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知ってた? 実は日本発祥だった飲み物、文具、スポーツ

知ってた? 実は日本発祥だった飲み物、文具、スポーツ

公開日: 2019/12/29
更新日: 2020/10/13

日本には定番商品ながら、海外の人には馴染みのない商品がたくさんあります。また海外発祥ではありますが、利便性やデザイン性を追求して日本人が独自に進化させたものも多数存在します。

今回は過去に公開した記事の中から、「実は日本発祥だったもの」をまとめて紹介します。

文具編1:「マスキングテープ」は和紙製で世界的に広まった

文具編1:「マスキングテープ」は和紙製で世界的に広まった

マスキングテープは、塗装の時にそれらがはみ出して作業の場所以外を汚さないようにするために貼る、保護用の粘着テープとして、世界的電気素材メーカー・3Mのリチャード・ドリューによって発明されました。

しかし、この製法を大きく変えてしまったのが日本。1938年に日本粘着テープ工業株式会社(現在は寺岡製作所)が、塗装用火薬包装用として和紙製のマスキングテープの製造を開始したのです。

粘着力が低めではがしやすい上に、薄くて丈夫な和紙製のマスキングテープは爆発的にヒット。これ以降マスキングテープは世界的にも和紙で作られるのが主流となっています。

現在では、かわいい色調のものが売り出されるなど「雑貨」として捉え直されているマスキングテープ。和紙ならではの温かくて柔らかい色はアートにも多用され、日本の「カワイイ」文化とともに、新たな文房具の側面を世界中に発信しています。

文具編2:板チョコを参考?「カッターナイフ」

文具編2:板チョコを参考?「カッターナイフ」

オフィス用品として欠かせないカッターナイフは、完全なる日本人オリジナル発想の商品。

オルファ株式会社の創業者・岡田良男氏が、刃先をポキポキ折ることで最後まで切れ味を持続させる方式を考案しました。この発明は、昭和30年代に岡田氏が印刷会社で働いていた際「紙が切れやすく長持ちするナイフが欲しい」と考えたことがきっかけだったといいます。

昔の紙職人がガラスの破片で紙を切っていたこと、そして進駐軍にもらった板チョコのパキパキとした割れやすさ、これを組み合わせて生み出されたのが昭和31年に完成した折る刃式カッターナイフの試作品でした。

しかし、当時このアイデアを採用してくれる会社はまったく無く、岡田氏は自ら会社を興して販売を開始。カッターナイフは国内で徐々に評判を高めていき、次第に海外にも広まったといいます。

ちなみに、現在でも替刃のサイズ・折れ線の角度は、オルファの商品が世界の標準とされています。カッターナイフはまさに、日本人の発想がフルに生かされた文房具といえるでしょう。

飲みもの編1:夏のお祭りの定番商品「ラムネ」

飲みもの編1:夏のお祭りの定番商品「ラムネ」

数百年の歴史を持つ日本を代表する炭酸飲料の一つ「ラムネ」。イギリスの「レモネード」が訛ったことが語源とされ、1872年に誕生したといわれています。ガラス瓶やプラスチック容器で独特の形状をした清涼感のある入れ物も印象的で、アニメマンガにもしばしば登場します。

ラムネのガラス瓶にはビー玉が入っていて、備え付けのプラスチックのオープナーを使用して開栓ビー玉をくぼみに落としてから味わいを楽しみますが、飲み慣れていない人にとっては栓を開けるのも大変で、慣れるまで少し飲むのに苦労するのもその特徴の一つ。自動販売機やコンビニでは手に入りにくいので、スーパーで探すのがオススメです。日本の夏のお祭りの定番商品なので、屋台や出店で多く見かけます。

飲みもの編2:ラインナップが豊富な「ポカリスエット」

飲みもの編2:ラインナップが豊富な「ポカリスエット」

ほどよい甘さとスッキリした喉ごしが魅力の清涼飲料水・ポカリスエットは1980年に販売が開始されました。「飲料品なのに何故“汗”を意味するスエットという名がついているのか」、その所以は「発汗により失われた水分、イオン(電解質)をスムーズに補給する健康飲料」という商品のモットーから来ています。

場面に応じた幅広いサイズを揃え、ペットボトル、缶、粉末に加え、ゼリーでも展開され、自動販売機・コンビニ・スーパーで入手が可能です。

スポーツ編1:「ソフトテニス」は130年以上の歴史が!

「ゲートボール」は、5人1組の2チーム対抗で行われるクロッケーを元に作られたスポーツです。持ち玉を指定された順番にゲートくぐらせ、ゴールポールに当てたら勝利となります。

1947年、北海道芽室町で製パン業を営んでいた鈴木栄治により、戦後の物資不足の中で遊び道具もない子ども達のために「何か健全なスポーツはないものか」と考案したのが発祥。

しかし、高度経済成長期に高齢者向けスポーツとして爆発的に流行。近年では、あまりにも「老人のスポーツ」の代名詞化してしまったため、2人制と3人制の競技に限り「リレーション」と改名され、若者への普及をはかっているらしい。現在では世界大会も数多く行われ、アジア各国を中心に盛り上がりを見せています。

スポーツ編2:マインドスポーツの代表「オセロ」も日本生まれ!

スポーツ編2:マインドスポーツの代表「オセロ」も日本生まれ!

高い思考能力を用いて競われるゲームを一種のスポーツとしたものを「マインドスポーツ」といいます。そして、このマインドスポーツの代表格であるのがボードゲームの「オセロ」。1973年に日本の長谷川五郎が発表し、発売と共に玩具業界としては空前の大ヒットとなった商品です。

オセロという名称の由来は、シェイクスピアの戯曲「オセロ」から。黒人の将軍「オセロ」と白人の妻「デスデモーナ」の関係がめまぐるしく変わる戯曲であることから、長谷川の父親である長谷川四郎によって名づけられたそうです。

世界大会は1977年より毎年行われており、今年で40回を迎えました。現在でも、世界最強国は日本であり、なんと10年以上団体戦の優勝を守り続けています。

脳を筋肉として捉えるのであれば、頭脳をフルで使う高度なゲームであるオセロも、立派なスポーツの一種。名実ともに日本が誇る日本発祥のスポーツといえるでしょう。2020年の東京五輪で世界から注目を集める今こそ、日本発祥のスポーツをアピールする大チャンス。もっともっとスポットライトを集めて欲しいものです。

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