そこで今回は、美容処置・特にヒアルロン酸を用いた美容処置で信頼を得ている、しのぶ皮膚科の美人院長・蘇原しのぶ先生に、現代の美容処置の傾向や気になるお金のことなど、教えてもらいました。
美しくなりたい想いに年齢は関係なし。先生が行った美容処置の最高年齢は?
美容処置と一言で言っても、鼻の高さやまぶたを二重にするものから、シミやホクロを取ったり、肌のリフトアップをするものといったエイジングケアの施術などさまざま。幅広い処置があることにもビックリしますが、先生いわく、美容処置を望む人の年齢の幅もかなり広いんだとか。いくつになっても美しくいたいと思う女性が多いことが伺えますね。技術が進化し、より細かいニーズにまで応えられるようになったこともきっと一因でしょう。
そんな中で、先生が美容処置をしたことがある方の最高年齢は、なんと90歳以上だったそう。高齢の方は肌のハリを戻すために、ヒアルロン酸の注射をする人が多いといいます。ちなみに、最年少は小学生だとか。低年齢層の場合は、まぶたを二重にしたいという人が通院するケースが多いとのこと。多くの親も、前向きに子どもに整形施術をさせてあげるそうなので、時代の変化を感じます!
先生の医院でニーズの多い美容処置は?
時代によって”可愛い”の定義も少しずつ変化をしています。現代の女性が気になる部分はやはり目元。大きめでパッチリとした目にしたいという方が多いそうです。目元を大きくするために、まぶたを二重にするのは一般的ですが、涙袋を作る、もしくは大きくして魅力アップをさせたいというニーズもあるとか。
目元の下に涙袋を作ることにより、目がさらに大きく見えるようになるのだそうです。確かに芸能人やモデルを見ると涙袋を強調させている人もいるような気がします!ちなみに、お話をしてくださった蘇原先生は、この涙袋の美容処置を得意としているそうです。
お金持ちの人相にして欲しい!?個性的な美容処置のオーダー
可愛くなりたい、キレイになりたい!という想いをもって美容処置を受けるものですが、“美の定義”は人それぞれ。独自の美意識が一般的には個性的すぎる(?)と思えるようなオーダーをする人もたまにいらっしゃるのだそうです。
たとえば、涙袋を頬まで広げて欲しいとか、鼻を尖らせて欲しいなど。また、風水を信じている人の中では、お金持ちになる人相にしてほしいという人もいるのだとか。希望のパーツも様々でありながら、美容施術を受ける理由も、千差万別ですね。
美容処置の金額事情ってどうなってる?
通院される人が美容処置に掛ける金額は、どのくらいなのでしょうか。蘇原先生に聞いてみると、お客様で1回の美容処置に対する最高金額をお聞きしたところ、100万円以上かける人もいるそう。「美容処置ってお金持ちしかできないの!?」と思ってしまいそうですが、施術箇所やいくつのパーツを施術するかによって値段は変わるので、数千円から行えるものもあるそうです。
結局のところ、整形した人は幸せになっているの?
美容処置を受けた人は、本当に施術を受ける前よりも幸せになっているのかどうか、なかなか聞かないですよね?蘇原先生に、美容処置をした人がそのところを伺ったところ、こんな答えが返ってきました。
「私の経験で言うと、美容処置をして喜んでもらったことしかないと思う」。
蘇原先生はもともと、医学部を卒業し皮膚科医として勤めており、多くの人の手当を行ってきました。その後、東京で勤めた病院で、美容整形に携わるようになったのだそう。この分野での処置を始めてみると、施術後に驚くほど喜ばれる人がとても多いことが新鮮だったのだとか。登校拒否や精神的に参っていて外に出られなかった人も自分に自信が付き、会社や学校に行くようになったり。美容処置を受けた人が喜んでいるので家族も喜んで全体が明るくなったり。そんな幸せの連鎖を目の当たりにし、美しくなるということは予想以上に、人を幸せにすることなんだと気づいたとのこと。それほど綺麗になるということは、人々へのエネルギーになることだったんですね。
いかがでしたか?何歳になってもキレイでいたい、若々しくいたいという女性の夢。それを叶えていくことが、心を健康に保てる秘訣なのかもしれませんね。
取材協力
しのぶ皮膚科
院長:蘇原しのぶ先生
東京都港区三田5-2-18 三田ハウス104
03-6453-6955
http://shinobu-skincareclinic.jp
東京都生まれ。2015年にフリーライターとして独立。北米での留学・就労経験もあり、英日の翻訳・通訳も行う。東京の島・伊豆諸島をこよなく愛し、月に1度はどこかの島にいます!
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
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