ローストビーフ丼と言えば、丼ぶりの上で丁寧に巻かれたローストビーフと、真ん中に置かれた卵黄というのがスタンダードな形。しかし、「ゴッチーズビーフ池袋西口店」の1日10食限定「雲丹（ウニ）ローストビーフ丼」は、卵黄の周囲をウニが取り囲んでいるのだ。

そっと崩した時に溢れ出し、肉の斜面をとろりと流れ落ちていく卵黄。熱々のごはんの上にウニを乗せてまずは一口。口の中に広がる磯の香りと、クリーミーなコクが堪らない。

想像以上のやわらかさと、溢れ出る肉の甘味が自慢のローストビーフは、50日かけて熟成された絶品。少し噛むだけで、すっと喉の奥へと入っていく。

それぞれを味わったら、卵黄が混ざったごはんとウニをローストビーフで巻き、一気に口の中へ入れてみて欲しい。肉の甘味とウニのクリーミーさが合体した贅沢な味わいを楽しめる。
夜は、熟成牛のステーキも提供している。

「原宿ソロモンズ」では、ランチタイム限定の「石焼ローストビーフ丼」が大人気。真ん中にトッピングされた卵黄と、旨味をたっぷりと備えていそうなローストビーフの塊が、熱々の石焼スタイルで提供されている。見た目以上にローストビーフのボリュームがたっぷりなので、1枚ずつ剥がし、石焼の器で熱を加え食べてみるのも美味しいだろう。

原宿ソロモンズの「石焼ローストビーフ丼」には別添えのソースもついている。石焼の物は、一気に混ぜ合わせて食べるのが定番ではあるが、2種類の味わい方を楽しむためにまずはそのまま食べてみて欲しい。

そのままの味を楽しんだら、すりおろしたタマネギを使ってた和風のソースを、ローストビーフの上にたっぷりと垂らし、一気に石焼の中で混ぜ合わせよう。肉と和風ソース、タレの掛かった混ぜごはんを石焼で熱すれば、熱々のローストビーフが楽しめるだろう。

また、ソロモンズで「石焼ローストビーフ丼」をオーダーすると、サラダバーやスープバーもセットの範囲内で楽しめる。野菜をしっかり食べたいという人にもオススメだ。

「牛肉問屋 和 ららぽーと立川立飛店」の「ユッケ風のローストビーフ丼」は、名前通りユッケのような見た目。ネギや海苔もたっぷり添えられている。実は同店の母体は、立川でも人気の焼肉店。新鮮な肉を手に入れられるため、このユッケ風ローストビーフ丼が提供できるのだ。

軽く炙られた牛もも肉にタマネギと卵黄、さらにネギとゴマが混ざったこのローストビーフ丼は、焼肉好きにとって堪らないだろう。

ごはんと完全に混ぜ合わせる前に、まずは卵黄を絡めた状態の肉を食べてみて欲しい。旨味と甘味に、タマネギのちょっとした辛味がアクセントになっている絶品だ。

最後は、思いっきり混ぜ合わせて食べると最高の“混ぜご飯”になるだろう。実はこの店、ショッピングモールのフードコートにある店。東京23区内からは少々遠いが、買い物ついでに立川まで食べに行く価値のある逸品だ。

営業時間：11:00 - 22:00
定休日：無休

取材・編集：ソーシャルグッドマーケティング