- アクティビティ概要
-
- 大谷の巨大な採石場跡に現れた「元気楼」は、まるで生き物のような巨木となって、圧倒的な空間に存在感を放っていた。
- アートワークはインタラクティブです。大きな窯でハーブを水で煮て、その蒸気をパイプを通して作品に送り込みます。来場者は作品の中に入って新鮮なハーブティーを飲むことができ、ハーブの蒸気が皮膚や肺から吸収され、本当に体調が良くなると言われています。
- 作品の中は湯気で1メートル先も見えない状態。ハーブの香り、湯気の肌ざわり、天井から滴る地下水の音など、五感で満喫していただけます。
- 栗林氏は「この作品は今の形では完成していない」と語る。将来的には、このサウナのような装置を通じて、多くの人が大谷の住民と交流し、友達になるでしょう。
- みどころ
-
現代美術家・栗林隆さんの作品「元気楼」。 福島原発事故後、10年間福島を訪れた栗林さんは、福島の人々からたくさんのエネルギーをもらったと語った。表面的な情報だけでネガティブなイメージを抱くのではなく、時間をかけて現実を自分の目で見て体験し、事実を確認することの大切さを実感した。これらの経験からインスピレーションを得て、ハーブの蒸気を発生させる原子炉に似た構造物「元気楼」を作成しました。これは、「原子炉に入った人々が元気になって出てきたらどうなるだろう?」という、ネガティブな問題をポジティブな表現に変えるというアイデアを象徴しています。これは、外部の情報によって形成されがちな偏見や誤解に満ちた世界から抜け出し、今を満喫することの大切さを教えてくれます。
- 目的地、もしくは出発地周辺の地図