- アクティビティ概要
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- 和やかな森の中で、和紙作り体験や地元民との心のこもった食事、躍動感あふれる書を通して、本格的な日本を体験。
- みどころ
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〇深山和紙工房の見学・体験 伝統の技をつなぎ続ける、深山和紙。深山和紙工房は、日本の伝統技術「和紙」を守り続ける場所です。かつては、上杉藩の御用紙として製造が奨励されていました。しかし、時代の変化とともに需要が減少し、深山和紙は存続の危機に直面しました。そんな中 、 「 この伝統を絶やしてはならない」と手掛けています。 (深山和紙の特徴) ・地元産の楮(こうぞ)を使用 深山和紙は、地域住民が栽培する高品質な楮を原料としています。他の地域ではトロロアオイが糊として使われることが多いこの植物が生み出す自然の粘り ・薬品を一切使用しない自然な製法 楮を蒸して皮を剥ぎ、漂白や繊維の分離などの工程も、すべて自然の力を活用。化学薬品を一切使用しない特に、冬の寒さを利用した「寒晒し」は、 ・職人の技術が生む独特の美しさ 現在、紙漉き職人は高橋恵さんお一人です。20年以上にわたり、高橋さんの熟練の手仕事は、和紙一枚に込められた歴史と情熱を感じさせます。 (体験内容) ・和紙の原料を学ぶ 地元で栽培される楮や、深山和紙の製造工程に欠かせない「ノリウツギ」について学びます。これらの素材が生む独特の特性についても、高橋さんから直接説明を受けられます。 ・製造工程の説明 楮を蒸して皮を剥ぎ、繊維を叩解(たたいて細かくする作業)し、紙を漉くまでの一連のプロセスを学びます。この製造工程は無形文化財に指定されています。職人の手仕事を目の当たりにしながら、伝統技術の奥深さを実感できます。 ・オリジナル作品づくり 深山和紙を使用したオリジナルポストカードを制作し、お土産にお持ちかえりいただけます。
- 目的地、もしくは出発地周辺の地図