日本にはたくさんのコンビニが存在します。北海道発のコンビニといえば通称「セコマ」ことセイコーマート。北海道産の素材にこだわったプライベートブランドが特徴的で、他社に先駆けて店内で調理したお弁当類「ホットシェフ」を販売するなど、独自のサービスで道内のトップシェアを誇っています。生粋の道産子が「手軽にセイコーマートで味わえる北海道グルメ」を紹介します。
※商品の情報は2019年11月時点のものとなります。
コンビニの草分け的存在でもあるセコマ
セイコーマートの歴史は、1971年8月に札幌市に1号店を開店したことからスタートしました。当時はまだ日本にコンビニという言葉もない時代。その後北海道を中心に店舗数を増やし、現在は道内に約1,100店を展開。ほとんどの市町村に不死鳥のロゴマークが特徴のオレンジの看板が掲げられています。まさしく道民の生活を支えるコンビニといえるのです。
コンビニ弁当の概念を変えた「ホットシェフ」とは
コンビニ弁当は工場で作ったものという概念を変えたのが「ホットシェフ」です。弁当やおにぎり、フライドポテトやフライドチキンなどを各店舗で調理し、作りたてを味わうことができます。お店のキッチンで焼いたパンが並ぶ店舗も。ちなみに看板のキャラクターの名前はセイちゃんといい、牛の女の子です。
このホットシェフのおすすめメニューをご紹介します。
郷土料理「豚丼」もホットシェフで!
豚丼は十勝地方の郷土料理です。豚をシンプルな調理方法でおいしく食べられる料理として開発されたのだとか。セイコーマートの豚丼は、高温で一気に炒めることで軟らかくジューシーに仕上げた豚肉に、特製の甘辛いたれをしっかりからめて味付けてされています。
温泉卵をプラスした「豚丼(温玉)」(556円)も人気です。肉・米・卵が一体となり思わず笑顔になるおいしさ。たくさん食べたい人のために大盛りも用意されています。
店舗によってはイートインスペースが設けられているので、温かなおいしさを楽しむこともできます。
日本の家庭の味「大きなおにぎり」
コンビニフードの定番といえばおにぎりでしょう。ホットシェフの「大きなおにぎり」(176円〜)は、その名の通りジャンボサイズ。店舗で米を炊き、一つ一つ握っています。
具は定番の鮭や筋子のほか、随時新製品が登場します。素朴な味に日本の家庭の温もりを感じることでしょう。冷蔵庫に保管して硬くなってしまった場合は、お湯をかけてお茶漬け風で食べるのがおすすめです。
ホットシェフだけではないセコマオリジナルの実力
酪農大国・北海道は、全道各地で牛乳が生産されています。セイコーマートが厳選した牛乳の産地は、道北・豊富町。日本海の潮風を受けて育つ牧草はミネラルが豊富で、年間を通して冷涼な気候は牛にとって非常に快適な環境です。
雄大な自然の中でのびのびと育った牛から搾った生乳は乳脂肪分が高く、コクのある味わいになります。
この牛乳は販売されている以外にも、「Secoma 北海道牛乳ソフト」、「Secoma 北海道牛乳モナカ」、「北海道クリーミーソフト」などのアイス、「YOUR SWEETS 北海道牛乳のカスタードシュー」、「YOUR SWEETS 北海道牛乳のカスタードエクレア」、「YOUR SWEETS こだわりのティラミス」、「YOUR SWEETS たまごプリン」などのスイーツのほか、パンやコーヒー等の関連商品にも広く使用されています。
いずれも素材の良さが生かされ、甘味が苦手な方も抵抗なく食べることができます。
コンビニ商品の枠を超えたクオリティをぜひ味わって
店舗によって取り扱う商品は異なるので、お目当ての商品が見つからないこともあるかもしれません。しかし、地元野菜が充実していたり、銘菓や土産物など個性あふれる商品展開の店に出合えたりすることもあるでしょう。
また、セイコーマートには道内ワイン小売の4分の1を占める、ワインリテーラーとしての顔もあります。コンビニエンスストアの枠を超えたセコマに、来道中はぜひ訪れていただきたいものです。
※商品によっては販売を終了している場合があります。
※ホットシェフは取り扱いのない店舗があります。
※一部盛り付けの異なる店舗があります。
※店舗により価格が異なる場合があります。
※取扱商品は店舗により異なります。
協力・監修:株式会社セコマ
Text by:みんなのことば舎
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。