LIVE JAPAN 台湾編集チームが、日本人女性を徹底的にリサーチする「日本女子研究会」。今回は、日本人女性の「手帳の使い方」について調べました。
予定を管理するのに便利な手帳。日本人女性の間では、手帳を賢くかわいく使いこなしている人がいます。どんな手帳を、どのように使っているのでしょう?
今回、4人の日本人女性に「手帳の使い方」についてインタビューを実施。職業やライフスタイルによって使い方はさまざまで、こだわりが随所に感じられました!
1児のママ28歳「マステを使ってかわいい手帳に!」
法律事務所で働く1児のママ。「仕事と家庭のスケジュールを管理するために手帳は欠かせません」と話します。
-彼女の手帳は、色とりどりのマスキングテープやシールでかわいくデコられています。かわいくデコる理由は?
「もともと、かわいいものが大好き。仕事、家事、育児と毎日やることが多くて、余裕がなくなるときがあります。そんな時、かわいい手帳でスケジュールを眺めたら、大変な予定も楽しみになる気がするんです」
-マステを使ってスケジュールを管理する上でのこだわりはありますか?
「仕事の予定はグリーン、家の予定はピンクなど、ぱっと見てなんの予定があるか把握できるようにしています。また、ハートのシールはプライベート、果物のシールは子ども関連の予定など、シールの種類でもスケジュール管理しています」
かわいいだけではなく、スケジュール管理もしっかり行う賢い使い方を実践していますね!
営業職32歳「ウィッシュリストで目標管理!」
営業マネージャーとして日夜働く32歳の女性。手帳のこだわりを聞いてみると、「スケジュールはスマホと連携したいので、パソコンで管理しています」との返答が……。しかし、別の目的で手帳を使っていました。
「目標を書く『ウィッシュリスト』をつけています。仕事のこと、美容のこと、お金のことと、この1年に叶えたいことを書いています」
-ウィッシュリストを書くときに気をつけていることは?
「できるかぎり具体的に書いています。そうしないと、夢だけで終わってしまうから。夜寝る前や休日に読み返して、意識しています」
-ウィッシュリストをつけることで、スケジュール管理の意識は変わりましたか?
「2018年は英語を上達する目標をつけました。英会話スクールに通うことにしたり、予定がない日は英語の勉強をする日にしたり。ウィッシュリストからスケジュールが決まることが増えました」
-かなりストイック!手帳自体にはどんなこだわりがありますか?
「黒表紙のシンプルな手帳を使っています。文房具はLAMYというメーカーがお気に入り」
実際に、2018年も「3kg痩せる」の目標をウィッシュリストに書いて叶えたそうです。
企画職29歳「ムービーリストで年間100本必ず見ます!」
アパレルに勤める29歳女性は、こんな手帳の使い方をしています。
「ムービーリストを作っています。観たい映画をリストアップして、観終わったらチェック。休日、予定がないときに消化して、一年で100本観るのが目標!」
-ムービーリストはいつからつけていますか?
「学生の頃からなので、もう10年くらい。昔のリストを見返すと、この映画観たな〜って懐かしい気持ちになります。手帳のいいところは、大量のリストを一目で見れること!」
-ちなみに、手帳は何を使っていますか?
「ほぼ日手帳のファンで、ずっと使っています!手帳カバーも色々変えて楽しんでいます」
アイデアをいつも出すために、映画からいつもインスピレーションを受けているとのこと。「ムービーリストをつけていると映画を観るモチベーションも上がります!」とおすすめしてくれました。
サービス業41歳「ほぼ日手帳に美術館&旅行の思い出を」
レストランに勤める41歳の女性も、ほぼ日手帳のファン。
「マンスリーページには普通に予定をつけています。ほぼ日手帳は1日単位のページがあって、今までは日記や明日のタスクを書いていましたが、最近は行った美術館や旅行の思い出を記録するために使っています」
-スケジュールとしてではなく、純粋に思い出を記録するためにつけているのですか?
「次に観たい展覧会や、行きたい旅行先も一緒にメモしています。見返したときに思い出して計画することもあります」
-チケットや写真の切り抜きでデコられていてとってもかわいいですね!
「ほぼ日手帳は、一人ひとり自由な使い方ができるからお気に入りです」
台湾人にもコアなファンがいるほぼ日のグッズは、日本人女性から圧倒的な支持を集めている様子です。
事務35歳「年間ページはダイエット記録に使えます!」
最後に紹介するのは、年間ページを工夫して使っている35歳事務の手帳。
「ダイエットを頑張っていたとき、年間ページに毎日体重を書いていました。どれだけ太ったり減ったりしたか一目瞭然だから管理しやすかったです」
-なるほど、体重を書くだけですか?
「お菓子を食べ過ぎた日はスイーツのマーク、ランニングした日は走る絵を描いてました。食べ過ぎ予防になりました」
-こだわりの使い方をしていますが、手帳にもこだわりがありますか?
「手帳はいつもMOLESKINE(モレスキン)。書きやすいし、紙質がいいと思う」
毎日使うものだから、質にこだわるのは当然といえるかもしれません。
スケジュール管理ならアプリで簡単にできる今、日本人女性たちがあえて手帳を使うのは「モチベーションアップ」と「充実感」にありそう。手帳はスケジュールを管理するためのものだけではなく、プライベートを充実させるために使っているんですね。また、スケジュール管理をする時も、シールやマステ、写真の切り抜きなど、工夫をこらしたページに仕上げているようです。
かわいくデコられたページ、夢や目標が綴られたページを眺めていると、毎日がより楽しくなるのかもしれません。おすすめの手帳とともに、ぜひ参考にしてみてくださいね!
▼▼特集:日本女子研究会▼▼
旅行会社に勤める現役会社員の日本人ライター。大手ウェブサイトで編集者として従事した後、旅行会社に転職。そのため、旅行系・グルメ系のジャンルを得意とし、日本全国47都道府県で取材実績あり。旅行会社勤務だからこそ知れる秘境や絶景、旅の裏ワザを伝えながら日々取材に奔走している。
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