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世界中で食べられている卵料理。日本だけでもオムライス、卵かけご飯、目玉焼きなどが挙げられ、世界で見ると、フランスのキッシュ、イギリスのスコッチエッグ、アメリカのエッグベネティクトなどがある。
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このたび、世界中の旅行クチコミサービス、トリップアドバイザーが「世界の国の卵消費量ランキング」と世界の様々な卵料理をグラフィクスで発表!一人あたりの年間消費量(個)が最も多い国はココだった!
【1位】なんと年間352個消費のメキシコ!日本にとっての米がメキシコにとって卵!
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堂々の1位はメキシコ。メキシカンといえば、タコスやブリトーなど、トルティーヤを使った料理を思い浮かべる人もいるだろう。世界で1位になるほど卵を消費しているイメージはそこまでないけれど……。
しかし、メキシコ人の父親を持つアメリカ人男性に聞くと、「全くそんなことない!」と反論された。
「日本人にとっての米が、メキシコ人にとっては卵。ケサディーヤ(トルティーヤにチーズや野菜をはさんだサンド)にも卵を入れるし、ロンポペという卵リキュールのお酒もあるんだ。メキシコの卵料理、まだ食べたことがないなら味わってみてほしいな!」
メキシコの代表的な卵料理は「ウエボス・ランチェロス」。トルティーヤの上に卵とサルサを乗せて煮込んで作る。
「ウエボス・ランチェロスは、家庭料理の定番だよ。朝ごはんで食べることが多いね。卵、サルサのほかに、ライス、ハムと、家によって具材はそれぞれ。僕の家ではポテトとチョリソーを入れていたよ。サルサがかかっているから辛いけど、栄養満点でおいしいよ!」
【2位】年間343個消費!麺大国のマレーシアは卵入り麺の豊富さが決め手か
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2位に輝いたのは、東南アジアのマレーシア。目玉焼きが乗ったナシゴレン、卵麺を使ったミーゴレンなど、代表的なマレー料理には卵がたくさん使われている。
ランキングで取り上げられている「ミー・バンドゥン・ムアール」は、スパイスや野菜、肉、エビなどの具材入りの辛いスープに卵を入れた麵料理のこと。
クアンタン在住のマレーシア人男性に話を聞くと、「町によって作り方が違うのが、ミー・バンドゥンの特長。もしもマレーシアに来たら、いろんな屋台を歩いて好みを見つけてみてほしい」とおすすめしてくれた。
ちなみに、ムアールとはマレーシアにある町の名前で、「国内で一番おいしいミー・バンドゥンがあるところ」とのこと。
【3位】年間329個消費の日本が堂々ランクイン!定番料理はやっぱり卵かけご飯!
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厚焼き玉子、茶碗蒸し、親子丼など、卵料理のバリエーションが豊かな日本は3位にランクイン。なんといっても日本を代表する卵料理といえば、卵かけご飯!生卵をご飯に割って、しょうゆをかけて食べるだけなのに、日本人のソウルフードともいえるほど愛される一品だ。
卵かけご飯の歴史は意外と浅く、広まったのは明治時代に入ってから。今では「TKG(Tamago Kake Gohanの頭文字)」という愛称も定着し、家庭ではもちろん、ラーメン屋や定食屋のメニューにもなっている。
しょうゆと卵のみのシンプルな味付けではなく、アレンジを効かせた食べ方ができるのも、卵かけご飯ならでは。めんつゆ派、ラー油派、ゆず胡椒派も存在し、卵と一緒に、納豆、明太子、のりを乗せたりと、一工夫加えた卵かけご飯も人気だ。
実は、生卵を食べる習慣のない国は多く、卵かけご飯を見て「信じられない!」と驚く人も珍しくない。日本では卵かけご飯専門店も増えているので、外国人のお知り合いに紹介すればおっかなびっくり訪れてくれるかも?
4位以下はこちら。好きな卵料理を思い浮かべながら、ランキングを眺めてみては。
■一人あたりの卵消費量ランキング TOP10
1位:メキシコ…352個
2位:マレーシア…343個
3位:日本…329個
4位:ロシア…285個
5位:アメリカ…261個
6位:アルゼンチン…256個
7位:中国…255個
8位:デンマーク…245個
9位:コロンビア…242個
10位:オーストリア…235個
※本ランキングは、2014年の一人あたりの年間鶏卵消費量。ただし、オランダ、ベルギー、ブラジルは2013年の統計を使用している。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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