浅草と上野の概要

浅草と上野は、東京観光の定番として人気の街だ。寺などの古くからの日本の風情を感じる街並みや、美術館などが連なり芸術に触れられるエリアなど多彩な顔がある街である。年々観光客が増えている影響もあり、観光客に向けた施設も多く作られている。
浅草の成り立ち

1590年頃、埋め立てによって江戸の陸地は徐々に広がりつつあった。もともと浅草の東側は海だったが、江戸幕府を開いた徳川家康はこの浅草を、物資を運搬する港として活用した。浅草は活気づき商店や米を貯蔵する蔵が作られ、人、物、金が集まる町になった。その後、関東大震災や第二次世界大戦などで大変な被害を受けたが見事に復興した。浅草は昔ながらの情緒を残しながら、近代的な発展を遂げた。
上野の成り立ち
江戸幕府三代将軍の徳川家光によって徳川将軍家の墓がある寺が建立されて以降、歴代将軍の墓が建てられ、幕府によって寺とその周辺地域が手厚く保護された。寺の門前町は栄え、上野と呼ばれるようになった。その寺周辺に桜の植樹がされ、春になると見事な桜を咲かせるので今でも上野は花見の名所となっている。
浅草と上野の発展の歴史

貨物や郵便の運送のために上野に駅ができたことで発展がはじまる。その後上野と浅草を結ぶ地下鉄が走るようになり、浅草にも徐々に人足が増えるようになる。戦後、一時期は発展の勢いが失われたが、次第に観光客も増え、浅草と上野は下町の情緒を残しつつ発展した。
駅周辺に集まる観光スポット

上野駅は主要各路線が集まっている巨大ターミナルなので、自然と人が多く集まり、駅を中心に発展してきた。特に駅周辺には大きな公園があり、その公園の中には美術館や博物館があったりと特ににぎわっている。また浅草も駅からすぐの距離に「浅草寺」などがあり、いずれも徒歩で数分の距離で観光を楽しむことができる。
大衆芸能の中心地

浅草は芝居小屋やお茶屋、芸を志す人たちの家なども作られ、大衆芸能の中心地として発展した。1907年には日本で最初の映画館が作られ、映画や演劇が流行した。また、上野には最も歴史のある寄席の演芸場がある。落語家たちの饒舌な噺を聞きに老若男女問わず訪れている。浅草と上野には庶民の台所や寺などの数多くの観光名所もあり、日本の今と昔を感じることのできる思い出の場所になるだろう。
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