北海道といえば思い浮かぶのは日本屈指の広大な大地と豊かな自然ではないでしょうか。今回注目したいのは、そんな北海道を旅する時に利用する「道」です。車で北海道を巡る予定があるなら、道も楽しみの1つととらえて移動ルートを選ぶと、旅がより充実したものになります。北海道には、通行することそのものがレジャーや観光となる道がいくつもあるのです! いくつか、おすすめの道をご紹介します。
1.ドライブがアトラクションに⁉︎「ジェットコースターの路」
美しい田園風景が広がることで、人気の高い富良野・美瑛エリア。ここに “西11線道路”という町道があります。JR上富良野駅から国道237号線を約9.7km進んだところにあるこの道は、アップダウンの激しい直線道路が2.5kmも続きます。急上昇と急降下を繰り返し、まるでジェットコースターに乗っているような気分になることから「ジェットコースターの路」と呼ばれるようになりました。
広い空にそびえる十勝岳連峰や周囲に広がる田畑など眺めは抜群!この道で、エキサイティングなドライブをしてみませんか?
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ジェットコースターの路
- 住所 〒071-0511 北海道空知郡上富良野町西11線北
2.どこまでも伸びる道に感動「天に続く道」
世界自然遺産として人気の知床。この知床から最寄りの空港・女満別空港へ移動するなら、ぜひ通ってほしい道です。国道244〜334号線の斜里町峰浜から約28.1kmも続く直線道路は、道の先が天まで続いているように見えることから「天に続く道」と呼ばれています。タイミングが良ければ、道の先に夕日が沈む感動的な景色に出会えることも。
駐車場や展望台も設けられているため、車を停めてじっくりと絶景を楽しめるのも魅力です。
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天に続く道
- 住所 〒099-4122 北海道斜里郡斜里町字峰浜
3.潮風が気持ちいい「日本海オロロンライン」
「日本海オロロンライン」は、小樽と稚内を結ぶ国道5号線〜道道106号線の区間を日本海に沿って走る広域道路です(石狩〜稚内間の国道231・232号線〜道道106号線の区間とする場合も)。
天売島に生息するウミガラス・別名 「オロロン鳥」にちなんで「オロロンライン」と名付けられました。この道では、日本海に沈む夕日が美しい「黄金岬」や広大な草原が広がる「サロベツ原野」、北海道の銘菓「白い恋人」のパッケージに描かれている「利尻山」など、さまざまな景色を楽しむことができます。
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日本海オロロンライン
- 住所 国道5号線〜道道106号線の区間
4.広大な樹海が素晴らしい「三国峠」
「三国峠」は標高1,139mと、北海道で最も標高が高い国道です。大雪山国立公園の中にあり、周囲には豊かな自然が広がっています。樹海の大パノラマは、まさに絶景の一言です。鮮やかな新緑はもちろん秋の紅葉もおすすめ。三国峠展望台にはカフェもあります。車を停めてティーブレイクをしながら景色を眺めてみてはいかがでしょうか。
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三国峠
- 住所 〒080-1401 北海道河東郡上士幌町字三股
5.酪農王国・北海道ならではの絶景「ミルクロード」
国内には「ミルクロード」と称される道が複数存在しますが、中標津町のミルクロード(北19号道路)は、「牛乳を出荷するタンクローリーが走る一直線の道」です。自然に囲まれ、信号もなく、どこまでもまっすぐ伸びるこの道は、ライダーに大人気。道の先には周囲をぐるっと330度地平線まで見渡せる観光スポット「開陽台」があります。
「ミルクロード」というだけあり、ところどころで放牧されている牛を見かけることも。これぞ北海道!といえるドライブルートです。
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ミルクロード
- 住所 〒086-1272 北海道標津郡中標津町字開陽
Text by:みんなのことば舎
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