日本の生理用品の使い方 -完全ガイド-

日本の生理用品の使い方 -完全ガイド-

Update: 2017/06/29

自宅、学校、職場、旅行中、どこにいようとも、生理現象は避けることはできない。不意に訪れる身体の変化に、どう向き合って生きていくかが大切だ。準備せずに旅行に行く人は少ないはずだが、突如生理に襲われても、持ち合わせた生理用品やホテル内にあるもので対処する他なくなってしまう。こういった場合に備え、どこで何を買えば良いのか、日本の生理用品の名前や概要を学び、突然読めない日本語に直面し途方に暮れぬよう、ストレスなく安心して日本で楽しいときを過ごせるようにしよう。

ナプキン

ナプキン

ナプキンは、日本で最もポピュラーな生理用品だろう。日本のナプキンは、諸外国で使用されるものと相違なく、店頭でもサイズや形の違いごとに商品棚に陳列されていることが多い。ただ、ブランドも種類も豊富にあるため、お店に行っても選ぶのに困ってしまうかもしれない。

多くは分かりやすいデザインで、形や長さについてもパッケージに記されているので、日本語が分からずとも内容品の特徴は容易に理解できる。メーカーによっては、英語で説明を明記しているものもある。とは言え、当然、パッケージから詳細な情報全てを得られる訳ではない。各々の状態に応じたナプキンを手に入れるため、必要な日本語の認識をしておこう。

...用 (...yō)
use
昼用 (hiruyō)
day use
夜用 (yoruyō)
night use
ふつう用 (futsūyō)
regular flow
多い日 (ōi hi)
heavy flow
軽い日 (karui hi)
light flow
超 (chō)
super (as in very heavy flow)
羽つき (hane tsuki)
with wings
羽なし (hane nashi)
without wings
ライナー (rainā)
liner

お店によっては店頭にサンプルのナプキンを出しているところもあり、購入前に実際に見たり触ったりして確認することができる。

タンポン

タンポン

タンポンは、日本ではナプキンに比べて種類は多くないが、それでも、ライト、レギュラー、スーパー、スーパープラスと、サイズ・バリエーションともに非常に豊富である。日本では、アプリケーターなしのタンポンは入手しづらいので、アプリケーションなど棒状のものの挿入が苦手な方は、アプリケーターを外してタンポンだけ使用するのが良いだろう。
ナプキン・タンポン、いずれもコンビニエンスストアやスーパーなどで購入可能。もし購入に赴き目当ての商品が見つからなければ、探している商品の特徴などを伝え、躊躇せず店員に尋ねよう。

ナプキンとタンポンに代わる生理用品

ナプキンとタンポンに代わる生理用品

日本で使用される生理用品は、ナプキンやタンポンだけが全てではないが、一般的に最も多く販売され、使用されているのが、この二点。ただ、もちろん他の生理用品もオンラインショップ等などで簡単に購入が可能だ。

月経カップ

月経カップ

月経カップは、タンポンと同じように膣の中に入れて使用するシリコン素材のカップ。最大12時間まで機能は持続し、シリコンのためバクテリアは減り、タンポンのように乾く感じもない。また、最大二年まで繰り返し使用ができる。オンラインストア等で容易に入手可能。

スポンジタンポン

スポンジタンポン

海綿スポンジは繰り返し使用できるタンポンの代用品。生理は文字通り生理現象で、人によってその症状は様々。海綿スポンジは個々のサイズや形に合わせて切って使用する。タンポンと同様の手法で使用できるが、紐がついていないため、使用後は指で取り出さねばならない。指を使う代わりに、防菌の糸ようじを縫うように使用し取り出すことも可能。なお、水で綺麗に洗い流した後は、繰り返し最大6ヶ月まで使用できる。海綿スポンジは、取り扱い店は少ないが、大手オンラインショップなどで購入が可能。

布ナプキン

布ナプキン

ナプキンの需要が高い日本においては、布ナプキンを愛用する人も多い。シンプルなデザインから、かわいらしいデザインが施されたものまで種類も形も様々。睡眠時に夜通し使用することもできる。通常のナプキンのように使用した後、布ナプキンは洗浄することで再利用可能。軽い日や汚れの薄いものは、通常の洗濯物と一緒に洗濯機で洗えるが、多い日は、予め洗濯機で洗う前に別途手洗い等処置が必要になる。生理のとき以外にも、尿漏れが気になる方にも布ナプキンは効果的。通常数枚セットで販売されていることが多く、きちんと管理をすれば最大で5年使用可能。布ナプキンは、衛生商品などを広く取り扱うドラッグストア各店および多くのオンラインショップで購入可能。

日本で生理管理:痛み止め

日本で生理管理:痛み止め

単に生理と言っても、人それぞれに症状は様々。各々が生理痛や頭痛などの痛みと向き合っていかなければならない。そこで、痛み止めがあると便利だが、問題は、どこで・どうやって・どんなものを購入すれば良いか。予め知識を備えておき、入手できるようにしておこう。
日本のドラッグストアや薬局では、抗炎症剤や消炎鎮痛薬を処方箋なしで購入できる。バファリン、EVE、メリドンEVなどの生理痛向けの商品も同様に店頭に並ぶ。生理通の症状が重い人に向けて、ロキソニンやエルペインコーワなどもある。店頭でイブプロフェン配合の薬を探していると伝えれば簡単に見つけることができるだろう。痛みに襲われたときに備え、以下の日本語を認識しておこう。

イブプロフェン (ibupurofen)
ibuprofen
ロキソプロフェン (rokisopurofen)
loxoprofen
ナプロキセン (napurokisen)
naproxen
月経痙攣 (gekkei keiren)
menstrual cramps
月経痛 (gekkei tsū)
menstrual pain
月経前症候群 (gekkeizen shōgōgun)
PMS (premenstrual syndrome)
痛み (itami)
pain
用法 (yōhō)
direction of use
用量 (yōryō)
dosage

日本で生理管理:小技と豆知識

日本で生理管理:小技と豆知識

こうして日本の生理用品や鎮痛剤について基礎知識を備えておけば、過度に不安感を抱いたり痛みを堪えたりせずに済み、自信を持って生理と向き合えるだろう。ただ、これまでご紹介したもの以外にもいくつか有益な対処法がある。

日本のトイレとウォシュレット

日本のトイレとウォシュレット

日本の公衆トイレは、電車の駅構内やコンビニエンスストア、スーパーやデパートホテルなど至るところに設置されており、いずれも無料で使用が可能。日本のトイレは、便座が温かいことでも知られるが、近年のトイレには、加えてウォシュレット(R)が備わっていることが多く、温水洗浄機が備わっている。多くは、人が便座に座るイラストつきのボタンが便座脇に設置されているので、押下すると使用ができる仕組み。フレッシュな気持ちで快適にトイレを使用しよう。

暖かいカイロでリラックス

暖かいカイロでリラックス

「ポケットの中に火を灯す」という意味合いの日本のカイロ。身体を冷やさないための有益な手段。手に持ったり、ポケットに入れて使ったりして、持ち運べるものと、衣服に貼り付けて使用し体全体を温めるものと二種類ある。カイロと言うと、一般的に防寒のため冬に使用されるものだが、日本のドラッグストアでは年中通して購入が可能。生理で浮き沈みしがちな感情と身体の両方を温めるには最適のアイテムだろう。

こうして日本で生理とうまく付き合う方法を学べば、不安感を抱かず日本での暮らしを送れるはず。しっかりと知識を身に付け楽しい旅に出かけよう。

ライター:ドロビク・パメラ

※記事掲載時の情報です。

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