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東京国立博物館

イベント一覧

  • やきものを彩る金と銀
    期間限定

    やきものを彩る金と銀 2024/12/01まで

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    • 開催期間 2024/10/23 09:30 - 2024/12/01 17:00
    • イベント詳細 本館 14室

      やきものの絵付けに華を添える金彩と銀彩。いまや現代陶芸でも人気の絵付け表現ですが、銀彩は空気中の水分と硫化水素に反応(硫化)して黒く変色してしまう性質があり、かつての中国景徳鎮窯やそれに影響を受けたヨーロッパ諸窯の磁器にはほとんど用いられることはありませんでした。しかし日本には、九州有田と京都において上絵付けの色絵が完成した17世紀後葉以降、磁器・陶器にかかわらず素地の特徴を活かしながら、金彩だけでなく銀彩も積極的にとり入れてきた歴史があります。
      ここでは、世界に先駆けて製陶を行なった中国や、酸化銅や酸化銀を呈色剤に用いて器面を金属的に輝かせるラスター彩を採用したイスラームの作例、さらに17世紀以降金銀彩の表現をさまざまに工夫しつづけてきた日本のやきものの作例を紹介いたします。金銀彩を通して、あらためて日本のやきもの文化の豊かさと独自性を感じることができるでしょう。
19件
  • 禅と水墨画―鎌倉~室町
    期間限定

    禅と水墨画―鎌倉~室町 2024/12/22まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2024/12/22 17:00
    • イベント詳細 本館 3室

      鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨蹟が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨蹟等を展示します。絵画は、中国の故事や仙人を描いた作品を展示します。書跡は、能書の禅僧として知られる虎関師錬と夢窓疎石の作品を展示します。
  • 埴輪と古墳祭祀
    期間限定

    埴輪と古墳祭祀 2025/04/20まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2025/04/20 17:00
    • イベント詳細 平成館 考古展示室

      古墳の成立とともに出現した埴輪は、前方後円墳の終焉まで製作が続けられ、葬送儀礼において重要な役割を果たしたと考えられます。ここでは5世紀における埴輪群の中心である家形埴輪と、代表的な器財埴輪・円筒埴輪・木製埴輪を展示します。
  • 書画の展開―安土桃山~江戸
    期間限定

    書画の展開―安土桃山~江戸 2024/12/22まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2024/12/22 17:00
    • イベント詳細 本館 8室

      安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、 若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、江戸時代初期の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。永く太平が続いた江戸時代は、私塾や寺子屋や藩校などを通じて、多くの人々が書法とともに文字を身につけ、筆墨や印刷による文字文化を広範に享受できた時代でした。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。今回、絵画は円山応挙や応挙に影響を受けた画家たち、また同時代に京都を中心に活躍した画家たちの作品を展示します。書跡は文人、学者の書を展示します。
  • 屏風と襖絵―安土桃山~江戸
    期間限定

    屏風と襖絵―安土桃山~江戸 2024/12/22まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2024/12/22 17:00
    • イベント詳細 本館 7室

      室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、17~19世紀の各時代の風俗画を並べることで、江戸時代の風俗画の変遷をたどるとともに、人物表現の多彩さをお楽しみいただきます。
  • 形象埴輪の展開
    期間限定

    形象埴輪の展開 2025/04/20まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2025/04/20 17:00
    • イベント詳細 平成館 考古展示室

      6世紀になると、人物埴輪や動物埴輪が盛行します。狩猟や葬送を象徴する動物埴輪群や多様な所作をする人物埴輪を中心に、物語を構成するかのように埴輪が古墳に並べられます。今回は、関東地方独特の埴輪文化を中心に展示します。
  • 宮廷の美術―平安~室町
    期間限定

    宮廷の美術―平安~室町 2024/12/22まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2024/12/22 17:00
    • イベント詳細 本館 3室

      平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。
      今回は、絵画は春と秋の優劣を和歌で競った「たけくらべ草紙」を展示し、書跡は本年が平安時代の五大万葉集のひとつ「天治本万葉集」が書写された天治元年(1124)から900年の節目に当たることから、当館所蔵の「天治本万葉集切」をはじめとする『万葉集』の古筆切を展示します。
  • 遊牧のくらしとテキスタイル―バローチを中心に―
    期間限定

    遊牧のくらしとテキスタイル―バローチを中心に― 2025/02/16まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2025/02/16 17:00
    • イベント詳細 東洋館 13室

      遊牧民は、家畜とともに水や牧草を求めて定住と移動を繰り返す生活をおくる人々です。山羊や羊の毛を使って製作された敷物や袋物には、遊牧生活を快適に過ごす工夫が詰まっています。本特集で取り上げるバローチは、パキスタン、アフガニスタン、イランにまたがるバローチスターンを中心に暮らす、イラン語派のバローチー語を話す人々です。一口にバローチといっても、夏には涼しい地域、冬には暖かい地域へと移動して暮らす人々から、農耕に従事する人々など、生活様式は一様ではありません。しかし、牧畜はどのバローチにとっても等しく生活を支える大きな営みであり、1979年には約6割の人々が遊牧生活を送っていたといわれます。親族を中心とした小さなグループで生活をおくり、遊牧の際には山羊、羊、ラクダ、ロバとともに移動します。移動時には、 袋物に塩や皿などの生活用品を詰めて家畜に載せ、短期間その場にとどまるキャンプ時には、枝を組み黒い毛織物をかけたギダーンと呼ばれる簡素なテントに敷物を敷き、装飾布を掛けます。

      本特集では、バローチの暮らしに着目し、織技法や文様の特徴とともに、テキスタイルと生活とのかかわりについてご紹介します。作品を収集した松島きよえ氏が撮影した、20世紀後半のバローチの生活風景や、現地に広がる景色の写真にもご注目ください。


      担当研究員の一言
      シックな色遣いと織り表わされた細かな幾何学文様が美しい、バローチのラグや袋物。野外で組み立てられた織機を用い、ひとつひとつ手織りされたラグは、遊牧民の生活に寄りそってきたのでしょう。本特集ではバローチのくらしを写した写真とともに、作品を展示いたします。生活を支えたラグのあたたかみや、用いられた技法の妙をお楽しみいただければ幸いです。/沼沢ゆかり
  • 仏教の美術―平安~室町
    期間限定

    仏教の美術―平安~室町 2024/12/22まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2024/12/22 17:00
    • イベント詳細 本館 3室

      仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。絵画は様々な神の姿を視覚化した作例を展示します。彫刻は鎌倉時代を代表する肖像彫刻である「伝源頼朝坐像」を展示します。書跡は平安時代から鎌倉時代の漢訳三種の法華経を展示します。工芸は、仏堂の中で儀式に用いたり、堂内を華やかに飾り立てるのに用いられる堂内荘厳具を展示します。
  • 中国書画精華—宋・元時代の名品—
    期間限定

    中国書画精華—宋・元時代の名品— 2024/12/22まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2024/12/22 17:00
    • イベント詳細 東洋館 8室

      「中国書画精華」は、毎年秋に東洋館の8室で企画している中国の書跡と絵画の名品展です。
      今年は、日本に古くから伝わり、現在に至るまで古典として珍重され愛好されてきた、宋時代(960~1279)と元時代(1271~1368)の書画の名品をご覧いただきます。
      宋元の書画は、皇帝を中心とした宮廷、科挙(かきょ)に合格して仕官した士大夫(したいふ)あるいは在野(ざいや)の文人によって形成された社交界、それらと密接に関わり親しい交流のあった禅宗寺院を舞台に発展していきました。士大夫・文人と禅僧が手がけた個性豊かな書跡、宮廷画家が主導した緻密な彩色と自在な筆墨による山水画・花鳥画などの魅力をわかりやすく紹介します。日本人が愛してきた中国書画の豊穣(ほうじょう)な美の世界をお楽しみください。


      担当研究員の一言
      東京国立博物館の誇る、宋・元時代の書画の名品を一堂にご覧いただけます。中国の書跡や絵画は見どころがわからないと、ふだんは敬遠されているお客さまにも、とっかかりを提供すべく、いくつかの作品には、研究員によるポイント説明もつけています。この機会にぜひ、東博で中国書画鑑賞デビューをしていただければうれしく思います。/植松瑞希
  • 重要文化財 埴輪 盛装女子
    期間限定

    重要文化財 埴輪 盛装女子 2025/04/20まで

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    • 開催期間 2024/11/12 09:30 - 2025/04/20 17:00
    • イベント詳細 平成館 考古展示室

      日本列島における、独自性の高い古墳文化を象徴する代表的造形として埴輪があります。埴輪のなかでも、女子埴輪の代表的な作品である盛装女子は、華やかに着飾り、全身を表現する女性として著名であり、本作品を考古展示室の導入部で展示します。
※ 上記記載の情報は更新時のものですので、実際の価格と異なっている場合があります。現在の状況はご来店時にお問い合わせください。