁が期間限定販売されるほど、世界中で知られるようになった。

スーパーやインターネットで自由に買い物ができる時代になった今も、日本人にとって駅弁は特別な存在。旅の最中に駅弁を味わえば、日本の文化の一つを舌で体験ができるに違いない。

どんな種類がある?

どんな種類がある?

駅弁は肉や魚介類がメインなもののほか、色どりよくバラエティ豊かなおかずが入った幕の内弁当、寿司などがあるので、自分で好みのひとつを見つけられる。とてもシンプルなものから、芸術品のように豪勢なものまで、好きな弁当を選び放題だ。

ご飯の上には、肉や野菜、魚介類が散りばめられていて、食材の色のバランスにも気を配っている。ひとつの駅弁に、少なくとも10種類、多ければ50種類以上の食材が使われているから驚き! お店に入れば、どれにしようか迷ってしまうはず。

特別食の駅弁

特別食の駅弁

最近では、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラルの人たちが駅弁を買えるように、食の嗜好に考慮したメニューも登場している。しかし、本格的なメニューはまだ浸透していないため、買うときには注意が必要だ。

「駅弁屋 祭」は究極の駅弁屋!

「駅弁屋 祭」は究極の駅弁屋!

お腹がすいていたら、東京駅の「駅弁屋 祭」に行けば、好きな駅弁を簡単に選べる。この店では毎日、日本各地から集められた170種類以上の駅弁が売られている。なんと、一日7000~1万個も売れるそう!

朝の時間帯は、ランチ用に駅弁を買う大勢の人たちで溢れている。店の外には、弁当が並ぶ時間が表示されているうえに、お弁当を詰めている様子が目の前で見られる。

「駅弁屋 祭」ではカテゴリーごとに駅弁を陳列しており、肉弁当(トンカツ、牛タン、フライドチキン、ハンバーガーなど)、寿司、「幕の内弁当」というバラエティ豊かなおかずが入っている弁当といった具合だ。

東京駅に行くことがあったら、ぜひ「駅弁屋 祭」で日本の駅弁を味わってみよう!

  • 駅弁屋祭
    • 住所 1-9-1 Marunouchi, Chiyoda, Tokyo 1st Floor Central Street (Inside the JR Tokyo Station ticket gates)
※記事掲載時の情報です。

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