HOME 【なぜか】余裕がある人はココが違う! 外国人5人に聞いた毎日のルーティン
【なぜか】余裕がある人はココが違う! 外国人5人に聞いた毎日のルーティン

【なぜか】余裕がある人はココが違う! 外国人5人に聞いた毎日のルーティン

更新日: 2020/08/23

何気なく行う毎日の習慣。朝ごはんを食べ、会社や学校の支度をして家を出る。そんな自分にとっては当たり前の日常ですが、果たして外国人も同じように過ごしているのでしょうか。

今回はマレーシア人、中国人、オランダ人、アメリカ人、スロバキア人の外国人5人に、それぞれの国の習慣を聞いてみました。日本での当たり前、もしかしたら海外では当たり前ではないかもしれません。(以下はインタビューに応じてくださった方の個人的な意見です)

睡眠の質を上げたい! マレーシアでは毎晩寝る前に「ココナッツウォーター」(マレーシア/女性/30代)

睡眠の質を上げたい! マレーシアでは毎晩寝る前に「ココナッツウォーター」(マレーシア/女性/30代)

「多くのマレーシア人は寝る前にココナッツウォーターを飲む人が多いわ」

天然のスポーツドリンクとも言われるココナッツウォーター。マレーシアではココナッツが簡単に手に入るため、日頃から飲まれることが多いそう。その中でもカロリーが低く、疲労回復やデトックスに良いと言われることから、寝る前に飲むようです。

「私自身はココナッツウォーターじゃなくて、はちみつ湯を飲んでいるの」

一方マレーシア人の女性は、日本に移住する前は「はちみつ湯」を毎晩必ず飲んでいたとのこと。はちみつ湯を飲むといつもよりゆっくり寝られることから、毎日飲んでいたそう。家族のルーティーンだそうで、このはちみつ湯と朝のコーヒーは欠かせないそうです。

日本のはちみつはマレーシアに比べ値段が高いため、マレーシアにいた時のようになかなか飲めなさいそうですが、体に良さそうなので是非真似したいですね。

中国ならではの習慣! 早朝は必ず太極拳(中国/女性/30代)

中国ならではの習慣! 早朝は必ず太極拳(中国/女性/30代)

「中国では太極拳を行う人が多くいるのよ」

中国の映画などでよく見る太極拳は、どうやら本当に行われているようです。主に高齢者が早朝に太極拳やダンス、エクササイズなど行なっているとのこと。ご自宅の近所でグループになって行うことが一般的で、多くの人数が集まっているそうですよ。

「日本でも朝早くに何か運動をしているグループをたまに見るわ」

日本人でも早朝にラジオ体操を行なっている人々がいますよね。まさに中国にとってのラジオ体操が太極拳。道端などで多くの人が参加しており、朝から元気に活動しています。

「私は太極拳はやっていないんだけど、朝に瞑想を行うわ」

少しストレスを感じる朝は、必ず瞑想を行うというこちらの中国人女性。今はスマートフォンに瞑想のためのアプリがあるようで、それに沿って10分間瞑想を行うとのことでした。心に余裕がない時は余裕を持たせる習慣を入れる、それが安定した毎日を送るポイントだそうです。

朝に温かいものを食べるのはおかしい!? オランダ人の朝食と昼食(オランダ/男性/40代)

朝に温かいものを食べるのはおかしい!? オランダ人の朝食と昼食(オランダ/男性/40代)

「オランダでは朝食や昼食に温かい食べ物は食べないんだ」

オランダ人の食の習慣、それは日本と違い朝ごはんや昼ごはんに温かい食べ物を食べないことです。オランダではシリアルやパンを食べるのが通常のスタイル。温かい食べ物は夜だけです。なので、朝や昼に和食パスタ、丼など温かい食べ物を食べる日本の習慣はとっても違和感があるそうですよ。

「自分自身の習慣は、朝にポッドキャストを聞きながらコーヒーを飲む。仕事の休憩中にジムに行く。これは毎日行なっているんだ」

余裕のある朝を過ごしたいというこちらのオランダ人男性は、ニュースや音楽を聴きながらコーヒーを飲んで、目を覚ますのが毎日の習慣だそうです。さらに仕事中や仕事後、必ずジムに行くようなので、日本の会社員よりも時間に余裕を持った毎日を過ごしている印象を受けました。

経営者のアメリカ人は朝からプロレスのビデオを鑑賞!?

経営者のアメリカ人は朝からプロレスのビデオを鑑賞!?

「ユニークな習慣といえば、朝食を自分で作って食べている間に、プロレスの動画を観ることかな。プロレスが大好きなんだ!」

会社を経営しているというアメリカ人男性は、毎日同じルーティンを過ごしているそう。朝起きてコーヒーと朝食を作り、プロレスを観る。家で仕事を数時間行い、11時になったらジムで汗を流す。そして家に戻りランチを食べたら仕事に戻るとのこと。

「自分のワークスケジュールは自分で決めたいんだ」

さすが自由の国、アメリカ!経営者以外でも、フレックスタイム制は日本よりも浸透しているので、それぞれ自由に毎日の習慣を作っているそうです。毎日同じ時間に電車に乗って会社に行き、朝ゆったりする時間がない!という日本人が多いと思うので、羨ましいですね。

いきなり道端で礼拝をしだす人も。宗教上のルーティン

いきなり道端で礼拝をしだす人も。宗教上のルーティン

「マレーシア人にはイスラム教の人が多いんだけど、時間になったらお祈りしだす人もいるのよ」(マレーシア/女性/30代)

これは国というより宗教の違いになりますが、マレーシア人のうち60%がイスラム教徒ということから、道端でもお祈りをしだす人がいるようです。聖地メッカに向かって1日5回お祈りし、さらに男性は金曜にモスクに訪れてお祈りをします。仕事中でも礼拝はするそうですよ。

「私の国はキリスト教が多いんだけど、日曜にはみんな教会に行くわよ」(スロバキア/女性/30代)

一方でキリスト教は、週に1回教会で礼拝があります。キリスト教が多いヨーロッパ地域では、家族みんなで教会に行くそうです。国によって宗教上の習慣があり、それは完全に日常になっていますが、日本人にとってはなかなか馴染みのない習慣ですね。

その国の文化や人々の性質、宗教など全てが合わさって、それぞれの「当たり前」を作っていますね。その他にも毎日朝ごはんは食べない、夜遅くまでは絶対に働かないなど、さまざまな意見がありました。総合して見えたのは、今回インタビューした外国人は1日の使い方がとても余裕があり、さらに健康や気持ちに寄り添った生活をしていること。ぜひその部分は筆者も真似していきたいですね。

Written by:

Fujico

Fujico

東京都生まれ。2015年にフリーライターとして独立。北米での留学・就労経験もあり、英日の翻訳・通訳も行う。東京の島・伊豆諸島をこよなく愛し、月に1度はどこかの島にいます!

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