お家でお手軽に食べられるラーメンとして、子どもからお年寄りまで多くの人が愛してやまない「インスタントラーメン」。日本で生まれた食品でありながら、今や世界中で愛されています。忙しいときにもササッとお湯で煮るだけで出来上がり。さらに、トッピング次第であらゆる味が楽しめるのもインスタントラーメンの魅力です。
みなさんにも「これを乗せると劇的においしくなるぞ」という、お気に入りの具材があるのではないでしょうか。そこでLIVE JAPAN編集部では、日本在住の外国人に「インスタントラーメンになに乗せる?」というアンケートを実施。外国人人気No.1とそれぞれの国の特徴を紹介します。
「たまご」に人気No.1。とんこつラーメン、味噌ラーメン、なんにでも合う!
アンケートで票をダントツに稼いでいたのは「たまご」。たまごは、世界中で食べられている食材で、とんこつ、味噌、醤油など、どんなラーメンでも相性抜群!まろやかさが加わりワンランク上の味にしてくれますよね。アンケートでも、各国から意見が上がりました。
「辛い味のインスタントラーメンが好きです。たまごを乗せると辛さの中にうまみが広がってとてもおいしいです!」(韓国/20代/男性)
「私は、とんこつ味のインスタントラーメンにたまごやチャーシューを乗せます。半熟のトロトロ感がたまりません」(中国/20代男性)
「味噌味のインスタントラーメンをよく食べます。そのときは、たまごとたっぷりの野菜を乗せていますよ」(オランダ/20代/女性)
煮玉子を乗せても、半熟玉子を乗せてトロ~リとした食感を楽しみながら味わうもよし。半分に割ったたまごをラーメンに乗せると、パッと明るく華やかになって、ビジュアル的にもおいしさ倍増ですよね。忙しい合間の食事だって、楽しいひと時にしてくれるはずです。
“マイルドでおいしい辛み”を実現してくれるのは「チーズ」!(韓国)
日本と同じくらい、インスタントラーメンが国民食となっている国といえば韓国です。アンケートでも、韓国からラーメン愛あふれる意見が集まりました。「辛いもの好き」のお国柄らしく、韓国で売られているインスタントラーメンは、日本のものよりもずっと辛いものだそうです。そこで人気なのが、チーズ。
「ラーメンを食べるときは、必ずキムチとチーズを入れて食べます」(韓国/20代/男性)
「たまご、のり、チーズは欠かせません。ただ辛いだけじゃなくてまろやかさがプラスされるから、うまみの強い辛さになるんですよ!」(韓国/20代/女性)
チーズを入れると、辛いラーメンもグッとマイルドに。濃厚な香りも食欲をそそります。さらに、意見にあった「キムチ」は、チーズと同じ発酵食品仲間ということもあり相性もよく、おいしさがアップしますよね。辛み&芳醇が味わえる、相性バッチリラーメンの完成です。
シャキシャキ食感がクセに!?「キュウリ」をプラス(台湾)
ラーメンと野菜は切っても切り離せないコンビではありますが、日本ではあまり入れられていない野菜も海外では食べられていました。
「キュウリ。母親が入れていたので自分も入れるようになりました。美味しいので日本人もやってみて欲しいです。食感がいいですよ」(台湾/20代/女性)
思えば、冷やし中華には千切りのキュウリが欠かせないもの。温かいラーメンに乗せても、シャキシャキとした食感がクセになりそう。また、台湾からはこんな答えも。
「つみれのようなお団子。台湾ではメジャーです」(台湾/20代/女性)
お鍋に入れるような感覚で、つみれをポンと投入。さっぱりとした塩味のラーメンととしっくりきそうです!
がっつり食べたいニーズから「お肉」が人気(欧米)
がっつり食べたいときには、やっぱり「お肉」ですよね。これは世界共通の認識かもしれませんが、今回のアンケートでは欧米圏から特に意見が集中していました。
「味噌味のインスタントラーメンをよく作ります。そのときはラーメンの上にたっぷりと肉を乗せますよ」(イギリス/60代/男性)
「やっぱり肉は欠かせません。できればラーメンを多い尽くすくらいチャーシューを乗せてみたい!」(アメリカ/30代/男性)
チャーシューが王道ですが、豚バラ肉を豪快に入れてもいいですよね。お肉を入れることで、スープのコクもアップします。濃厚すぎるかなと思ったら、玉ねぎやもやしをプラスしてもいいかもしれません。お腹いっぱいになること、間違いナシです。
日本ならではの食材で和風ラーメンの完成!
ちなみに日本人の場合はどうでしょうか?どんなふうにインスタントラーメンを味わっているのでしょうか。アンケートをとって面白かったものをご紹介します。
「とろろ昆布と梅干し。お店でこのトッピングがあるところに行ってから自分で作って入れちゃうくらいハマりました!」(日本/30代女性)
梅好きな人はもちろん、梅を塩ラーメンにプラスすれば、酸味が食欲を刺激して後味もさっぱり。さらにとろろ昆布を入れると、ふわりとした昆布の香りも贅沢なトッピングに。ラーメンを避けがちな暑い日も、これならばグングンと食が進みそう。
また、料理慣れしている女性の場合、インスタントラーメンにも技アリのひと手間を加えていました。
「自分で作ったチャーシューを入れています。実はチャーシューって圧力鍋で簡単にできるんですよ。豚肉、醤油、ネギ、酒とコーラを入れるだけ。とろとろしていてお店のよりおいしいと思っています。それから、メンマも入れます」(日本/30代/女性)
「ねぎは必ず入れます。あとは野菜を入れて野菜ラーメンにするのが好きです。キャベツ、人参、もやしなど冷蔵庫に余っている食材を使っていれることが多いですね。一気に野菜がとれるので好きです」(日本/30代/女性)
【番外編】餃子、トッポギ、ソーセージ…思い切った食材でゴージャスラーメンに変身
インスタントラーメンを食べる機会の多い韓国では、あらゆるアレンジを試みている様子。番外編として印象的な意見を紹介します。
「ラーメンに餃子が入った『餃子ラーメン』に衝撃を受けたことがあります。それ以来、餃子をラーメンに入れるようになりました。ちなみに日本の餃子とはちょっと違います」(韓国/20代/男性)
「トッポギを入れることもあります。安いし、腹持ちがいいので、たくさん食べたいときに入れてます」(韓国/20代/女性)
「チーズ、ソーセージ、たまごを乗せます。ちなみに、韓国の友達から『韓国では、ラーメンにソーセージ乗せる人はお金持ちのイメージがある』と聞いたことがあります」(香港/20代/女性)
それぞれ、そのまま食べても十分においしいおかずですが、トッピングとしてゴージャスラーメンに仕立ててもgood。餃子をラーメンのスープに浸しながら食べたら、旨味がギューっと出てきそう。ぜひ試してみたいですね。
常備することができて、簡単お手軽に作れるインスタントラーメンは、休日のお昼や、夜食にもぴったり。家族や自分好みのチョイ足しをすれば、さらに美味しいメニューに進化。各国のみなさんも、あらゆるアレンジを楽しんでいました。色々トライして、自分だけのレシピを作ってみてはいかがでしょうか。
シネコン、ミニシアターでの劇場経験を経て、映画サイトの編集者へと転身。現在はフリーライターとして、映画・アニメを中心に、インタビューやコラムなど日々の取材に奔走中。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
-
【2024年6月】話題の最新スポットも誕生!東京近郊のイベント&お祭り情報
by: 木村かおり
-
【2024年9月】9月もアツい!花火、盆踊り、相撲、東京ゲームショウなど盛りだくさんの東京近郊イベント&お祭り情報
by: 木村かおり
-
渋谷がますます便利に!7月25日開業の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」でしかできない食や体験は?その全貌を解説!
by: 島田みゆ
-
訪日外国人はまだ知らない。東京に住む私たちが楽しんでいる、銭湯の魅力を徹底解剖
-
旅行者も知っておきたい! 誰もが安心して楽しめる六本木の街をめざす「六本木安全安心プロジェクト」
-
花魁と花火の競演!2024年10月19日(土)・26日(土)、11月9日(土)・16日(土) 江戸ワンダーランド日光江戸村「Edo Wonder Night」開催!