世界有数のパウダースノーを誇るニセコには、各国の富裕層から注目が集まっている。かつては民宿やペンションが建ち並んでいたニセコに一流ホテルや高級コンドミニアムなどが増えており、ラグジュアリーなスノーリゾートへと大きな変貌を遂げつつあるのだ。
今後も変わっていくであろうニセコには、どのような宿が集まっているのか現状を理解しておくとよいだろう。
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■世界トップクラスのラグジュアリーホテルが続々とオープン
ニセコのなかでも落ち着いた雰囲気が漂う花園エリアに、2019年12月開業予定の「Park Hyatt Niseko Hanazono Residences」が建設中である。一般のホテルと同じく営業する期間もあるが分譲も行われており、世界中の資産家達が別荘や投資目的として注目しているという。
また、2020年にはニセコビレッジ内に「The Ritz-Carlton」もオープン予定。すでに「ヒルトンホテル」もあるので、超一流ラグジュアリーホテルのサービスを受けながら世界トップクラスのパウダースノーを満喫したい人には朗報だろう。
■家族や友人との長期滞在に適したコンドミニアム
ニセコヒラフエリアには、洗練されたコンドミニアムが多くみられる。広々としたリビングに設備の整ったキッチンなどが揃っているコンドミニアムは、家族や友人達との生活を楽しみながら滞在できるのが特徴。長期休暇を利用して遊びにくる外国人に人気の宿泊スタイルなので、こうしたコンドミニアムが増えているのだ。
外資系企業が手掛けるお洒落な外観のコンドミニアムが多いので、一見すると海外リゾート地のよう。一泊数十万円の高級コンドミニアムもあるが、低価格のこじんまりとした部屋まで多種多様なタイプが揃っている。
■いろいろな人と触れ合いたいタイプに人気のゲストハウス
長期滞在に向いているのはコンドミニアムだけではない。ほかの観光客と交友を深めながら過ごせるとして人気のゲストハウスもおすすめだ。部屋は個室もしくは数人でシェアするドミトリータイプで、リビングやシャワー、トイレなどは共有となっている。
ゲストハウスのオーナーにはフレンドリーな人が多く、利用者も他者とのコミュニケーションを求めているので楽しい思い出をたくさんつくれるだろう。情報交換もでき、ニセコ滞在がより充実したものになるはずだ。しかも、ホテルやコンドミニアムに比べて滞在費を安く抑えられる。
■庶民価格がうれしいリゾートホテルとペンション
一流リゾートとなりつつあるが、もちろんニセコにもリゾートホテルやペンションなども数多く存在しているので安心してほしい。道内屈指の温泉地でもあるニセコだからこそ、温泉施設の備わったホテルはおすすめだ。ゲレンデに直結した温泉付きホテルは特に人気が高い。
また、オーナーのこだわりが詰まった家庭的なもてなしや食事を楽しめるペンションを利用するのもよいだろう。個性豊かなペンションで温かい雰囲気に包まれて過ごすのも良い思い出だ。
■宿泊先の確保は早めが安心
スキーシーズンには人気の宿泊施設はすぐに満室になってしまう。特に外国人観光客が増加するクリスマスや年末年始、中国の春節の頃などは、何か月も前から予約が埋まるほどだ。ニセコを訪れる日程が決まったら、早めに宿を確保しておこう。
text: Natsuko Saito
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バケーションニセコ
- 住所 〒044-0081 北海道虻田郡倶知安町字山田179番地8 タンチョウセンター2F
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ヒルトンニセコビレッジ
- 住所 〒048-1592 北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
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ホテルニセコアルペン
- 住所 〒044-0081 北海道虻田郡倶知安町山田204
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ニセコカシノヤ
- 住所 〒044-0078 北海道虻田郡倶知安町字樺山58-32
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