日本、韓国、中国の女性がなりたい顔は?世界の美容整形事情を美人女医に聞いてみた

日本、韓国、中国の女性がなりたい顔は?世界の美容整形事情を美人女医に聞いてみた

Update: 2018/03/08

2017年に国際美容外科学会(International Society of Aesthetic Plastic Surgery、ISAPS)が発表した世界美容形成調査の2016年度版によると、日本は美容処置の総数が世界第三位にランクされていました。たしかに、以前に比べ、“美容整形”という言葉が浸透していたり、ハードルが低くなっている印象はありますよね。

アジア圏でも同様に、美しくなりたいという想いを持つ人は多いでしょう。しかし一言で美容処置と言っても、国によって傾向はさまざまのよう。近隣国である韓国や中国でも、日本の傾向とは違うといいます。

今回は、美容処置、特にヒアルロン酸を用いた処置で多くの信頼を得ている、しのぶ皮膚科の院長・蘇原しのぶ先生に、日本・韓国・中国の美容処置の違いをお伺いしました。

プチ整形?それともがっつり派?国別の美容処置の傾向は

プチ整形?それともがっつり派?国別の美容処置の傾向は

「年代にもよりますが、基本的に日本人は大きな変化を求めない人が多いですよ。バレない程度で、綺麗になったねと言われるようなプチ整形やエイジングケアを求める方が多い印象です。一方、中国の人は逆の傾向があるかもしれません。美容処置をしたかどうかが分かるレベルの処置を求めて美容外科に来られる方が日本に比べると多いように感じます。韓国人は、すでに自国で美容処置を行なっている人がかなりいます。傾向としては、アイコンとなっている流行りの顔に近づけたいという人が多いですね」

確かに日本では、芸能人でも美容処置を隠す人は多いですよね。「知らぬ間に可愛くなっていた」ぐらいの変化が好まれ、顔にメスを入れる手術などは避ける人が多いそうです。中国人は、周りが気づかなければ成功じゃない!と思うほど劇的な変化を求め、メスを入れる手術にも抵抗がない人も多いそうです。"美容大国"と呼ばれるほど、美容処置が一般的になっている韓国では、目元を大きくしたり二重にするのは当たり前なんだそうです。日本に来て美容処置を受ける人は、メンテナンス目的の人もいるだろうと先生は教えてくれました。

こんなに違う!?日本・韓国・中国の人が憧れている顔とは

こんなに違う!?日本・韓国・中国の人が憧れている顔とは

美容処置に来る際、多くの人がこんな顔になりたい!と画像や写真を持ってきてくれるそうです。どのような人に憧れているのか、国別で聞いてみました。

「日本人は、綾瀬はるかさんや深田恭子さんになりたい!という女性が多いですね。また、韓国人インスタグラマーも人気です。スッキリ美人というよりも可愛いらしい人を好む傾向がありますよ。
中国の方はあまり画像などは持って来られないですが、どのような鼻にしたいなど細かく要望を伝えてくれますね。カウンセリングにじっくり時間をかけてなりたい顔へのすりあわせを行うことが多いです。
韓国の方は人気のK-POPアイドルの顔や韓国女優のような顔になりたいという人が多いです。日本人との違いは、日本人は自分の顔を活かした処置を好みますが、韓国人はその顔そのものになりたい願望が強いことですね」

男女問わず人気のある綾瀬はるかさんや深田恭子さんは、10~20代から多くの支持があるそうです。30代以上の人はこんな顔になりたい!というより、肌にヒアルロン酸を入れてハリを出すなど、エイジングケアのための美容処置が多いとか。一方の韓国人は、好みのパーツのポジションにバラエティが少なく、全体的に似たような顔を好む傾向にあります。それゆえ、処置後の韓国人は鼻の高さ、目の大きさ、頬の形など似た人が多くなるような印象をもっているとのこと。また、10代など若いうちから美容処置をしている人が多いそうです。

各国で施術が多い部分は?

各国で施術が多い部分は?

「日本人は二重にしたり、エイジングケアをするのが一般的ですが、当院で人気が出ているのは、ヒアルロン酸を入れて涙袋を作ることです。涙袋に関しては日本特有のニーズかもしれません。先ほどもお伝えしましたが、中国は逆に一部だけ処置をするというよりも、目・鼻・頬と全体的に処置を希望する人が多いですね。韓国人はほとんどの人が目を二重にしてるのではないかと思うほど二重の人気が高そうです。また鼻を整える処置を行う人も多いですね」

涙袋は目を大きく見せてくれ、そして日本人らしい可愛さを強調させてくれます。ヒアルロン酸を注入しぷっくり目の下を膨らませ、さらに二重にすることで、より目に印象をつけたいという人が、ここ近年多いそう。中国人は自国で美容処置を行わず、ツアーで日本に訪れるパターンもあるようです。韓国人は美人に見える鼻の角度というものがあるそうで、それを求めて施術を受ける人もいるとか。

日本も実は美容大国!キレイを手に入れて表情が明るくなる人も多いそう

今回、蘇原先生にインタビューをした結果わかったのは、実は日本人も美容処置をしている人が多いこと!しかも小学生のうちに二重にする人もいるそうです。先生がいうには、処置後は、姿かたちももちろんそうですが、何よりも表情が明るくなる人が多いとのこと。そこにやりがいを感じるのだそうです。

どこの国にあってもキレイになりたいという気持ちは同じ。でも変化の求め方がそれぞれ違うというのは面白いですね。

こんなに近い国々でも美への好みは全く違う日本・中国・韓国。ぜひ他国の美も参考にしながら、自分自身にあった”美”を探し出してみてください。

取材協力
しのぶ皮膚科
院長:蘇原しのぶ先生
東京都港区三田5-2-18 三田ハウス104
03-6453-6955
http://shinobu-skincareclinic.jp

Written by:

Fujico

Fujico

東京都生まれ。2015年にフリーライターとして独立。北米での留学・就労経験もあり、英日の翻訳・通訳も行う。東京の島・伊豆諸島をこよなく愛し、月に1度はどこかの島にいます!

※記事掲載時の情報です。

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