給料日前や大きな出費の後のやりくりが大変になるのは万国共通。だとすると日本に住む外国人は、金欠の時にはどんな料理を作っているのでしょうか?
今回は、数年前に日本人男性と結婚し、現在は仕事に子育てに大忙しのアメリカ人ママに話を伺いました。金欠の時にぴったりなアメリカ×日本の融合レシピを、主婦ならではの簡単で時短できるアイデア込みでご紹介します!
アメリカ人に欠かせないソウルフードの日本版・唐揚げ
「アメリカ南東部出身の私にとって、フライドチキンは欠かせない食べ物。日本の揚げ物も負けず劣らず美味しいので、ついつい食べてしまいます」
材料(2人分)
鶏もも肉・・・250g
塩・・・適量
コショウ・・・適量
お好みのスパイス・・・適量
小麦粉・・・適量
小麦粉に塩・コショウ・スパイスを混ぜ合わせます。
鶏もも肉に小麦粉をまぶします。
油を160℃の低温に熱し、中火で3~4分揚げた後で強火にし、外側がカリッとするまで1分ほど揚げます。
所用時間は15分程度で出来上がり!フライドチキン風にスパイスを強めるとアメリカのフライドチキン風の味付けになりますよ。かかる費用もほぼ鶏もも肉のみなので、リーズナブル!
その日の気分で辛さを調整・麻婆豆腐
「実は意外と簡単に作れちゃうのが麻婆豆腐の良いところ。辛さも調整しやすいので子ども用・大人用と分けて作ったりすることもあります」
材料(2人分):
豚ひき肉・・・50g
木綿豆腐・・・半丁
ごま油・・・適量
にんにく・・・適量
しょうが・・・適量
コチュジャン・・・大さじ1(調整)
味噌・・・大さじ1
しょう油・・・大さじ1
水・・・500cc
水溶き片栗粉・・・大さじ2
七味・・・適量
木綿豆腐を崩し、炒めます。いったんお皿にひきあげましょう。
ごま油ににんにく、しょうがを入れ、ひき肉を炒めます。
コチュジャン、味噌、しょう油、、水を入れ、味を調整します。豆腐を入れ、煮詰めていきます。
ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉を回し入れて、優しくまぜてとろみをつけましょう。最後に七味をかければ出来上がりです。
とことん調味料こだわって複雑なレシピにしてしまうこともできますが、金欠時ならばこのレシピでじゅうぶん!ふだんから常備されている調味料にコチュジャンを入れるだけで本格的な味になりますよ。
アメリカ人もハマった日本のオカズの定番・生姜焼き
「生姜焼きといえば、定食屋さんの定番アイテム。日本で初めて食べた時にはあまりの美味しさに感動!すっかりハマっちゃいました」
材料(2人前):
豚ロース・・・300g
醤油・・・適量
おろし生姜・・・適量
はちみつ・・・適量
しょう油とおろし生姜とはちみつを混ぜ合わせタレを作ります。
タレに豚ロースを漬けて20分ほど置きます。
肉をタレごと焼きます。タレがほとんどなくなるまで焼いたら完成です。
ポイントはチューブではなくすりおろしの生姜を入れること。風味が豊かになるのでチューブよりもオススメです。はちみつを入れることで肉が柔らかくなるので、安い豚肉でも美味しく出来上がりますよ。
残り物をフル活用・三色弁当
「これは本当に適当な料理。その日に冷蔵庫にあるもの作るのですが、我が家の場合はふりかけや卵、保冷ほうれん草にそぼろ肉というパターンが定番です」
材料(1人分):
基本は冷蔵庫にあるものを使う。今回は
白ご飯・・・1膳
卵・・・1個
豚ひき肉・・・50g
冷凍ホウレン草・・・30g
塩・・適量
こしょう・・・適量
バター・・・適量
みりん・・・適量
砂糖・・・小さじ1
しょう油・・・大さじ1
卵をよく溶いて、油を薄く引いたフライパンに流し入れて焦げないように菜箸で混ぜながら炒めます。味付けは塩コショウ。
ほうれん草をバターで炒め、塩で味付けします。
挽き肉を崩しながら炒めます。色が変わったらみりん・砂糖・しょう油で味付けします。
白ごはんの上に色どりよく盛り付けたら出来上がり。
卵がない時にはふりかけで代用したり、ほうれん草がなければ小松菜にしたり、ひき肉も鶏で代用可能。その日の冷蔵庫事情で材料を変えてみてください。
金欠時の食費に頭を悩まてしまう台所事情は、日本人ママでもアメリカ人ママでも変わりなし。ぜひこのレシピを参考に、厳しい金欠シーズンを乗り越えてください!
1979年生まれの熟女ライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像技術者・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーとして活動を始める。好きな食べ物はプリン体を含む食べもの全般。卵の黄身だけは世の中で唯一食べられない。
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※特記以外すべて税込み価格です。
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