日本人のおやつの定番、みんな大好き「ハッピーターン」が、このたび4年ぶりにリニューアルしました。新イメージキャラクターに就任したマツコデラックスさん曰く、「私は変わってないと思うんだけど、亀田が変わったっていうのよ」とのこと。そんな触れ込みやTVCMがSNSでも話題を呼び、味の変化が気になっている方も多いのでは?
そこで今回は、「LIVE JAPAN」の外国人編集者が新旧「ハッピーターン」を実食調査してみました。調査したのは、アメリカ人男性のティモシーさんと、イギリス人女性のキャシーさん。外国人から見たリニューアル前後の変化はどうだったのでしょうか?(以下は2人の個人的な意見です)
パッケージやキャラクターもリニューアル!
亀田製菓の「ハッピーターン」は、甘じょっぱいパウダーとサクサクの食感が特長のお菓子。2019年9月2日から、4年ぶりにリニューアルした新商品がお目見えしています。写真左がリニューアル前、右がリニューアル後のパッケージ。ブランドキャラクターの「ターン王子」も、瞳に光が加わり、いきいきとした元気な表情に生まれ変わっています。
リニューアル後のパッケージに「HAPPY TURN」の英字表記が加わったことで、「ユーザーフレンドリーになったね。カタカナは難しいし、外国人観光客はとくに読めない人が多いと思うから」とティモシーさん。
パッケージを開けてみると、個別包装の見た目には変化が分かりませんが、人気のヒミツ「ハッピーパウダー」の製法がバージョンアップしているとのこと。さっそく食べ比べてみましょう!
新旧ハッピーターンを外国人編集者が食べ比べてみた!
「ハッピーターン」といえば、パウダーだけの商品化希望!という声も聞くほど、パウダーの味に魅せられるファンが多いお菓子。
生地に無数に刻まれた「パウダーポケット」で、パウダーをぎゅっとキャッチさせる『パウダーキャッチ製法』に加え、今回新たに開発された『ハッピーシャワー製法』で、味付けの最後にコク旨の美味しさをシャワーのようにかけて仕上げている、とのことですが……。
まずはリニューアル前の、オリジナルバージョンから。「たたたたターン♪ターン♪ハッピーターン♪」と、オリジナルの鼻歌を歌いながらノリノリで試食が始まります。
ポリポリと小気味好い音を立てながら、しっかりと香りや食感を味わいます。表情は真剣そのもの。
ティモシー 「醤油の香りがする。僕は塩の感じとか旨みのあるものとか、濃いのが好きなんだけど、これは後味に感じる出汁の風味が強いね」
キャシー 「日本っぽい感じ。醤油とか出汁の味や香りが強い。美味しいけど、1~2枚で満足しちゃうかも」
たしかに、小分けの包装を解いた瞬間、醤油や出汁の香りがふわりと漂ってきました。
続いて、リニューアル後の新しくなった「ハッピーターン」を試食してみます。
見た目はほとんど同じで違いが分かりませんが、包装から出した瞬間、「少し甘い香りがする」とティモシーさん。「ちょっと甘くなりましたね。新しいほうが、香りがやわらかくなった気がする」とキャシーさんも頷きます。
香りに違いを発見した様子ですが、食べてみての感想はどうでしょうか?
ティモシー 「パウダーの味が違うね。リニューアル前のほうが、しょっぱさが強い。新しいほうは、パウダーが甘くなった感じがする」
キャシー 「たしかに、甘みが強くて、でも食感は軽くて食べやすい。実は私、出汁とか魚っぽい濃いおせんべいはそんなに好きじゃなくて……。私は新しいほうが好き。これなら10枚は食べられる(笑)」
ティモシー 「だいたい同じ理由で、僕の場合はリニューアル前のほうが好き」
キャシー 「食感も変わった。口の中でとろける感じがする」
ティモシー 「ソフトなせんべいっていう感じ?サクサク度が変わったよね。不思議なのが、新しいほうが前のより少しやわらかいけど、よりサクサクしていること」
リニューアルによる香りや味、食感の違いはあった様子。「でも、ホームパーティーとかで両方一緒に出てきたら分からないんじゃないかな?」ということで、シャッフルして食べ比べてみることに!
「利きハッピーターン」に挑戦!
二人には正解を隠した状態で、新旧「ハッピーターン」を1枚ずつ渡しました。どちらが新しくなった「ハッピーターン」でしょうか?
見た目はほとんど一緒。食べてみると……。
ティモシー 「うん、これが新しいほうだ!」
キャシー 「う~ん!? こっちが新しいハッピーターンだと思いますよ!?」
ティモシー 「決め手は? 理由は?」
キャシー 「う~ん……なんか、ちょっと甘みの感じもあるし、サクサクだから……」
正解はティモシーさん!
キャシー 「そういうことか! やっぱり混じると分からないのかも!」
ティモシー 「俺、気づいたよ! 俺勝ったよ!(笑)」
ということで、好みの差はあるものの、新旧どちらも美味しいという結論に落ち着きました。
「クラッシュしてバニラアイスの上にのせたら、どんな味になるのか気になる。新しくなったハッピーターンのほうが甘みが増えたから、その食べ方に合いそう」とティモシーさん。皆さんも、アレンジレシピとして試してみてはいかがですか?
編集・ライター歴トータル17年以上。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWEB戦略コンサルティングも行う。そのため、日本グルメの新商品やトレンドのキャッチアップが早く、LIVE JAPANでは幅広い年齢層や国籍の方にわかりやすく伝えている。
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