HOME え、それも使ってるの!? 在日外国人がハマった日本語スラングって?
え、それも使ってるの!? 在日外国人がハマった日本語スラングって?

え、それも使ってるの!? 在日外国人がハマった日本語スラングって?

公開日: 2019/07/15
更新日: 2019/07/25

文化庁が発表した調査結果によると、今日本には日本語を学んでいる外国人が約23万人以上いるそう。年々、人数が増えてきています。アジア人を中心に人気上昇中の日本語学習ですが、「話せるようになればなるほど、砕けた言葉やリアルな言葉を使いたい!使えたらかっこいい!」と思う人も多いよう。外国人にはどのような日本語のスラング、俗語が人気なのでしょうか。

今回は、学校法人 新井学園 赤門会日本語学校にご協力いただき、外国人にインタビューしました。日本人の私たちには一般的なものから、そんな日本語まで使っているの!? と驚きのものも出てきました。

JC・JK流行語大賞で注目が集まったスラング「タピる」

JC・JK流行語大賞で注目が集まったスラング「タピる」

「テレビで見て以来、『タピる』はよく使うの。台湾人だから、日本人よりたくさんタピってるしね(笑)」(台湾/女性/20代)

2018年の女子中高生・高校生向け流行語大賞、コトバ部門で入賞に輝いた「タピる」。タピオカドリンクを飲むときに使用されるこのスラングですが、タピオカドリンク発祥の台湾の人にも使われているとは……!日本人にも知らない人がいるであろう、最新のスラングを使いこなしていることにも驚きましたね。

漫画やアニメで多出!「ツンデレ」「萌え」

漫画やアニメで多出!「ツンデレ」「萌え」

漫画アニメによく出てくる単語は覚えちゃうわ」(中国/女性/30代)

漫画を読んでると、ツンデレや萌えがよく出てくるの。最初はわからなかったから調べたわ」(台湾/女性/20代)

日本語を勉強するためのツールとして漫画アニメを用いる人は多いです。だからか、それらによく使われる「ツンデレ」や「萌え」は、日常でもよく使うという外国人が多くいました。改めて、アニメは日本の一大文化だということに気づかされますね。

さらに、同じく漫画から、こんな言葉を覚えたという人も……

「ドン引き」は、想像していた意味と全く違った!

「ドン引き」は、想像していた意味と全く違った!

「日本の漫画やイラストにドン引きって書いてあったの。最初、誰かを押して逃げることを言うのかと思ってたわ」(ベトナム/女性/20代)

「ドン引き」も漫画などでよく出てくるスラング。こちらは割と上級レベルのようで、最初は使い方がわからなかった、意味がよくわからないという外国人も多くいました。よく使うというこのベトナム人女性も、仲の良い友達同士で使っているとのことでした。

外国ではしない、お金の呼び方が面白い「諭吉」

外国ではしない、お金の呼び方が面白い「諭吉」

「『諭吉と別れた』『諭吉大好き』とか……最初は誰の話をしているんだろう?って思ったけど、お金のことだったんだね」(中国/男性/20代)

1万円札は福澤諭吉、5千円札は樋口一葉など、載っている人物でどのお札を指しているかわかりますよね。この言い方は取材者の中にも知っている人はごくわずかでしたが、知っている外国人は「面白いからたまに使う」といのことでした。

先日新紙幣のデザインと肖像画になる人物の発表がありましたが、新1万円札に描かれるとされているのは「渋沢栄一」。そのうち、このスラングも「諭吉」から「栄一」に変わったりするのかもしれませんね。

漢字好き外国人にはたまらない!? 「夜露死苦」

漢字好き外国人にはたまらない!? 「夜露死苦」

「僕はヤンキースラングが好きなんだ。ちょっと中国語っぽくなるね」(中国/男性/20代)

夜露死苦(よろしく)や愛死天流(あいしてる)など……。漢字をあてて無理やり読ませる、通称「ヤンキー言葉」も外国人に知られていました。漢字は外国人にとても人気で、中にはタトゥーを掘る人もいるほど。その漢字がふんだんに使われているのですから、外国人の興味を集め、認知されているのにもうなずけます。

よく使う日本語スラングNo.1「めっちゃ」

よく使う日本語スラングNo.1「めっちゃ」

「アルバイト先の友達がめっちゃ“めっちゃ”を使うから、仲良くなるうちに私も使うようになったわ」(中国/女性/20代)

何かを強調する時に使う「めっちゃ」は、今回インタビューした外国人が使う日本語スラングの中で見事1位でした。理由は、使いやすさ。学校でも学ぶ「すごく〜」に置き換えるだけで使えるので、使い方を覚えるのに時間がかからなかったそうです。

この言葉はとくに若い人に使われる言葉。取材した外国人たちも10~20代と若かったことも、1位になった理由かもしれませんね。日本語を学んで初めて使ったスラングが「めっちゃ」だったという人もいました。

番外編:カタカナ英語に混乱!文字で見ると一瞬理解ができない?

番外編:カタカナ英語に混乱!文字で見ると一瞬理解ができない?

「日本語にはカタカナ英語があるだろ?音で聞けば理解できるんだけど、文字で見ると一瞬わからないんだ」(ブラジル/男性/20代)

ミーティングやチョコレート、アルコールなど多くのカタカナ英語は、本来の言葉を“日本語読み”にしたもの。声に出して伝えれば、音から意味を推測できる言葉でも、カタカナ表記となると外国人を混乱させてしまうようです。これは逆に「海外で『コーヒー』と言っても通じなかった」など、日本人をも悩ます部類の言葉でもありますよね。


流行りのものからニッチなものまで、さまざまな砕けた日本語を使いこなす外国人たち。「最近は、『www』など、メールやSNSで使うスラングも勉強中です」とのことでした。俗語を含め、これからもいろいろな言葉を勉強して、日本の生活を楽しんでもらえたら嬉しいです!

Written by:

Fujico

Fujico

東京都生まれ。2015年にフリーライターとして独立。北米での留学・就労経験もあり、英日の翻訳・通訳も行う。東京の島・伊豆諸島をこよなく愛し、月に1度はどこかの島にいます!

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