• 弘前市は、江戸（弘前城 ） 、 明治、大正（堀江佐吉 ） 、 昭和（前川邦夫）の時代の建造物がよく保存されている、建築愛好家を魅了する街です。 なかでもひときわ目を引くのが、明治洋風建築を代表する大工の棟梁・堀江佐吉。 堀江は類まれな技量と寛大な人柄で知られ、常に人に教え、金銭に無頓着だったことから、その死に際して地域中から1000人以上の喪主が集まり、葬列を寺院まで延ばす必要があった。 このツアーでは、堀江の建築作品を探索し、途中で休憩をとり、葬列をたどって葬列を巡ろう。 弘前の歴史や建物を巡る旅で、堀江の人柄や遺産をより深く知ることができます。

白とミントグリーンが美しい建物はルネサンス様式で、重厚な西洋建築のデザインとなっている。 国の重要文化財に指定されている。 展望台を兼ねた最上部の飾り塔にも注目。 最盛期にはインドの寺院に見られるようなフィニアルがある。 設計・施工を担当した堀江佐吉氏は、数々の洋館を手がけた名工。 作家・太宰治の生家「斜陽館」を設計したことでも知られる。