イベント一覧
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期間限定
武士の装い―平安~江戸 2025/08/17まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/06/18 09:30 - 2025/08/17 17:00
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イベント詳細
本館 5室・6室
甲冑、刀剣、弓具、馬具、装束など、平安時代から江戸時代の武士が用いた武器と武具、そして肖像画や書状などを通して、武士の装いを紹介します。甲冑は室町時代の胴丸の代表作の一つで陸奥三春藩主秋田家に伝来した樫鳥糸肩赤威胴丸、刀剣は戦国武将上杉家に伝来した黒韋包金桐紋糸巻太刀など、平安~江戸時代のものを体系的に展示します。肖像画、書状は足利将軍に関わるものを展示します。
35件
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期間限定
金工動物園 2025/08/24まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/08/24 17:00
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イベント詳細
本館 14室
「金工動物園」にようこそお越し下さいました。「金工」はなじみのない言葉だと思いますが、金属を加工して造形作品を制作する金属工芸を略した用語で、身近なところでは花瓶やアクセサリー、街角に置かれた銅像などがこれに当たります。そのような「金工」と「動物」は、すぐには結びつきにくいものですが、古くから、堅牢で輝きを放つ金属の特性を活かして、様々な動物たちが表現されてきました。
この展示は、多様な素材あるいは技法を駆使して制作された動物の造形、あるいは動物をモチーフとして取り入れた作品を展示し、身近な存在を通じて金工への親しみと理解を深めていたいただきたく企画いたしました。
硬くて重く、冷たい印象のある金工品が持つ、しなやかな質感、軽やかな表現、そして動物への温かな眼差しから、金工の創造性や可能性についての興味を広げていただければ幸いです。暑い夏のひととき、涼やかな動物たちの競演をお楽しみください。
担当研究員の一言
動物の人形や置物というとどんなイメージをお持ちでしょうか。もふもふのぬいぐるみ、実家にあった木彫の熊、初詣で授与された干支(えと)の土鈴(どれい)・・・・・・。金属のイメージはあまりないかもしれません。
この展示では、銅や鉄などの金属で作られた動物たちを集めました。硬く、重く、冷たい印象の金属製品ですが、どれも表情豊かに表現されています。イメージのわかない方は、実際に会場を訪れてみて下さい。実に様々な姿の動物たちがあなたをお待ちしております。/清水健
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期間限定
創建400年記念 寛永寺 2025/08/31まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/08/31 17:00
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イベント詳細
本館 特別1室・特別2室
寛永寺は江戸城ひいては徳川幕府の護り、天下万民の平安祈願のために寛永2年(1625)に創建され、今年で400年を迎えます。
徳川幕府との深い関係がある一方、初代の天海大僧正(1536~1643)の後、歴代住職に皇族が就任し、朝廷との関係も深く、東国における江戸時代の宗教、文化の一大中心地といえる存在でありました。
また、寛永寺の敷地である上野の山は、天海大僧正により桜が植えられ、江戸庶民の恰好の行楽地となり、浮世絵の題材にもなりました。そして明治維新時には彰義隊の戦いにより一面の焼野原となりましたが、その後、日本初の公園の一つとして整備され、当館をはじめとする文教施設が建設され、現在に至っています。
この特集では、寛永寺創建400年を記念して、寛永寺およびその付属寺院(子院)に伝わる宝物を中心に、「第1章 江戸の護り 上野の山」、「第2章 江戸仏教の先導者 慈眼大師天海」、「第3章 近世高僧伝絵の白眉 両大師縁起絵巻」、「第4章 徳川家の祈祷寺・菩提寺 近世仏教の造形」、「第5章 博物館とのつながり 博物館構内出土品」、「第6章 文化の集まる地 現代とのつながり」の6章構成で、その歴史と集積された文物、寛永寺本坊跡地に建つ当館との関わりを紹介いたします。
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期間限定
書画の展開―安土桃山~江戸 2025/08/24まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/08/24 17:00
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イベント詳細
本館 8室
安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、 若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、江戸時代初期の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。永く太平が続いた江戸時代は、私塾や寺子屋や藩校などを通じて、多くの人々が書法とともに文字を身につけ、筆墨や印刷による文字文化を広範に享受できた時代でした。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。
今回絵画は、さまざまな人物画を展示します。近世絵画の人物表現の多彩さをお楽しみください。書は、特別展「江戸☆大奥」に合わせ、江戸幕府の歴代将軍の書を中心に展示します。
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期間限定
仏教の興隆―飛鳥・奈良 2025/09/28まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/09/28 17:00
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イベント詳細
本館 1室
6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、経論、幡がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日しました。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。ここではそうした日本仏教黎明期の彫刻、書跡・典籍、工芸などをご紹介します。彫刻は飛鳥時代の貴重な木造の如来立像等を展示します。書跡は奈良時代の素紙経と紺紙経(~8/17)、細字経と大字経(8/19~)の遺例を紹介します。工芸は興福寺中金堂の基壇下に鎮壇のため埋納された興福寺鎮壇具のほか、奈良時代・8世紀の特色を示す鉢、鋺、鐃などの仏具、及び銅鏡を展示します。
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期間限定
彫刻 2025/09/28まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/09/28 17:00
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イベント詳細
本館 11室
江戸時代以前の日本の彫刻は、寺院や神社に安置された仏像、神像、肖像で占められていました。彫刻の造形には時代ごとに流行した作風があり、そこには当時の人々の美意識が反映されています。この部屋では、国家事業として仏像制作が行なわれた奈良時代の代表作や、日本彫刻史においてもっとも多くの彫刻が制作された平安時代の作例を中心に展示し、それらを比較しながら時代ごとの作風の特徴を紹介します。
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期間限定
新沢千塚126号墳―金銀の装身具と渡来文化― 2026/02/01まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2026/02/01 17:00
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イベント詳細
平成館 考古展示室
奈良県新沢千塚126号墳出土品は、古墳時代中期(5世紀)における日本列島への舶載品が多数出土したことで知られます。ここでは、朝鮮半島由来の金製や銀製の装身具をはじめ、西アジア起源のガラス碗を中心に展示を構成し、5世紀における文物の交流を紹介します。
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期間限定
中国の絵画 近代の絵画 2025/09/21まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/09/21 17:00
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イベント詳細
東洋館 8室
近年、当館が新たにお預かりした中国近代絵画コレクション「月影館コレクション」から優品を紹介します。
月影館コレクションを築いた、故・姜河亀氏は、実業家として精力的に仕事に努めるかたわら、中国美術の鑑賞に心の安らぎを感じ、著名な蒐集家であった橋本末吉(1902~1991)氏らと親しく交流し、中国絵画の研究に励みました。 月影館コレクションは19世紀以降の近代絵画を主な対象とするコレクションです。これは、橋本氏の助言に加え、中国激動の時代を生きた芸術家たちに、自身も波瀾万丈の生涯を送った姜氏が深く共感したからといいます。
今回の展示は2部にわけておこないます。第1部(~8月17日)では、国際的な経済都市上海の瀟洒な好みを伝える作品を、第2部(8月19日~)では、近代化を乗り越えて中国内外の各地で活躍した個性派画家の作品を展示します。橋本氏がかつて評したように、姜氏ならではの「鑑賞の眼で一点一点」見出され、形成された月影館コレクションの粋をおたのしみください。
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期間限定
インド・ガンダーラの彫刻 2025/12/21まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/12/21 17:00
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イベント詳細
東洋館 3室
北インドではクシャーン朝(1~3世紀)に仏教美術が隆盛しました。1世紀頃にガンダーラ、マトゥラーにおいて相次いで仏像の制作が始まり、また、ガンダーラでは仏陀の生涯をつづった仏伝美術が盛んとなりました。ここではクシャーン朝はじめ、サータヴァーハナ朝のアマラーヴァティー美術や各時代の仏教彫刻を中心に、インドのヒンドゥー教彫刻なども紹介します。
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期間限定
インドの細密画 動物 2025/08/03まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/07/18 09:30 - 2025/08/03 17:00
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イベント詳細
東洋館 13室
インドでは、インド神話や、シヴァ神、ヴィシュヌ神などのヒンドゥー教の神々、王の肖像や歴史的なエピソード、男女の恋愛などさまざまなテーマを緻密なタッチと鮮やかな色彩で描いた、細密画とよばれる絵画のジャンルが発達しました。今回は動物をテーマに展示します。
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期間限定
暮らしの調度―安土桃山・江戸 2025/08/03まで
イベント説明・条件をみる- 開催期間 2025/06/19 09:30 - 2025/08/03 17:00
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イベント詳細
本館 8室
安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を展示します。初夏から盛夏にかけての季節に合わせ、流水や水草など涼感を呼ぶ意匠の品々を中心に、手水道具や文房具、飲食器など生活を彩る道具を通じ、四季とともに生きた往時の「暮らしの調度」をご覧ください。