12月の祭りとイルミネーション情報
日本では12月を、別名で「師走(しわす)」と呼ぶ。その由来はお坊さんが走り回るほど忙しい時期という説が有力である。年の瀬にちなんだ祭りが行われ、しばしの間、人々の心に落ち着きと希望をもたらす。また、街がイルミネーションで輝く時期でもある。東京周辺の12月の祭りとイルミネーション情報を紹介する。
- 赤穂義士祭泉岳寺
12月14日(木)
江戸時代に起きた「赤穂事件」は有名な敵討ちの物語として「忠臣蔵」という創作作品となった。毎年、敵討ちが行われた12月に四十七人の義士を供養するお祭が行われる。11:00から墓前供養が行われ、夕方には義士行列が到着する。ずらっと並ぶ義士の姿は圧巻。 - 羽子板市浅草寺
12月17日(日)〜12月19日(火)
羽子板とは柄のついた板のことで、古くはこれでバトミントンのように羽根をつくことが、厄払いの儀式となった。やがて飾りのついた羽子板は正月の飾り物として定着した。年末の風物詩である羽子板市では、歌舞伎の絵柄を描いたものや世相や話題のタレントを題材にした変わり羽子板をはじめ、多数の羽子板が売られる。 - けやき坂イルミネーション六本木ヒルズ
11月7日(火)~12月25日(月)
400メートルほどのけやき並木を約120万灯のLEDが彩る「けやき坂イルミネーション」は六本木の冬の風物詩。白と青のLEDによる「SNOW&BLUE」の洗練された装いに加え、琥珀色とキャンドル色の2色のグラデーションで構成した「CANDLE&AMBER」の温かみのある光が通りを染め上げる。 - 丸の内イルミネーション2017東京駅丸の内駅舎
11月9日(木)~2018年2月18日(日)
今年16年目を迎えた「丸の内イルミネーション 2017」。メインストリートの丸の内仲通りを中心に、大手町仲通り、東京駅周辺のエリアにある200本以上の街路樹が、約98万球のLEDでシャンパンゴールド一色に染まる。 - ミッドタウン・クリスマス 2017東京ミッドタウン
11月15日(水)~12月25日(月)
東京ミッドタウンの各所が合計約51万個の光に照らされる「ミッドタウン・クリスマス 2017」。約2000平方メートルもの広大な芝生広場で、宇宙を旅する光と音のショー「スターライドガーデン 2017」。「月」「太陽」「土星」など、曜日ごとに太陽系のそれぞれの惑星にまつわる神秘的な現象を、美しい光と音で表現する。 - Baccarat ETERNAL LIGHTS-歓びのかたち-恵比寿ガーデンプレイス
11月3日(金・祝)~2018年1月8日(月・祝)
今回で18回目を迎える恵比寿ガーデンプレイスの恒例イベント。今年は「timeless-時代を超えた永遠の価値-」をテーマに、クリスタル独特の透明感を持った華麗で正統的なデザインのバカラ シャンデリアが展示される。 - 青の洞窟 SHIBUYA代々木公園
11月22日(水)~12月31日(日)
2014年に東京・中目黒で大人気となったイルミネーション「Nakameguro 青の洞窟」を東京・渋谷で復刻開催している、「青の洞窟 SHIBUYA」。約60万球の青色LEDライトが、渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木までの約800mを「青の洞窟」に変身させる。