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TOKYO数寄フェス―芸術を通して日本の歴史を考える

TOKYO数寄フェス―芸術を通して日本の歴史を考える

Update: 2017/11/14

2017年11月10日(金)から11月19日(日)にかけて、上野恩賜公園でTOKYO数寄フェスが開催される。日本の歴史・文化を様々な方法で現代に伝える本フェスは、選りすぐりのアーティストによって手掛けられている。本記事ではそのクリエイティブでアーティスティックな、後世にも受け継がれる東京の歴史的なイベントの模様を厳選してお送りする。

TOKYO数寄フェスについて

TOKYO数寄フェスについて

「数寄」というのは、風流、風雅という意味を持つ言葉で、同じ発音の「好き」とかけられている。芸術の街・上野で日本、東京を「数寄 (好き)」になるコンテンツをアート作品やワークショップ、コンサートなどを軸に広めていくことが目的。

葦舟プロジェクトで不忍池が造船所に

葦舟プロジェクトで不忍池が造船所に

アーティストの日比野克彦氏、人類学者の海部陽介氏、探検家の石川仁氏による「葦舟プロジェクト」が不忍池で開催される。約3万年前にこのような葦舟を使って人々は日本へ辿りついたと考えられている。TOKYO数寄フェス開催の10日間を利用し、「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の展示や日比野デザインの葦舟「TANeFUNe」作りを石川が実施。

TANeFUNeは文化を種だと例えたことから種の形をしている。一般来場者は毎日11時から17時まで、TANeFUNe作りの様子を見学できるほか、会期中の週末13時から16時までは、公園内の枯葉や枝でそれぞれの舟を作るワークショップへの参加が可能。

一般来場者は毎日11時から17時まで、TANeFUNe作りの様子を見学できるほか、会期中の週末13時から16時までは、公園内の枯葉や枝でそれぞれの舟を作るワークショップへの参加が可能。

一瞬一瞬姿を変えるミナモミラー

一瞬一瞬姿を変えるミナモミラー

TOKYO数寄フェス開催の最後の三日間、不忍池が鈴木太朗氏のミナモミラーによってキャンバスになる。天気・風・光など、一瞬一瞬移ろう景色を映し出し、非日常なアート空間を演出する。

ティーテイスターフォレストで日本のお茶を体験しよう

ティーテイスターフォレストで日本のお茶を体験しよう

橋本和幸氏と伊藤園がコラボしたティーテイスターフォレストで、お茶のスペシャリストからお茶を学ぼう!

伊藤園のティースペシャリスト「ティーテイスター」たちがお茶の楽しみ方や日本茶の魅力を紹介する。

また、「素敵な景色を眺めながらお茶をいただく」、そんな夢をかなえるため、橋本和幸氏が取り組む移動式住居と茶室が様々な場所に赴く。暮らしのあり方や豊かさについて見つめ直すきっかけを提供する。

プラネテス “私が生きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった”

プラネテス “私が生きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった”

現在の上野恩賜公園がある場所は、明治初期に公園となる以前まで、寛永寺の仏閣が建ち並んでいた。その背景を元に、大巻伸嗣氏が寛永寺の山門「文殊楼」をモチーフに、かつてそこに存在したものや時間、空間、記憶の連鎖を体感させる大型インスタレーションを展開する。

TOKYO数寄フェスは11月19日(日)まで好評開催中。芸術だけに留まらず、歴史について、お茶についても造詣を深める絶好の機会となること請け合いの数寄フェスは、上野という街が誇る魅力がいっぱいに詰まった意義深いイベントである。ぜひ足を運んでみてはいかが。

会期:2017年11月10日(金)〜19日(日)
入場:無料

  • 上野恩賜公園
    • 住所 110-0007 東京都台東区上野公園
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    • 最寄駅 上野 駅 (北海道新幹線 / 東北新幹線 / 秋田新幹線 / 山形新幹線 / 上越新幹線 / 北陸新幹線 / 京浜東北線 / 山手線 / 東北本線 / 宇都宮線 / 高崎線 / 常磐線 / 上野東京ライン / 東京メトロ銀座線 / 東京メトロ日比谷線)
      徒歩1分
    • 電話 03-3828-5644
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