旧札幌千秋庵本店ビル跡地に「ザ ノット 札幌」。「大自然の大都会で」をテーマに掲げ、フロントに道南杉、札幌軟石などの天然の素材と、真鍮やステンレス、銅板など無機質な素材を組み合わせながら自然がおりなす有機的な形を表現。自然と都市が隣り合わせで共存している札幌市の環境をイメージしたデザインが取り入れられています。

客室は全部で140室。スタンダードダブルとツインをメインとし、カップルの旅行やビジネスに最適な広さを確保。白を基調とした落ち着いた雰囲気でまとめられています。客室に深煎りオリジナルブレンドコーヒーを用意。

国内最大値のカルシウムとマグネシウムを誇る北海道・黒松内の湧水で味わうことができます。コースターには道内にゆかりのあるアーティストの作品のデザインを採用するなど、細かな配慮が嬉しいホテルです。

入館時、お客さん全員に検温と手の消毒のお願いをしているほか、スタッフも出勤時に必ず検温しています。フロントにシールドを設置して飛沫を防ぐほか、随時館内を消毒しています。

「ホテルフォルツァ」が札幌駅前にオープン。コンセプトは「必要なものを必要なだけ贅沢に配した、くつろぎと眠りを追求するスマートホテル」。旅の疲れをいやし心身ともにリラックス・リフレッシュできる宿泊重視型ホテルです。

内装は雪や氷に見立てたマテリアルが散りばめられるなど、北海道らしさを演出。ロビーラウンジには数種類のカッシーナ社製ソファ・テーブルを配置するなど、ワンランク上の雰囲気を感じさせます。

客室はダブル161室、ツイン111室、トリプル32室で構成され全室禁煙。テレビは通常の放送に加え、館内インフォメーションやアンケート等の機能を設け、スマートフォンの動画アプリ等をテレビ画面に映し出すことができるキャスト機能を導入。

部屋のタイプによって、ホームクリーニング機をはじめ、高機能ドライヤー、フットマッサージャーほか多様なアイテムを配備するなど、誰もがリラックス・リフレッシュできるよう配慮されています。

フロントカウンターに飛沫感染防止用アクリルパネルや、機器の前に立つだけで体温を測定するセンサーを設置を設置。フロントカウンターやコインランドリー、エレベーターのボタン等、共用部分のアルコール消毒を1時間に1回実施するなど消毒除菌作業が徹底されています。

札幌市内2店舗目となる「クインテッサホテル札幌すすきの」が開業しました。すすきのの繁華街にありながら、｢日本の都市公園100選｣にも認定された中島公園まで徒歩約6分という恵まれた環境に立地しています。喧騒からホテルに一歩踏み入れると、そこはまるで白銀の世界。冬景色の美しさ、雪や氷の煌びやかさを表現したロビーに迎えられます。ソファーやテーブルも純白で統一され、まるで雪に覆われたかのよう。たちまち非日常の世界へ吸い込まれます。

全部で155室ある客室は、全室禁煙でスタンダードダブルからユニバーサルルームまで5タイプが用意されています。各部屋に個別空調を備え、充実したアメニティを用意。海や川をイメージさせるフロアカーペットや、壁や調度品を木目や大地をイメージさせる配色とするなど、使いやすさの中に遊び心が取り入れられています。

清掃会社をグループ会社に持つ強みを活かし、全客室の除菌清掃を徹底するなど新型コロナウイルス感染症対策が行われています。

飲食店ビル「F45」の1フロアをコンバージョンして、スマートカプセルホテル方式の「シアテル札幌すすきの」がオープンしました。

フロアの中心には縦3ｍ横8ｍの巨大スクリーンを設置し、スポーツ観戦（リモートマッチ観戦）や映画鑑賞、企業研修やヨガ教室など様々な用途で活用が可能。コンテンツの提供やイベント企画など、札幌国際短編映画祭と連携、協力していくことも計画しています。

高さ約2ｍのカプセルルームを36室、プロジェクター完備のプライベートルームを5室配置。ラウンジと寝室は防音になっているので、ゆっくり休むことができます。カプセルルームには「女性専用エリア」のほか「ダブルベッドタイプ」も用意。ひとり旅から出張、カップルでの利用など、さまざまなニーズに対応しています。

また、清潔感があり快適に利用できるWASH ROOMも。各扇面にはドライヤーも完備しています。

必ずマスク着用とし、チェックインの際に手を消毒したのちに体温を測定。独自に作成した新型コロナチェック表にチェックをしたうえでサインを求めています。またイベントについても参加可能な人数を減らして実施する予定です。

「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」は、日本の旅館の魅力を見つめ直して、現在のニーズに合わせた新しいタイプの宿です。デザインコンセプトは「北国旅宿」（きたぐにたびやど）。北海道産のナラ材や札幌軟石を要所に使用するなど、北海道の風土や文化が取り入れられています。

北海道大学植物園と山々の緑豊かな景色が楽しめる客室や、陽光あふれる居心地の良い客室など、部屋の位置環境を最大限に配慮。間取りは約20平米から約40平米と、スタンダードクラスでもゆったりと過ごせる広さを確保しています。

宿泊者専用大浴場は外湯の露天風呂で、北海道・登別市カルルス温泉の源泉から運んだ温泉に浸かることができます。内湯、外湯、サウナ、水風呂に加え、照明照度を抑えたこもり湯や打たせ湯など設備も充実。札幌に滞在していることを忘れてしまいそうなお宿です。

ONSEN RYOKAN 由縁 札幌では「新北海道スタイル」安心宣言に則って、手洗い、手指および館内のこまめな消毒をはじめとする衛生管理や、ソーシャルディスタンスの確保などの適切な感染防止対策を徹底しています。

今回紹介した5つのホテルは北海道らしさを生かしたおしゃれで個性があふれた、いずれも一度は泊まってみたいものばかり。札幌は1年を通して楽しむことができるので、時期をずらすことで違う良さが発見できます。旅行のテーマや立地によってホテルを選び、すべてに宿泊してみてはいかがでしょうか。

Text by:Masakazu
※本記事の情報は2020年8月時点のものです。