日本の国技といえば相撲。いまはモンゴルをはじめ、アメリカ、中国などたくさんの海外出身力士が活躍していることもあり、相撲は海外にも広く知られるようになっています。古来から伝統を守り今日に至る相撲は、“ちょんまげ”に“ふんどし”など、じつに日本らしさを感じるポイントが随所にあり、外国人旅行客の中には相撲を見ることを楽しみに来日する人もいるそうです。
そんな相撲ですが、実際のところ外国人はどのように見ているのでしょうか?今回、LIVE JAPANでは日本に滞在する5カ国の外国人にアンケートを実施しました。相撲愛にあふれたコメントもたくさんありましたよ!
生で見たら太ってるのに素早くてビックリ!(フランス/20代/男性)
「相撲って本当に日本っぽさを感じられるし大好きだよ。2016年に相撲好きの女性に連れていってもらって初めて見たけど、生での迫力がすごかった。体がぶつかるときの音とかもね。しかも、お相撲さんって太っているけど、とにかく素早いんだ。それにとてもビックリした」
確かに力士の見た目は、一般的に太っているといえばそうなのですが、厳しい稽古で身につけたその体は、筋肉の塊だとも言われています。体と体がぶつかる迫力はぜひ生で見てもらいたいものです。
小さい力士が大きい力士に勝つのってカッコイイよね(アメリカ/30代/男性)
「たとえば柔道でもボクシングでも階級というのがあって、条件をそろえて戦うスポーツも多いけれど相撲にはそれがないよね。小柄な力士が大きいな力士を投げ飛ばすのを見たとき、すごくかっこよかったよ」
これは面白い視点です。小さいなりの戦い方など戦術性もあって相撲って奥が深いと感じさせられますよね。
座布団投げってなんてアンビリーバブルなの!一回やってみたいと思った(中国/30代/女性)
「前にテレビで相撲を見ていたとき、取り組みの終わりに座布団がいっぱい投げられている映像を見たことがあります。何でそんな事をするのかもよく分からなかったけど衝撃的でした。実際にあの場に行って私も投げてみたいと思っちゃいました」
この光景を見たことがある人は少なくないのではないでしょうか。座布団を投げる行為は「座布団の舞」と呼ばれています。たしかに楽しそうではあるのですが、当たったら怪我にもつながりますし、基本的には行ってはいけない行為とされています。ルールを守って観戦したいところですね。
塩をまいたり、勝者の手刀とか始めて見たとき「?」がいっぱいだった(韓国/30代/男性)
「初めて相撲を見たのは大学生の頃。塩をまいたり、勝った力士が手で字を書いているような動きをしてたり、お客さんが座布団を投げてたり…。相撲はなんて不思議なスポーツなんだと思ったよ。そのどれにも意味があるらしいんだけど、まだ理解してないです」
相撲は、神聖なものという位置づけで、確かに儀式や儀礼のようなものがたくさんありますよ。1つひとつにこめられた意味を知るとさらに相撲に興味がわくかもしれませんね。
詳しいルールは知らないけど、見てればなんとなく分かるシンプルさがいい(アメリカ/30代/男性)
「相撲は大好きで、近所に稽古場があるので見に行ったこともあるよ。相撲に関して言うと、ルールを知らなくてもだいたいわかるからすぐ楽しめるよね。アメリカンフットボールは、ルールが分からないと見ていても楽しくないもんね」
相撲は土俵から出たら負け、足の裏以外で着地したら負け、といった基本的なルールはたしかにシンプルで分かりやすい。この意見は他の外国人の方からも寄せられていました。
押すだけじゃなくて、技が多いから見ていて飽きない(台湾/30代/男性)
「相撲って技のバリエーションがいっぱいあって面白いよね。“うっちゃり”とか“猫だまし”とかネーミングが面白い技もあってつい調べたくなるよ」
力士によって得意技もいろいろ。かつて、そのレパートリーの多さから「技のデパート」と呼ばれることもあった力士もいましたね。取り組みごとに多彩な決まり手で決着がつくというのは確かに見る者を飽きさせませんよね。
お肉がゆれてる…。もうちょっとスリムでもいいのでは(台湾/20代/女性)
「すみません…私はスポーツ選手を見るとき、顔や体型を見てしまいがちです。細マッチョがタイプなので、お相撲さんを見ると、もうちょっとやせていて欲しいかなって思ってます(笑)」
相撲は面白いという意見が多かった中、台湾出身の女性からはこんな意見が。大きくて頼りがいがありそうなものですが、これは好みの問題だからしょうがないですね…。
今回は、欧米、アジア出身者を中心にアンケートを取りましたが、おおかた相撲は面白いという印象を持っていました。日本の国技に対して好感を持ってくれているのはとてもうれしいことですね。今は、なにかと相撲業界がざわついていますが、日本人はもちろん、海外の方にも理解を深めていただき、どんどん発展してもらいたいですね。
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